二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス) ( No.452 )
- 日時: 2013/01/08 17:27
- 名前: 姫佳 (ID: kM82Y1ex)
- 参照: マギにどハマりし、コミックス大人買いしちゃった((テヘペロ☆←
第31話「輝姫の力と暗莉の素顔」
輝姫をベッドに寝かせ、皆は周りに集まった。直後、一斉に暗莉を見た。
杏樹「眼、赤い…。」
美咲「眼帯カッコいいー!!」
天馬「意外と童顔何だね!」
太陽「何となく輝姫に似てる様な気が…。」
神童「そんな事言ってる場合じゃないだろ…;」
暗莉「貴様等…、言いたい放題言いやがって…(怒)」
暗莉の容姿…左が赤、右に眼帯。超美少女←
太陽「じゃあ、まずはキュレムについて。キュレムは本当に化身なのか?」
暗莉「ああ、奴は紛れもない化身だ。…が、他の化身と違うところは『意志を持っている』事だ。その証拠に、輝姫は何度か意識を奪われている。」
天馬「でも…、キュレムはどうして輝姫の意識を奪っているんだろう?」
暗莉「…本当の目的は、輝姫の意識を奪う事じゃない。輝姫の体そのものを奪う事だ。」
全員は驚いて目を見開く。
暗莉「意志を持っているといえど、化身である事にかわりはない。つまり…、」
剣城「持ち主がいなければ、出て来られないという事か。」
暗莉「ああ。キュレムは輝姫の体そのものを奪う事で、いつでも自分の力を発揮できる様になる。」
太陽「じゃあ、それを阻止する為にレシラムが戦っているのか…。その反動で、輝姫は高熱を…。」
暗莉「その状態は、化身を2体使っているのと同じ事だ。当然、持ち主には大きな負担が掛る。」
美咲「じゃあ、どうすればキュレムを止められるの?」
暗莉「キュレムが完全に目覚めた今、方法は1つしかない。それは…、キュレムを完全に自分のものにする事。」
天馬「どうすれば自分のものにできるの?」
暗莉「特訓しかないだろうな。力をつけて、キュレムに負けない精神力と体力、技術を身につける。化身を身につけるのと同じだ。」
信助「大変だね…。あんな凶暴な化身を、自分のものにする何て…。」
杏樹「…でも、身につけられる事ができれば、大きな力になりますよね。」
フェイ「うん!あれだけの力を持っているんだ。きっと、エルドラドにも通用するよ!」
皆は嬉しそうな表情になる。
白竜「だが、あれ程の力を身につけるのは容易ではないだろう?身につけるまではどうするんだ?」
暗莉「その事についてだが…、太陽、お前に輝姫の心を守って貰いたいんだ。」
太陽「えっ?僕に?」
暗莉「ああ。負の感情を持っていると、キュレムに心を支配され易いんだ。そうならない様に、輝姫を支えてほしい。」
太陽「本当に僕でいいの?暗莉の方が、キュレムの暴走を止められるし良いんじゃないか?」
暗莉「力の強さは関係ない。輝姫が一番信頼してる人間、それはお前だろう?」
その後、皆は部屋を後にした。直後、輝姫が目を覚ました。
太陽「輝姫!目が覚めた?」
輝姫「…太陽…?…!!」
その時、輝姫は逃げる様に布団の中に隠れた。
太陽「輝姫…?どうしたの?」
輝姫「ご、御免なさい…。私…、私…、」
輝姫は泣いていた。
輝姫「私…、あの時…、皆を傷つけようとしていた…。幾らキュレムに操られていたからって…、そんな事許される筈がないのに…、」
太陽「輝姫…、覚えてるの…?」
輝姫「うん…。キュレムは、強い人なら味方でも平気で攻撃する…。あの時、暗莉が止めてくれなかったら…、皆を傷つけてた…。」
輝姫は消えそうな声でそう言った。
輝姫「私、恐いの…。私の力で大切な人達が傷つくのが…、」
太陽「輝姫…。」
太陽は決心し、布団を捲った。
太陽「輝姫!特訓してキュレムの力を身につけよう!!それまで、僕が輝姫の心を守るから!!だから、一緒に頑張ろう!!」
輝姫「太陽…。でも…、」
太陽「皆だって、同じ気持ちだよ!キュレムの力を身につけて、一緒にサッカーを取り戻そう!!」
その瞬間、輝姫は太陽にギュウッと抱きついた。
輝姫「私…、頑張る!皆の力になれる様に、絶対にキュレムの力を身につけてみせる!!」
こうして、皆は現代に帰って行った。
白竜「暗莉、1つ訊いてもいいか?」
暗莉「何だ?」
白竜「どうして、輝姫の事を太陽に任せたんだ?暗莉も心を守れると思うが…、」
暗莉「…輝姫の事を一番よく分かっているのは、太陽だ。…僕じゃない。」
暗莉は悲しそうにそう言った。
暗莉「…皮肉なものだな…。止める力はあっても、守る事ができないというのは…。」
***
姫佳「三国志編完結!!次回から幕末編です♪」
輝姫「遂に5と6の力ですね!」
姫佳「うん!後、アリババと沖田総司の声優さんって一緒何だ♪」
太陽「だから、その他のアニメ持ち込むの止めようか。」
輝姫「では、コメ待ってます♪」