二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス) ( No.441 )
日時: 2013/01/04 10:20
名前: 姫佳 (ID: kM82Y1ex)
参照: マギにめっちゃハマった!!つか、マギの声優って黒バスの声優率高いよね←

第28話「仰天!孔明の館!!」


劉備「エルドラド…?それが、天馬達が戦っている敵の名か。」
天馬「はい。」
関羽「そいつ等が妖術を使って我等を操り、戦わせたというのか?」
天馬「そうです。」
張飛「すまねぇ兄者!義兄弟の契りを結んだ俺達が、敵に回るとは…!!」
関羽「すまぬ!不覚であった!」
劉備「良いって事よ。もう済んだ事だ。」
関羽・張飛「「兄者…。」」
太陽「天馬達は、あんな奴等と戦っていたんだね…。今度は僕も力を貸すよ!」
天馬「うん!有難う太陽!」
信助「…ちょっといいですか、劉備さん。」
劉備「何だ?信助。」
信助「あの…、さっきの劉備さんはGK失格です!」
劉備「失格…?どういう事だ?」
信助「サッカーは、其々が自分の役割を果たす事が大切何です。特にGKは…、GKはゴールをちゃんと守らなきゃいけないんです!!」
劉備「守るのだな…?分かった!任せろ!!」

信助は納得してない様だ。

輝姫「これが、孔明要塞の次の仕掛け…。」
美咲「いかにもって感じだね…。」

その時、後ろで大きな音がした。

狩屋「何だ何だ?!」
杏樹「扉が…、無くなった…!」
フェイ「皆!気をつけて!あの仕掛けも何があるか分からないよ!」
天馬「縄でできたボールと燃える炎、それにあれは…、燭台かな…?どういう事だろう?」
張飛「全く分からん!」
劉備「悩む事はない!火が点いているというのであれば、消せばいいだけだ!」
張飛「俺も消すんじゃないかと思ってたんだ!」
神童「待って下さい!では、ボールや燭台の意味は?」
劉備「分からん!」
信助「そんないい加減な!」
劉備「だが、迷っていては先へは進めない!張飛!」

張飛は刀を振り回して風を起こし、火を消した。直後、皆は外へ放り出された。


水鳥「おいおい、入口まで戻されちまったぞ…。」
劉備「みたいだな!」

劉備は笑った。

太陽「輝姫、大丈夫?」
輝姫「ちょっと…、頭打った…;」
信助「笑い事じゃありません!遠回りする事になってしまったんですよ?!」
劉備「だからどうした?又やり直せば良い。」
信助「GKは…、」
劉備「又その話か…。」
信助「GKは最後の砦何です。だからこそ、慎重にならなきゃいけないんです!」
劉備「慎重になるが故に、行動を起こせないのであれば意味がない。」
信助「僕が言いたいのは劉備「分かった分かった。」

皆は又孔明要塞に入って行った。


信助「今度は僕達でやります。劉備さんは手を出さないで下さい。」
劉備「わしはやりたい様にやる。」
信助「天馬、僕達で早く謎を解こう。」
天馬「う、うん…。」
フェイ「このボールに、何か仕掛けがあるのかな?」

輝姫はボール、炎、燭台を見た。

輝姫「あっ…!もしかして…!!」

輝姫はボールを炎の中に蹴った。炎が纏ったボールは燭台の中へ。燭台に火が点いた途端、扉が開いた。

美咲「きらちゃんナイス!!」
輝姫「う、うん…。」
太陽「大丈夫?」
輝姫「大丈夫だよ。少し気分が悪いだけ。」

皆は先に進んだ。

錦「こりゃ何ぜよ?!」
フェイ「土でできた人形みたいだけど…。」
関羽「兵馬俑だ。」
蘭丸「兵馬俑…?それって、元々お墓に埋める兵や馬の人形の事じゃ…?」
美咲「何でそんな物が?」
劉備「兎に角、先へ進もう。」

皆は先に進む。

輝姫「何か不気味…。」
太陽「輝姫、こういうの昔から大嫌いだもんね。」

輝姫は涙目で太陽にくっ付いている。その時、後ろから足音が聞こえた。

杏樹「兵馬俑が動いてる…!」
関羽「絡繰り兵馬俑か!」
劉備「ここでは分が悪い!走れ!!」

その時、兵馬俑が皆を囲んだ。

天馬「どうすればいいんだ…?」

その時、サッカーボールが飛んできた。直後、灯りが点きフィールドが現れた。

フェイ「そうか!これも孔明要塞の仕掛け何だ!」
信助「この先に行く為には、サッカーで絡繰り兵馬俑を達に勝てって事だね…。」
劉備「孔明は、さっきのわし達のサッカーバトルをどこからか見ていたという訳か…。」
黄名子「まさかお人形さんとサッカーする何て思わなかったやんね!」
錦「こりゃ楽勝ぜよ!」
太陽「天馬、今度は僕にもやらせてほしい。」
天馬「ああ!」
フェイ「宜しくね!太陽!」
輝姫「Σえぇっ?!太陽、試合に出るの?!(泣)」
太陽「う、うん。」
輝姫「太陽いないと恐い…。私も出る!」
太陽「熱あるのに駄目だって!」
輝姫「大丈夫!もう平気…、」

その時、輝姫の体が傾いた。太陽が急いで支える。

太陽「ほら!大人しく座ってて?」
輝姫「えっ…(泣)」
杏樹「輝姫、私達がいますから。」
美咲「そうだよ!一緒に応援しよ!!」

リュミもピョンッと跳ねた。輝姫は渋々座る。

劉備「わしもGKとやらで出る!」
天馬「劉備さん…。」
信助「僕がGKで出ます!!」
劉備「孔明に用があるのはわしだ。わしが出ないとなれば、勝った所で会う資格を得られんではないか。」
信助「勝たなきゃいけないんです!!僕がゴールを守ります!!」
天馬「信助、劉備さんは一度決めたら曲げないんだから仕方ないよ。」
フェイ「それに、今回の相手はエルドラドじゃないし…。」
信助「嫌だ!!僕が出る!!」
関羽「ここは兄者に従って貰おう。」

関羽と張飛が信助を持ち上げた。

信助「離せ!!僕等は…、雷門は負けられないんだ!!僕達のサッカーを守る為に!!」

試合開始。錦が抜かれ、相手がギアドライブを打つが、劉備が止めた。霧野、剣城、太陽へとパスが繋がる。太陽の化身シュートが決まり、1‐0。

関羽「今のは、兄者の守りがあったからこその攻撃。それは認めるな?」
信助「はい…。」

試合再開。錦と天馬が抜かれ、ギアドライブを打つが、劉備が止めた。

輝姫「劉備さん…、さっきのキャッチで腕を痛めてる…!」
信助「劉備さん!その腕じゃ幾ら何でも…!」

が、劉備は交代しなかった。その後も相手のシュートを止める。

信助「凄い…!!」
張飛「一度決めた事は必ずやり遂げる。どんな困難な事であろうとな。」
関羽「それが劉元徳。兄者は、困っている人達を沢山見てきた。日照り、水害等で民が困った時、役人に頼んでも対応が遅く、重い腰を上げた時にはすでに手遅れ、繰り返させるそんな悲劇を見て、兄者は自分が動こうと決めた。手遅れになる前に人々を救う、その為に国の主になろうと。そう決めてから兄者は、その為だけに突き進んできた。国を治める為には、孔明の様な人物が必要だと聞けば、何度だって頭を下げに行ける。」
張飛「それが兄者だ!」
関羽「だから、俺達は兄者に命を預けられる!」
信助「劉備さん…。」

劉備は又相手のシュートを止めた。そこで信助と交代。
試合再開。トランスムーブで錦が抜かれ、ギアドライブが決まり1‐1の同点。
試合再開。剣城から錦へパス。伝来宝刀を打つが、ビーム拳で止められてしまう。ギアドライブが決まるかと思われたが、黄名子がもちもち黄粉餅でクリア。
試合再開。相手のシュートを霧野と神童がクリアする。

美咲「信助君…、どうしたのかな…?」
杏樹「力んで迷ってるみたい…。」
葵「どういう事?」
輝姫「人間は特徴があるから、何度か見ればシュートコースが予想できるわ。でも、兵馬俑にはこれといった特徴がない。更に、今の信助は力み過ぎていて判断を鈍らせているの。」

相手がシュート体勢に入った。

劉備「迷ったら飛べ!!どの道どっちに来るか考えても間に合わん!!だったら運に任せて飛んでみろ!!」
信助「運に任せろって、そんな適当な…!」
劉備「適当ではない!時を逃すなと言っている!!決断しなければ全てを失うぞ!!」

ギアドライブを新必殺技「ぶっ飛びパンチ」で止めた。天馬から錦、太陽へとパスが繋がる。サンシャインフォースが決まり、2‐1で試合終了。

劉備「よぉし!孔明の所へ行くぞ!!」
全「「「はい!!!」」」

扉を開けると、そこは野原が広がっていた。

葵「綺麗〜!」
劉備「孔明!約束だ!姿を現せ!!出て来なければ、誰もが赤面する様な恥ずかしい言葉を叫ぶぞ!!」

その時、1人の人物が現れた。

杏樹「あの人が…、」
劉備「孔明か…。」
孔明「よくぞ辿り着きましたね。」
全「「「えええぇぇっ?!」」」
輝姫「女性…?!…っていうか、暗莉と白竜?!」
暗莉「輝姫…。声、出る様になったんだな。」
輝姫「うん!というか、何でこんな所に?」

暗莉は輝姫の質問に答えず、太陽を見た。

太陽「…久しぶり。」
暗莉「…ああ。」
美咲「…仲悪そうだね…。」←小声
輝姫「う、うん…。」

劉備は孔明に来た理由を説明した。

劉備「わしは民の為に新たな国を創ると心に決めた!その為には孔明、お前が必要だ!わしに力を貸してくれ!」

孔明は天馬達を見つめた。

劉備「この儘では曹操が国を手に入れてしまう!もし曹操が国を支配すれば、民を蔑にした国になるかもしれん!」
孔明「貴方なら、この国を良き方向に導けると?」
劉備「勿論だ!」
孔明「では貴方なら、私の力をどの様に使おうと言うのですか?私の興味はそこです。」
劉備「それはまだ分からん。兎に角、わしにはお前が必要だ!わしと共に国を見渡してくれ!」

孔明は顔を反らした。

劉備「曹操についても国は良くならんぞ。」

孔明は微笑むだけだ。

輝姫「孔明さんって、歴史では男の筈…。」
暗莉「歴史は100%真実とは限らない、という事だ。」
霧野「この調子じゃ、ミキシマックスする事を説明するだけでも難しそうだな。」
神童「それ所か、話を聞いて貰えるかも怪しいぞ。」
孔明「聞かずとも分かっています。」

そこには、ミキシマックスガンを持ったワンダバが。

劉備「聞いてくれ、孔明。わしが創りたいのは、民が生き生きと暮らせる国だ!わしはそんな国を創ると決めた!その為にはお前の力が必要なのだ!!」

孔明は立ち上がり、歩いて行った。

関羽「一体何を考えている…?」
張飛「兄者!あんな嫌な奴、仲間にするのはよそうぜ!」
劉備「…考えていても始まらん!!顔は見せたんだ!もう一押しだ!!」
張飛「おう!そうだぜ!!」
劉備「押すと決めた以上、押して押して押しまくる!!」

劉備達は孔明を追いかけて行き、説得を始めた。輝姫達も後を追いかけ、説得を始める。が、孔明は中々承諾しない。

暗莉「…!」
白竜「暗莉、どうした?」
暗莉「…来る。」

そこへザナークが現れた。

ザナーク「今日は俺の友達を連れてきた。『ザナーク・ドメイン』だ。」
輝姫「ザナーク…、ドメイン…?」
ザナーク「一緒にサッカーをして貰う。もう逃がしはしないぜ!」

その時、フィールドが現れた。皆はザナーク・ドメインと試合をする事になった。





***
全「「「新年、明けましておめでとうございます!!!」」」
暗莉「…遅くないか?」
輝姫「もう3日だしね…。」
姫佳「仕方ないでしょ!更新する暇がなかったんだから!!」
ティアラ「あー、はいはい。分かったから。」
姫佳「という事で、次回はザナーク・ドメインとの試合をお送りします!!」
ラティア「色々出てくるわね…。」
姫佳「つか、この話って俺得だよね!太陽主役だし^p^」←
ラティア「今回は、新年一発目という事で主人公組総出演らしいわ。だから、私やティアラも借り出されたのね…(呆)」
姫佳「今年も宜しくお願いします!!では、コメ待ってます☆」