二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス) ( No.492 )
- 日時: 2013/01/16 08:25
- 名前: 姫佳 (ID: kM82Y1ex)
- 参照: 今日は推薦入試の為、学校お休み!!
第35話「時代をつくる男達」
雷門は輝姫を、相手は沖田の代わりにシュラを入れた。
太陽「輝姫、調子はどう?」
輝姫「凄く良いよ!凄くリラックスしてる。」
太陽「それなら良かった。頑張ろうね!」
輝姫「うん!」
後半開始。雷門がパスを繋ぐが、相手に奪われてしまった。ハンターズネットが破られ、相手の攻撃を止める事ができない。相手がシュート体勢に入った。
輝姫「アイスサークル!!」
その時、輝姫が氷の柵で相手を封じ込め、ボールを奪った。
輝姫「これ以上、点を取られる訳にはいかないんでね!」
輝姫は剣城にパス。
白竜「今の技…、キュレムか?」
暗莉「いや、輝姫は正気だ。あれは輝姫自身の力に間違いない。」
その時、相手の2人が剣城にアタックした。が、剣城が奪い返す。剣城が果敢に攻めるが、相手DFに阻まれてしまう。
歌音「総司…、貴方には分かる筈よ。彼の思いが…。総司!!彼に力を貸してあげて!!彼等が守りたいものを守る為に!!」
剣城「沖田さん…、貸して下さい…!貴方の力を!稲妻の様に素早く切り込む電光石火のスピードを!俺達は、守らなきゃならないんです!!大切なものを!!」
その時、又相手DFが攻めてきた。
沖田「俺の力を使え!!それで、君の大切なものが救えるなら!!」
ワンダバは剣城と沖田をミキシマックスした。剣城は、DFを抜き一気にゴール前に。菊一文字が決まり、1‐2。
試合再開。狩屋がハンターズネットV2で止め、太陽、輝姫、天馬へとパスを繋ぐが、天馬がスクリュードライバーでボールを奪われてしまった。オーガブラードを打つが、信助の化身アームドで止められた。信助から天馬へのパスをザナークがカット。ザナークは雷門を次々と抜き、攻め上がる。その時、又ザナークが暴走を始めた。
輝姫「あの暴走…。あの時と一緒だ…!!でも…、」
太陽「輝姫…、平気なの?!」
輝姫「うん…。キュレムが珍しく大人しい…。」
その時、戦国武神ムサシがゾディアクを縛りつけていた鎖を斬った。直後、ザナークの暴走が止まった。
錦「大丈夫か?!」
ザナーク「何故だ…。何故、俺を助けた?」
錦「決まってるぜよ!お前と最後まで戦う為じゃ!わし等の目的は、サッカーで勝つ事ぜよ!!」
竜馬「あいつ…、その為に敵を助けたのか…!!何て奴だ!!」
その時、錦と竜馬がミキシマックスした。
輝姫「そっか…。私、忘れてた…。」
太陽「輝姫?」
輝姫「キュレム!聞いてる?私、貴方に謝らなきゃいけない事があるの!」
キュレム『何だ…。』
輝姫「私は今迄、貴方を敵だと思ってた。…でも、そうじゃないよね。貴方は、レシラムと同じ様に私の大切な力だって気付いたの!」
キュレム『だからどうした。』
輝姫「自分の事を知らなきゃいけないのは当然でしょ?だから…、私の力である貴方を、理解できる様に頑張るから!!私、もう絶対に貴方から目を逸らさないから!!だから、貴方も私の事を知って!!」
キュレム『…そんな事言って良いのか?我はいつでも、お前の体を狙っているぞ?』
輝姫「良いよ。でも、この試合の間だけは私の指示に従って!!」
キュレム『…良いだろう。が、下手なプレーをしたら殺すぞ。』
輝姫「了解!!」
錦が黒潮ライドでミキシマックスしたザナークを抜き、輝姫にパス。
輝姫「行くよ!!境界ポケモンキュレム!!フリーズワールド!!」
輝姫のシュートが決まり、2‐2の同点。
美咲「同点だー!!きらちゃん、凄〜い!!」
暗莉「使いこなしたというのか…?!つい最近、力が目覚めたばかりのキュレムを…?!」
試合再開。相手がバンジースラストでフェイを抜くが、もちもち黄粉餅でボールを奪った。フェイが古代の牙を打つが、サンドカッターで止められてしまった。オーガブレイドを打つが、信助がミキシトランスで止める。一進一退の攻防が続く。天馬がワンダートラップでボールを奪い、フェイにパス。再び古代の牙を打つが、サンドカッターで止められてしまった。そして、化身アームドしたザナークがゴール前に立ちはだかった。錦も化身アームドし、シュートが決まった。3‐2で逆転し試合終了。
神童「サッカー禁止令を解除しろ!!」
天馬「円堂監督を返せ!!」
ザナーク「円堂ってのは、この石の事だろ?」
杏樹「円堂監督が…、クロノストーンに…!!」
ザナーク「ほらよ。」
ザナークがクロノストーンを投げ渡したその時、謎の人物が現れクロノストーンを奪い去って行った。
天馬「円堂監督…!!」
輝姫「ザナークを倒したのに…、サッカーも円堂監督も取り戻せていない…。」
フェイ「ああ…。彼等はエルドラドの正式なチームじゃないんだ。エルドラドによって差し向けられた様だけど、本来の戦力じゃない。」
天馬「だったらどうすればいいの?!」
フェイ「…もし、今の僕等がエルドラドを倒せる力を身につけているのなら、未来に乗り込んで戦う事になる。」
輝姫「未来に?!」
皆も驚愕している。
竜馬「慶喜公!!約束ぜよ!!大政奉還して貰うぜよ!!」
慶喜「仕方あるまい。」
杏樹「負けたのに、あまり悔しそうじゃないですね…。」
暗莉「でも、歴史ではこの後幕府は滅びるんだろう?」
水鳥「悲しい幕府の末路だな…。」
神童「いや、これによって歴史は今の日本に向かっていくんだ。」
杏樹「そうですね。」
竜馬「新しい日本が始まるぜよ!!これもお前等のお蔭ぜよ!!有難うぜよ!!」
竜馬は錦の手を握った。
美咲「何でさっきから、ぜよって言ってるんですか?」
竜馬「これか?俺っちの国では、ぜよぜよ言ってたぜよ。でも、京に出てから何となく恥ずかしくて国の言葉を隠してたぜよ。けど、こいつに会ってそんなのちっぽけだと分かったぜよ!敵をも助けるあの大きさ!俺っちもこれからは、ぜよを誇りを持って言う事に決めたぜよ!」
美咲「そういう事ですか〜!!」
竜馬「もう1つ、決めた事があるぜよ!毎日サッカーして痩せるぜよ!!」
天馬「そのポーズは!!」
竜馬「お前等が見せてくれた写真ぜよ。あれが未来の俺っちなら、期待を裏切る訳にはいかんぜよ!」
剣城「感謝します。貴方の力を借りる事で、俺達は大切なものを守る為に戦えます。」
沖田「こんな俺の力が役に立つというのか…。…いや、寧ろ礼を言いたいのはこっちの方だ。」
歌音「総司?」
沖田「俺にも、今の幕府が腐り切っているのは分かっていた…。なのに、その幕府を護ろうと、自分の生きた証を残す為に焦っていたのかもしれないな…。だが、そんな事よりも大切な事があると分かった。」
輝姫「大切な事?」
沖田「自分は生きていると、自分自身が実感できていたのかという事だ。君達のお蔭で、俺は生きていると感じた。ずっと忘れていた気持ちだ…。」
剣城「沖田さん…。」
輝姫「歌音さんも、有難うございました!」
歌音「えっ?私?」
輝姫「はい。あの時、歌音さんが助けてくれなかったら…、きっと私は、今でも自分の力を憎んでいたと思います。でも、歌音さんの歌を聞いて、リラックスできました。同時に、自分の力が何なのかも分かりました。本当に有難うございました!」
歌音「私は、輝姫ちゃんが苦しんでいたから助けただけよ。でも、輝姫ちゃんが自分の力と分かり合えたのなら良かったわ。」
輝姫「はい!!」
輝姫は暗莉の所に向かった。
輝姫「暗莉!!お願いがあるの!!」
暗莉「な、何だ?」
輝姫「これから、私達と一緒に来て!!」
暗莉「…はぁ?!」
全「「「えええええぇぇぇっ?!」」」
白竜「急にどうしたんだ?」
輝姫「私、もっとキュレムの事色々知りたいの!!その為には、暴走を止めてくれた暗莉と一緒にプレーした方が、色々と分かると思って!」
暗莉「いや…。僕、チームプレー苦手だし…。」
輝姫「チームじゃなくて、コーチ的な立場で良いから!!」
輝姫は暗莉の手を握った儘離さない。
暗莉「わ、分かった…。」
輝姫「やった〜!!これからも宜しくね!!暗莉!!」
こうして、皆は現代に戻って行った。
〜現代 とある屋敷〜
白竜「…という様な事があったんです。」
白竜は、水色と白を基調としたアンティーク風の部屋にいた。どうやら、女性と話をしているらしい。
「それは又急な話ね…。で、結局行くの?」
白竜「はい。暗莉が断れなかったので…。」
「分かったわ。大丈夫、修也も有人も信頼できる人よ。私が保証するわ。」
白竜「そうか…。2人とはチームメイトでしたもんね。」
「えぇ。だから、安心して行って来なさい。暗莉にも伝えておいてね。」
白竜「分かりました。」
***
姫佳「幕末編完結!!次回から新展開です!!」
輝姫「ついに暗莉が仲間入り〜!!」
暗莉「強制だったけどな;」
姫佳「さて、次回は何と輝姫の過去が明らかに?!」
輝姫「えっ?!私の過去なら、とっくに明らかになってるじゃん!」
姫佳「実は…、1期では語られなかったエピソードがあるんです!そしてそして!!遂にあの最凶さんが公式的に登場!!では、コメ待ってます☆」