二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス) ( No.474 )
- 日時: 2013/01/12 19:12
- 名前: 姫佳 (ID: kM82Y1ex)
- 参照: マギにどハマりし、コミックス大人買いしちゃった((テヘペロ☆←
第32話「坂本竜馬!登場!!」
翌朝、春奈に呼ばれた皆はサッカー塔に集まっていた。春奈が取り出したのは、今回のアーティファクト坂本竜馬の写真。5の力には「坂本竜馬」、6の力には「沖田総司」が選ばれた。力を受け継ぐのは錦と剣城。こうして、皆はタイムジャンプする事になった。
水鳥「幕末の京都!燃えてきたぜ!!」
美咲「2人はどこにいるのかな?」
水鳥「沖田総司は、新撰組の屯所にいる筈だ。」
杏樹「問題は、坂本竜馬ですね。」
信助「2人一緒って事はないよね?」
水鳥「とんでもねぇ!!んな事になったら、斬り合いになるぞ?!」
錦「ま、竜馬は沖田に負けんぜよ!」
錦と水鳥は睨み合った。
ワンダバ「時間は限られている。二手に分かれて探そう。」
錦「勿論、わしは坂本竜馬じゃき!」
水鳥「あたしは沖田総司!」
ワンダバ「で、では、錦、私、それに神童と杏樹、天馬、信助、葵、茜、影山は坂本竜馬を探す。」
フェイ「じゃあ沖田総司は、僕と霧野君、美咲、太陽と輝姫、狩屋、黄名子、水鳥さん、そして剣城だね。」
ワンダバ「いざ捜索開始!!」
全「「「おう!!!」」」
水鳥「沖田総司、早く会いたいぜ!!沖田総司と言えば、何といっても病をおして江戸幕府を護り抜こうとした孤高の美剣士だもんな!」
剣城「病?」
水鳥「総司は胸の病に侵され、志半ばで亡くなったと伝えられている。美男薄明ってやつだな!」
狩屋「実は、そんなにカッコよくないって噂もありますけど?」
水鳥「狩屋!!(怒)」
輝姫「まぁ、会ってみれば分かりますよ。自分の目で見る事に、偽りはありませんから。」
太陽「そうだね。」
此方は竜馬組。暗莉と白竜と偶然会い、共に竜馬を探している。
天馬「ねぇ!暗莉は、どうやって強くなったの?やっぱり、ず〜っとゴッドエデンにいたから?」
暗莉「知らん。」
信助「この前の化身、凄かったね!!」
暗莉「あっそ。」
葵「暗莉ちゃん、随分と冷たいね…;」
杏樹「…気持ちが分からない訳でもないですけどね。」
錦「こっちじゃ!」
影山「竜馬のいる場所、分かるんですか?」
錦「分からん!!歩いちょれば、その内会えるじゃろ!」
暗莉「…そんな訳ないだろ(呆)」
その時、叫び声が聞こえ何かが転がってきた。
茜「人間?!」
天馬「こっちにくる!!」
葵「逃げなきゃ!!」
錦「わしが受け止めちゃる!!」
暗莉「白竜、こっち。」
暗莉は白竜の手を引き、端に避難する。杏樹もついて行った。直後、砂埃が舞い上がった。どうやら、ぶつかったらしい。
「いてて…。これでは話に聞くメリケンの遊び、ボウリングではないか…。」
信助「メリケンって?」
暗莉「アメリカの事だ。」
錦「いいからどくぜよ…。つ、潰れる…;」
錦は男の下敷になっていた。
「おぉ!すまんすまん!」
男は急いで退いた。
「大丈夫か?!さいたにあ!!」
「おぉ!中岡!お前等、怪我はないか?」
「追い詰めたぞ!!」
2人は剣士によって囲まれていた。
葵「刀?!もしかして本物?!;」
天馬「多分…;」
「覚悟はいいか?!」
「お前等のそんななまけら剣法じゃ、この腹の弾力には通用せん!」
「問答無用!!」
男は腹で次々と敵を倒しておく。
白竜「凄い…、のか?;」
暗莉「知らん。」
「見たか!俺っちの腹力!」
「おのれ!!」
「待て。」
錦「お前等は…!!」
天馬「ザナーク・ドメイン!!」
その時、どこからかボールが飛んできて剣士達を襲った。その後、皆はサッカーバトルをする事に。
「サッカーとは何じゃ?」
杏樹「ボールを蹴って、相手のゴールに入れたら勝ち何です。」
「ほぅ!よく分からんが、ワクワクするぞ!」
ワンダバ「見れば分かる!それがサッカーだ!」
試合開始。相手が敵陣に切り込み、シュートを打つが、信助がミキシトランスで止めた。天馬、神童、錦とパスが繋がる。錦がボールを奪われてしまうが、天馬が奪い返し、影山にパス。エクステンドゾーンが決まり、雷門の勝利。敵は去って行った。
「サッカーか…。いいもん見せて貰ったぜ!」
白竜「あの人、新撰組に追われてたな…。」
暗莉「幕府の敵って事か…?」
錦「そんな風には見えんぜよ…。」
葵「意外と大物だったりして…!」
「あっ!!腹が減った!!」
杏樹「…違うと思います…。」
所変わって沖田組
太陽「輝姫、大丈夫?」
輝姫「ん…。ちょっと、苦しいだけ…、」
2人は皆から離れ、河川敷にいた。どうやら、又キュレムが出て来ようとしている様だ。
「君達、こんな所でどうしたの?」
透き通る様な声が聞こえ、太陽は振り返る。そこには、桃色の髪と瞳をした綺麗な女性がいた。
太陽「彼女が気分悪くて…、どこか休める場所知りませんか?」
「顔が青ざめているわね…。でも、ここから病院は遠いし…。」
女性は輝姫の額に手を当てた。
「熱は…、無いみたいね。…私に任せて。」
すると、女性は歌い始めた。途端、輝姫の顔色が良くなっていった。
太陽「輝姫!大丈夫?!」
輝姫「うん…。今迄の苦しさが嘘みたい…。」
「良かった〜!!私の歌は、とても心が癒されるって皆が褒めてくれるの。」
輝姫「そう何ですか…。確かに、凄く素敵な声でした。優しくて、少し切なくて…。私も、貴女の歌が大好きになりました!」
「有難う!…あっ!いけない!彼が待ってるわ!」
輝姫「彼?」
「えぇ。今、病に侵されてるの。だから、私の歌で彼の苦しさが少しでも和らぐと良いなと思って、いつも歌を聞かせにね。」
太陽「そう何ですか…。」
「今は何かと物騒だから、気をつけてね。それと、後でちゃんとお医者様に診て貰うのよ。それじゃあね。」
女性はパタパタと駆けて行った。
輝姫「素敵な人だったな…。」
太陽「うん。名前、聞きそびれちゃったけどね。」
美咲「きらちゃーん!!太陽くーん!!」
そこへ、美咲が駆けてきた。
輝姫「どうしたの?」
美咲「この辺りで、白い羽織着た人見なかった?!」
太陽「見てないよ。」
美咲「おっかしいなぁ…。じゃあ、どこに行ったんだろう…?」
輝姫「誰か探してるの?」
美咲「さっき、近藤勇に会ったんだよ!!」
輝姫・太陽「「えぇっ?!」」
同時刻、竜馬組は食事をしていた。
「お前等も食え!!世話になった礼だ!」
全「「「はぁ…。」」」
錦はご飯をかき込んでいる。
錦「美味いぜよ!!」
「お前、見所があるな。試合じゃ良い所無しだったがな。」
錦「放っとくぜよ!!」
錦と男は又ご飯をかき込んだ。
神童「どうして、新撰組に襲われたんですか?」
中岡「あいつ等とは意見が合わんのだ。」
「連中の言い分も分からんでもないが、もっと世界に目を向けなければいかん!!」
天馬「意見が違うだけで、命を狙われる何て…。」
暗莉「ここは、そういう時代だ。」
杏樹「恐くないんですか?」
「死ぬのが怖くて、世直しなどできん!!」
中岡「いや、少しは恐がった方が良い。命が幾つあっても足りんぞ。」
「天命がある内は、恐れても平気だ!!役目を終えたら、俺っちの命など幾らでもくれてやるわ!!」
暗莉「食べるか喋るかどっちかにしろ(呆)」
天馬「さいたにあさんの天命って何ですか?」
「日本を世界に通用する国に育て上げる事だ!!」
葵「良い事言ってるんだけど…、」
茜「あまり説得力ない…。」
〜沖田組〜
霧野「ここが新撰組の屯所…。」
美咲「やっと見つけましたね!」
黄名子「…何してるの?さっさと入るやんね!」
輝姫「いきなり斬りつけられるんじゃ…。」
黄名子「平気平気!近藤さんだって、良い人やったやんね!」
水鳥「よぉし!!当たって砕けろか!!」
その時、足音が聞こえた。皆は急いで隠れる。
輝姫「あれって…、ザナークじゃ…!」
霧野「あの姿は…!」
フェイ「今度は何を企んでいるんだ…?」
〜竜馬組〜
「食った食った!」
男はボールを見つめた。
「しかし、こんな毬一つであんなに熱くなれるんだから、面白いもんだぜ!」
茜「毬じゃなくてサッカーボール。」
「そうそう!サッカー!ところでこいつは、メリケンの遊びか?それともエゲレスか?お前等、どこで教わったんだ?」
天馬「それは…、その…、」
「まぁ、楽しけりゃどっちでも良いがな!」
男はボールを指先で回し始めた。
「これが地球だとすると、日本何てちっぽけなもんだ。こんな小さな所に閉じこもってちゃ、いずれ世界に押し潰されちまう。だから、俺っちは日本を世界に向けて開きてぇのさ!」
男はボールを天馬に向かって投げた。
「そうすれば、色んな物が入ってくる!」
天馬「さいたにあさん…。」
その時、新撰組が乗り込んできた。
「逃がさんぞ坂本竜馬!出て来い!!」
「ここにいるぜ!」
全「「「えええぇぇぇっ?!」」」
竜馬「俺っちがここにいるって、よく分かったなぁ。流石は新撰組!」
天馬「この人が…、」
杏樹「坂本竜馬…?!」
暗莉「流石に驚いたな…。」
***
姫佳「今回から、幕末編スタートです!!」
輝姫「あの…、私を助けてくれたあの女性は…?」
姫佳「ああ、それなら次回明らかになるよw」
暗莉「というか、何で僕達があいつ等と一緒何だ。」
姫佳「えっ、良いじゃん。天馬達と絡ませてみたかったんだもん。」←
輝姫「では、コメ待ってます☆」