二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス) ( No.427 )
- 日時: 2013/01/03 15:48
- 名前: 姫佳 (ID: kM82Y1ex)
- 参照: 冬休みなう☆
第26話「誓いはこの旗の元に」
試合再開。剣城がボールを奪われ、相手の速いパス回しに雷門は追いつけない。そんな中、ワンダバがジャンヌに ミキシマックスガンを撃つが、まだ覚醒していない様だ。霧野が抜かれたが、相手のパスを黄名子がカット。 相手のパスを蘭丸がカットし、天馬にパス。天馬が相手を抜こうとしたその時、シャルル王子から戻れとの指示 が。その後もシャルルは、選手達を行ったり来たりさせるばかり。
水鳥「無茶苦茶だろ、これ…;」
美咲「相手を怒らせるだけですよ?」
その時、シャルル王子から攻めろとの指示が。天馬がガンマを抜き、フェイにパス。
直紀「そうか…!わざと怒らせる事で、相手の先を読む力を崩したのか!」
前半終了。
杏樹「王子の作戦は上手くいったと思いますけど…。後半、皆体力が持つんでしょうか?」
天馬「大丈夫!まだまだいける!」
フェイ「ああ!折角相手の隙をつけたんだ!」
直紀「だが、後半はかなり厳しいぞ?」
シャルル「案ずるな。次の策は既に考えてある。」 美咲「蘭丸先輩!作戦会議、始めますよ!」
蘭丸「あ、ああ。悪い。」
雷門がFWとDFを入れ替えた。
美咲「この作戦…、大丈夫かな?」
直紀「…今は、シャルル王子に懸けるしかない。」
後半開始早々、黄名子がパスミス。その後もパスカットするだけだ。
杏樹「…これって、疲れてないDFを前に出して、最初からパスカットを狙うんですね…;」
葵「確かにこれは、イライラするよね…;」
美咲「でも、この作戦ズルいよね…;」
霧野が攻め上がろうとしたが、ディフェンスコマンド03でボールを奪われてしまった。相手がシュートを撃とう とした時、神童が止めた。神童と霧野の2人掛りで相手の攻撃を防いだ。
美咲「蘭丸先輩、今化身が…!!」
霧野「ジャンヌ!!俺は、やっと分かった!俺のやるべき事が!俺にしかできない事が!!君にだってあるさ!君 だけができる事が!!」
ジャンヌ「でも…、私がいたってどうにもなりません…。神の声だって、本当かどうか…。」
霧野「自分を信じるんだ!!俺は信じる!君の言葉を!!君が神の声を信じているのなら、勝利に向かって突き進 める筈だ!!」
ジャンヌ「蘭丸…。」
試合再開。相手の攻撃を霧野が化身「戦旗士ブリュンヒルデ」で止めた。
霧野「ジャンヌ!!君は、自分自身の力を信じていないのか?!君が見たものを、自分自身の言葉を!!」
ジャンヌ「私…、不安になっていた…。自分の事ですら信じられなくなっていた…。」
霧野「そんな君に、どうして仲間達がついてきてくれる?!」
ジャンヌは戦場に向かい、旗を揚げた。
ジャンヌ「聴け!!闘士達よ!!勝利を信じ、その命を燃やし尽くすのだ!!必ずや神は、その勇気に答えて下さ る!!私はこの旗に、我等の勝利を約束しよう!!」
水鳥「あれこそジャンヌだな!」
茜「カッコいい!」
ワンダバ「よぉし!!これならいける!!」
ワンダバはジャンヌと霧野をミキシマックスした。ガンマからボールを奪い、剣城にパス。剣城の化身アームド シュートが決まり、1‐1の同点。
輝姫「…残り時間、僅かじゃないか…。こいつの体力は、期待外れだな…。」
杏樹「輝姫!目が覚めた…、?!」
杏樹は驚愕した。輝姫の両目が、黄色になっていた事に。輝姫はフィールドに入る。
ザナーク「あいつ…。おもしれぇ力を持ってるじゃねぇか。」
天馬「輝姫!試合に出て大丈夫なの?!」
輝姫は無視してポジションにつく。
天馬「輝姫…?」
試合再開。雷門はパスを回し、輝姫にパスが渡った。ガンマが輝姫のマークにつく。
ガンマ「貴様、何者だ?!」
輝姫「我が名はキュレム…。『境界ポケモンキュレム』だ!喜ぶがいい。今から貴様等を、氷結の世界へと葬り去っ てやる!!」
白竜「…完全に目覚めたな。もう1体の化身が。」 暗莉「…ああ。」
白竜「ここからでも分かる…。凄まじい力を持ってる事が…。」
輝姫はシュートを打った。その力は、ガンマをあっという間に吹き飛ばす程。DFも破られ、シュートが決まり2‐1で試合終了。
美咲「やった…!!勝った!!」
皆は喜んでいる。そんな中、直紀と天馬は輝姫に近付いた。
直紀「輝姫、一体どうしたんだ?!あんなサッカー、お前のサッカーじゃない!!」
輝姫「そうだ。我はキュレム。輝姫ではない。」
天馬「輝姫をどこにやった!!輝姫を返せ!!」 輝姫「安心しろ。輝姫の人格は、心の奥底で眠っている。レシラムと一緒にな!!」
その時、輝姫が急に苦しみだした。
輝姫「クッ…。そろそろ限界か…!」
直後、輝姫は倒れこんだ。皆も気付き、輝姫に駆け寄る。
杏樹「…力を使い果たして、眠っているだけです。時期に目覚めるでしょう。」
杏樹の言葉に、皆はホッとした。
〜翌日〜
輝姫も無事に目が覚め、皆はシノン城に来ていた。
シャルル「この度の活躍、実に見事であった。」
ジャンヌ「お褒めの言葉、恐れ入ります。」
天馬「シャルル王子も、有難うございました。」 シャルル「世の采配あってこその勝利だからな!時に、又旅立つと聞いたが?」
天馬「はい!」
シャルル「そなた達との出会い、一生忘れぬぞ。次に会う時は、世が率いるチームとサッカー対決だ。度肝を抜く 作戦を見せてやるからな!」
天馬「はい!俺達も負けません!」
シャルル「言ったな!覚悟するがよい!」
ジャンヌ「行くの?」
霧野「ああ。君の力、未来でも役立ててみせるよ。」
ジャンヌ「私の力は、蘭丸に貰った様なものですから。蘭丸は、自分を信じる事の大切さを気付かせてくれた。そ の勇気を教えてくれた。お蔭で私は、これからも戦い続けられます。これを貴方に。」
ジャンヌはネックレスを霧野に差し出した。
霧野「これは…、君のお守りじゃないのか?…それは貰えないよ。」
ジャンヌ「でも…、」 霧野「じゃあ、キャンディをくれないか?」
ジャンヌ「キャンディ…?」
美咲「あっ!私も欲しい!!」
輝姫『私もです!』
ジャンヌは3人にキャンディを渡した。
輝姫『私、ジャンヌさんの優しさが込められたキャンディ、大好きです!!』
ジャンヌ「輝姫…。…あっ、倒れたって聞きましたけど…、大丈夫ですか?」
輝姫『もう大丈夫です!』
ジャンヌ「良かった〜!」
皆はキャラバンに乗り、現代に帰って行った。
輝姫(…私、昨日の記憶が全然ない…。どうしちゃったのかな…?)
輝姫はキャンディを食べながら、そんな事を考えていた。
***
姫佳「ジャンヌ編完結です!!」
輝姫『という事は…!!』
姫佳「次回から三国志!!俺の嫁登場です!!!」
太陽「ちゃんと名前言ってよ!!」
天馬「後、輝姫の化身が遂に目覚めたね!」
姫佳「うん!まぁ、分かってたと思うけどw」
輝姫『三国志編は、色々と大変な事が起こるそうです!では、コメ待ってます☆』