二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス) ( No.485 )
日時: 2013/01/14 16:09
名前: 姫佳 (ID: kM82Y1ex)
参照: マギにどハマりし、コミックス大人買いしちゃった((テヘペロ☆←

第34話「サッカー対決!坂本VS沖田!!」


天馬「凄いね…。沖田さんって…。」
輝姫「うん…。気迫っていうか、執念っていうか…。」
中岡「お〜い!!君達〜!!」
杏樹「中岡さん。」
中岡「あいつは?!」
暗莉「大事な用があるって帰りました。」
中岡「ったく…、1人で出歩いて、又新撰組と出くわしたらどうする積り何だ…!」
天馬「どこ行ったんだろう?竜馬さん…。」


〜宿〜

錦「おぉ〜!!ここが坂本竜馬の寝泊りしとる場所!!感動じゃのう!!」
水鳥「ちょっとは落ち着け!」
信助「でも竜馬さん、本当にどこ行っちゃったんだろう…。」
中岡「ま、その内帰って来るだろう。皆もここで待つといい。」
天馬「有難うございます!中岡さん!」
黄名子「良い天気やんね〜!障子開けなきゃ勿体なんやんね〜!」

中岡は慌てて障子を閉めた。

中岡「ここに我々がいる事を知られちゃ不味いんだ!特に新撰組には!」
黄名子「御免なさい…。」
竜馬「今帰ったぞー!!」
中岡「お前が大声出すなよ…;」
天馬「竜馬さん!」
竜馬「おぉ!お前等来てたのか!」
輝姫「どこに行ってたんですか?」
竜馬「二条城よ。」

全員は驚愕した。

竜馬「天下の将軍徳川慶喜公に会う為にな!」
中岡「お前…!!命を狙われているのに、何を考えている!!」
竜馬「ま、会えなかったんだけどな!それ所か…、武士達に追いかけられて、逃げて来たという訳よ。」
神童「そうだったんですか…。」
美咲「でも、無事で良かった〜!」
中岡「しかし何故だ?どうしていきなり慶喜公と会いたい等と…。」
竜馬「前から思ってたんだ。早く日本を何とかしなきゃならねぇってな!もっと良くしたいんだ!この国を世界に誇れる素晴らしい国に!その為なら、俺っちは何でもやる!!」
中岡「だからといって、慶喜公に直談判に行くとは…、お前らしいが無茶苦茶だ!」
竜馬「だが結局は門前払い。あ〜あ…、どうすりゃ良いもんかのぅ…。」

竜馬は寝転がった。

天馬「あっ!そうだ!サッカーの練習やりませんか?」
竜馬「えっ?」
天馬「きっと気分が晴れます!!」


〜屯所〜

沖田は部屋で休んでいた。

ザナーク「まさか、もう限界とか言うんじゃねぇだろうな。」

そこへザナークが入ってきた。

沖田「馬鹿な!!幕府を守る事こそ我が使命!ここで倒れる訳にはいかぬ!坂本をこの手て斬るまで、死んでも死に切れるか!!」
ザナーク「そういうと思ったぜ…。お前に又力をやる…。」


竜馬はシュートした。

杏樹「竜馬さん、どんどん上手くなってますね。」
神童「ああ。」

その頃、剣城は考え事をしていた。

暗莉「お前が練習中に考え事何て珍しいな。」
剣城「暗莉…。」
暗莉「…沖田さんの事が気になるんだろう?」
剣城「ああ…。」
中岡「お〜い!!」
竜馬「どうした?中岡。」
中岡「幕府から書状が!!」

竜馬は書状を読んだ。

竜馬「な、何と!!」
輝姫「何て書いてあるんですか?」
竜馬「慶喜公が会ってくれるってよ!!」
全「「「えっ?!」」」
美咲「凄いですね!!」
中岡「いや、俺が思うにこれは恐らく罠だ。」
神童「罠?」
中岡「ああ。こいつを呼び出して、命を奪おうとしているに違いない。」
輝姫「そんな…!」
竜馬「いや、俺っちは行くぜ。」
天馬「竜馬さん!」
竜馬「慶喜公に、俺っちの考えを伝える良い機会だからな!」
中岡「駄目だ!!幕府の思う壺だ!!」
竜馬「いや!ここで行かなきゃ男が廃る!!ま、いざという時はこの腹でボーンだ!」
神童「竜馬さん…。」
フェイ「…そうだ!」

フェイは作戦を伝えた。

全「「「えええぇぇっ?!」」」
輝姫「そんな事しちゃって大丈夫?!」
フェイ「これしか手はないよ!」


〜二条城〜

竜馬「よし!!行くか!!」
暗莉「やっぱり無茶何じゃないか…?」
フェイ「そうかな…?^^;」
輝姫「…あれ?」
太陽「どうしたの?」
輝姫「あそこにいるの…、歌音さんだ!」

皆はキャラバンを降りた。輝姫と太陽は歌音の所に向かった。

輝姫「歌音さん!」
歌音「輝姫ちゃん!太陽君!」
太陽「こんな所でどうしたんですか?」
歌音「総司が心配で後を追ってきたの。彼は危険だから来るな、って言ったんだけど…。…ここまで来たら、入るしかないわね!」

歌音は中に入った。

沖田「坂本!!」
天馬「沖田さん!」
竜馬「この度のお目通り、真に有難うございます!!」
慶喜「ふむ。くるしゅうない。」
フェイ「竜馬さんの身に何か遭ったら、僕等はすぐこれで帰ります。」
「どういう意味だ?」
フェイ「もし、罠だって事が人々に知られたら、幕府を信用しなくなるんじゃないかなって。」

武士達は黙り込む。

白竜「どうやら、罠だった様だな。」
暗莉「ああ。」
天馬「竜馬さんの話を聞いてあげて下さい!!お願いします!!」
慶喜「…手短に話せ。」
竜馬「単刀直入に申し上げます!日本をもっと開かれた国にしないのです!!」
慶喜「なっ…!何を言い出す!!」
竜馬「大政奉還であります!!」
沖田「た…、大政奉還…?!」
信助「歴史の授業で習った!!」
錦「とんでもない瞬間に立ち会ってるぜよ!!わし等!!」
竜馬「鎖国を止め、世界に目を向けるのです!皆が平等の社会を作り、日本人が1つになる!そうすれば、外国に負けぬ強い国日本ができるに違いありません!!」
慶喜「武士が町人と1つになるだと…?戯言よ!流石、田舎侍の考える事だな。」
錦「田舎侍じゃと?!」
天馬「そんな…!!」

その時、ザナークが現れた。ザナークは武士達にマインドコントロールをかけた。

慶喜「近藤か。」
ザナーク「俺に考えがあるぜ。大政奉還を懸けて、サッカーで勝負するってのはどうだ?」
慶喜「サッカー?」
ザナーク「こいつ等と俺達新撰組が対決する。それだけの話だ。」
「勝てるのか?」
ザナーク「愚問だぜ。当然だ。」
慶喜「よし。この勝負でお前達が勝利したら、大政奉還を認めてやろう。」

こうして試合をする事になった。

慶喜「そちも出るのか?」
沖田「必ずや幕府をお守り致します!!たとえ、この命が燃え尽き様とも!!」

竜馬「大政奉還が懸っているんだ!!絶対に負けられねぇ!!」
天馬「はい!気合入れていきましょう!!」
全「「「おう!!!」」」

歌音「総司!!」
沖田「歌音?!来るなって言っただろ!!」
歌音「心配何だから、来るのは当たり前でしょ!!今だって、無茶し様としているじゃない!!ねぇ、お願いだからもう止めて!!」

沖田はフィールドに入った。歌音は心配そうに見つめている。

輝姫「歌音さん…。」
暗莉「…相手のベンチが気になる様だな。」
輝姫「うん…。」

試合が始まった。相手の速いパス回しに、雷門はついていけない。ザナークのディザスターブレイクが決まり、0‐1。

輝姫「沖田さんのスピードが前よりも上がってる…!!」
杏樹「又、ザナークが力を…。」

試合再開。ザナークがフェイからボールを奪う。相手は4人だけで攻撃しているが、雷門は手も足も出ない。バンジースラストで錦を抜き、沖田にパス。黄名子がもちもち黄粉餅でボールを奪い、天馬にパス。ミキシトランスしたフェイにパスするが、スクリュードライバーで奪い返されてしまった。剣城がデビルバーストを打つが、サンドカッターで止められてしまった。相手の強烈な攻撃に、雷門は防戦一方だ。沖田のドリブルを竜馬がカットしたその時、沖田が苦しみ始めた。

美咲「沖田さん、凄い執念だね…。」
暗莉「…これは交代しそうにないな…。」

沖田が剣城を抜き、ザナークにパス。相手のオーガブレードが決まり、0‐2で前半終了。その時、沖田が倒れた。

剣城「大丈夫ですか?!沖田さん!!」
歌音「総司!!」

歌音と輝姫も駆け寄る。

歌音「待ってて。すぐに癒してあげるから!」
沖田「その必要はない。」
歌音「えっ…?!」
沖田「無念だ…。俺の力では、もうこの国を護る事ができないのか…!!」
剣城「聞いて下さい沖田さん!違うんです!!幕府を護る事が、この国を護る事じゃない!信じられないかもしれませんが…、今は幕府に大政奉還を認めさせる事が、この国の未来を護る事になるんです!!」
沖田「どういう事だ…?!」
輝姫「私達は、この国の未来から来ました。だから分かるんです!!」

沖田と歌音は驚愕している。

竜馬「そいつの言う事は本当だぜ。お前だって気付いてんだろう。幕府を維持した所で、今の世は良くならないって!その事実から目を背けて意地になってる!俺っちを斬っても何も変わらねぇ!本当に変えねばならんのは、うじうじと内にこもった今の日本だ!!」
沖田「俺は…、俺達は間違っていたのか…?!そんな筈は…!!」
歌音「間違っていたのなら、正せば良いじゃない!!」
輝姫「歌音さんの言う通りです!!間違いを認めれば、正しい道に進めます!!」
沖田「しかし…、今頃気付いてもどうにもならん…!!」
歌音「だからって諦めるの?!」
沖田「今の俺に何ができる!!
剣城「俺は知っています!!絶望の中にありながらも、決して諦めなかった男を!!俺はその人を尊敬しています!!」
天馬「剣城…。」
沖田「諦めなかったとしても…、どうにもならない…!!」
剣城「俺達に力を貸して下さい!!貴方の力があれば、大きなものを救えるんです!!」
沖田「俺は新撰組!!幕府を護らなければならないんだ!!」
歌音「総司…。」




***
姫佳「次回、幕末編完結です!!」
輝姫「遂に時空最強イレブンも折り返し地点だね♪」
姫佳「そしてそして!次回は輝姫の力が大活躍!!」
暗莉「というか、輝姫の力に変化が起こるんだろ。」
輝姫「Σえっ?!私、又暴走するの?!;」
姫佳「いや、全然違うし!!」
暗莉「んじゃ、コメ待ってまーす。」
姫佳「棒読みだなおい。」