二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス) ( No.557 )
- 日時: 2013/01/27 21:07
- 名前: 姫佳 (ID: kM82Y1ex)
- 参照: 初代イナイレ小説もう一回書きたい←
第41話「伝説へのジャンプ!」
雷門イレブンは、サッカー塔で練習中。そんな中、天馬は太陽や神童と自分を比べ、本当に自分がキャプテンで良いのか悩んでいた。
輝姫「境界ポケモンキュレム!!アームド!!」
輝姫はキュレムとのアームドを練習しているが、上手くいかない。
暗莉「キュレムとの息を、もっと合わせないと。」
輝姫「うん!」
白竜「アームドはできそうか?」
暗莉「化身の融合ができたんだ。できる様になるのは時間の問題だろう。」
休憩中も輝姫は練習を続ける。
直紀「輝姫、頑張ってるな。」
太陽「うん…。」
直紀「…あの2人の事が気になってるんだね。」
太陽「…うん。輝姫と暗莉には、僕が入る隙もない位強い絆がある気がするんだ。…一緒に旅をして、それがよく分かるんだ。」
直紀「でも、輝姫と一緒にいる時間が長いのは太陽だろ?」
太陽「うん。…でも、暗莉は僕が知らない輝姫を、沢山知ってる様な気がするんだ。ヤキモチって訳じゃないんだけど…、何か変な感じがするんだ。」
直紀「成程…。こっちも、大分輝姫の過去が分かってきた。ただ、証拠が中々見つからなくてね…。」
太陽「そっか…。」
〜ミーティングルーム〜
ワンダバ「これで、時空最強の条件を満たす選手は8人となった。だが、まだまだだ!敵は増々力を増している!そこで更なるチームの強化を目指し、次のミキシマックスのターゲットを決定する!」
大介「では、時空最強イレブン次なるターゲットは、まず9の力『野獣の獰猛さと賢者の頭脳を持つ「ファンタジックリベロ」』!そして10の力『絶対的な勇気と揺るぎない実行力で大地をも味方にする「キングオブMF」』!次のターゲットはずばり!『マスタードラゴン』と『アーサー王』だ!!」
皆は驚愕した。
大介「どうした?何か不満でもあるのか?」
狩屋「本気何ですか…?」
大介「ああ!トンガットル共和国で入院していた時に、隣の病室の子供が絵本を持って来てな。読み聞かせる積りが、気付いたらわしの方がすっかり夢中になっていた。面白くて読み切ってしまったのだ!そして、それが…、」
春奈は「アーサー王と見習い騎士」という本を取り出した。
春奈「これは、古くから世界中で読まれている本なの。」
春奈は本を捲った。
春奈「アーサー王と円卓の騎士に憧れた若者が、従者を連れてお城の近くの村にやってくる所から、お話が始まるのよ。」
水鳥「こいつが見習い騎士?」
倉間「何か頼りない感じだな…。」
信助「この騎士は?」
大介「町で同じ様に円卓の騎士を目指す若者と知り合ったんだ。」
錦「おっ!盗賊をやっつけてるぜよ!」
輝「意外にやるもんですね!」
天馬「これがアーサー王…。」
美咲「円卓の騎士の入団テストだ!」
ワンダバ「騎士と騎士との戦い!勇者の血が騒ぐではないかー!!」
杏樹「これは…、マスタードラゴン?」
暗莉「黒い騎士が操ろうとして、呪いをかけている様だな。」
剣城「呪われたマスタードラゴンと、アーサー王との戦いが始まるのか…。」
トーブ「ワクワクしてきたぞー!!」
輝姫「お姫様が攫われちゃった!」
美咲「きらちゃんも、お姫様って感じだよねー!」
輝姫「そ、そんな事ないよ!あっ、私はこの妖精さんが良いなぁ!」
太陽「何で?」
輝姫「だって、羽生えてるから空飛べるじゃん!それに、魔法だって使えるし!」
暗莉「子供っぽい理由だな((クスッ」
輝姫「守られるだけのお姫様より、妖精さんになって皆の力になりたいんだもん!!」
直紀「でも、可愛いドレス着られるよ?」
輝姫「うっ…;よ、妖精さんの服だって可愛いもん!!大体、何で私をお姫様にしたがるの?!」
全「「「名前に姫が入ってるからw」」」
輝姫「人の名前で遊ばないでよー!!」
輝姫は頬をプクッと膨らまし、拗ねてしまった。
直紀「確かに、僕等が読んでも面白いですね!」
大介「ああ!凄腕の騎士を束ねるカリスマアーサー王、人間に勝る知恵と強さを持つマスタードラゴン、どちらも素晴らしい!!」
杏樹「でも、やっぱり空想の話ですよね…。」
輝姫「お伽話から時空最強イレブンを選んだんですか?」
大介「ああ!!選んだ!!」
暗莉「そんなので良いんですか?;」
白竜「というか、本当に行けるのか…?;」
大介「不可能を可能にしてこその時空最強イレブンだ!!」
美咲「無茶苦茶だね…^^;」
アルノ「いやいや、そうとも限らんぞ!」
全「「「アルノ博士!!!」」」
アルノ「流石はマスターD。考える事が実に精神的じゃ。パラレルワールドとは、可能性の世界。何が起きても不思議ではない世界なのじゃ。」
錦「何を言ってるぜよ…?」
アルノ「本来の歴史に存在しなかった道でも、その道を創りだせるアーティファクトがあれば、新たなるパラレルワールドが生まれるかもしれない。」
神童「架空のお伽話だったとしても、その歴史の流れを生み出す事ができる何かがあれば、その世界にタイムジャンプできるという事ですよね?」
アルノ「流石神童君!呑み込みが早い!!」
葵「つまり、物語の世界がパラレルワールドとして生み出される…。」
剣城「だが、アーサー王が本当に存在したかどうかは分からない…。そんな人物のアーティファクト何てあるのか?」
三国「確かに…。」
天城「そんな物、ある訳ないド…。」
輝「ですよねぇ…。」
黄名子「あるやんね!」
皆は驚いて黄名子を見た。
黄名子「うちの親戚に凄い金持ちがいるやんね!骨董品を集めるのが趣味で、確かアーサー王の王冠持ってるって言ってたやんね!」
全「「「「ええぇっ?!」」」
黄名子「借りてくるから、ちょっと待ってて!」
黄名子は飛び出して行った。
天馬「これが…、アーサー王の王冠?」
黄名子「そうやんね!」
速水「本当に本物何ですか?」
狩屋「偽物でしょ…。」
浜野「ちゅーか、証明できないよな。」
黄名子「だから本物だって!!代々アーサー王の子孫に受け継がれていた物やんね!!」
ワンダバ「ごちゃごちゃ言うだけでは前に進めない…。黄名子の親戚を信じよう!」
速水「この王冠でタイムジャンプするって事ですか?;」
浜野「そういう事何じゃね?;」
そして、今回のメンバーが発表された。
神童「13人…、ですか?」
大介「敵もパワーアップしてきている。控えのメンバーが必要と判断した!」
神童「でも…、」
アルノ「心配するな。タイムキャラバンは改良しておいた。」
杏樹「改良?」
アルノ「タイムジャンプ推進装置に増設ユニットを取り付けて、定員を増やしたのじゃ!」
直紀「暗莉!ちょっと話したい事があるんだけど…、良いかい?」
暗莉「…分かりました。」
暗莉は輝姫と白竜に行ってくる、と伝え直紀について行った。
直紀「…暗莉、これから僕の話す事を聞いてほしい。」
直紀は暗莉に小声で話した。
暗莉「…その通りです。」
直紀「!!否定しないんだな…。」
暗莉「直紀さんには、一番に話しておくべきだと考えていましたから。」
直紀「そうか…。」
暗莉「それじゃあ、皆が待っているので行きますね。」
そしてタイムジャンプした。
葵「アーサー王物語の世界かぁ…。」
水鳥「本当に行ける何て、まだ信じられねぇよ。」
茜「ドキドキする。」
水鳥「お前は呑気で良いよなぁ…。」
狩屋「結末は分かってるわけでしょ?」
輝「心配する事ないんじゃないですか?」
茜「マスタードラゴンの呪いは解かれ、王国に平和が戻る!」
霧野「主人公達は、円卓の騎士として伝説になるのか…。」
その時、キャラバンに異変が起こった。そして、キャラバンはタイムルートを超えた。
輝姫「んっ…、」
輝姫は広い天蓋付きのベッドの上にいた。
輝姫「ここは…?」
辺りは高そうな家具置いてある広い部屋だった。
「お目覚めになりましたか?輝姫様。」
そこにはメイドが立っていた。
輝姫「あの…、貴女は?」
「このアーサー王のお城で働く者でございます。」
輝姫「アーサー王?!という事は、タイムジャンプ成功したんだ…!」
「どうされました?」
輝姫「い、いえ!何でもないです!」
「そうですか…。長旅お疲れ様でした。どうぞゆっくりして下さいね^^」
メイドが出て行った後、杏樹と美咲が入ってきた。
美咲「きらちゃん!気がついたんだね!!」
輝姫「杏樹!美咲!その恰好…、」
杏樹は黄色のドレス、美咲は赤のドレスを着ていた。
杏樹「どうやら、私達は全員この物語の登場人物の様です。皆、ちゃんと記憶はあります。」
美咲「私とつきのん、きらちゃんと暗莉ちゃんは違う国のお姫様何だって!葵ちゃんはアーサー王の娘、メローラ姫何だよ!」
輝姫「お、お姫様?!私が?!」
確かに輝姫は、ピンクのドレスを着ていた。
杏樹「他の皆さんは円卓の騎士。天馬とフェイ、ワンダバ、茜さんと水鳥さんは…、まだ見つかってません。ですが、きっとこの物語の登場人物になっている筈です。」
暗莉「とりあえず、僕達は与えられた役をやり切るしかない様だな。」
輝姫「暗莉!白竜!」
暗莉は紫のドレスを着ていた。
輝姫「お姫様かぁ…。妖精さんが良かったなぁ。」
輝姫はプクッと頬を膨らませた。
杏樹「…輝姫、ブレスレットはどうしたんですか?」
輝姫「えっ…?!ああああぁっ!!!無い!!タイムジャンプする前は、確かにあったのに!!」
白竜「恐らく、タイムジャンプの影響で外れてしまったんだろう。」
輝姫「という事は、この世界にあるって事だよね?!私、探してくる!!」
美咲「きらちゃん!!」
輝姫は部屋を飛び出して行った。
杏樹「私達も探しましょう。もしかしたら、この城の中にあるかもしれません。」
美咲「そうだね!皆で手分けして探そう!!」
4人も2手に分かれ、ブレスレットを探す事に。
輝姫「無い…。どこにあるのかなぁ…。」
輝姫は庭を探していた。
輝姫「暗莉から貰った大切な宝物なのに…!!」
輝姫はキョロキョロと辺りを見回しながら進んで行く。
輝姫「きゃっ!!」
その時、後ろから誰かに腕を引っ張られた。
「迂闊に外に出ては危ないですよ、お姫様。」
輝姫「太陽!!」
太陽「どこに行く気だったの?」
輝姫「えっ?」
前を見てみると、裏口の門の前だった。
輝姫「私…、いつの間にここまで…。」
太陽「今は盗賊が頻繁に出没してるってアーサー王が言ってたよ。輝姫はお姫様何だから、外出する時は誰かに知らせないと。」
輝姫「御免なさい…。でも、私そんな積りじゃなかったの。ただ、ブレスレットを探してて…、」
太陽「ブレスレット?暗莉から貰った?」
輝姫「うん…。タイムジャンプの時に、外れちゃったみたいで…。それで、下を向いて探してたらこんな所に…。」
太陽「そうか…。じゃあ、僕も探すよ!」
輝姫「有難う!」
輝姫と太陽はブレスレットを探し始めた。
太陽「全然見つからないね…。」
輝姫「ここには無いのかな…。」
太陽「もしかしたら、天馬達が持ってるかもよ!天馬達が来るのを待とう。」
輝姫「うん…。」
その時、入団テスト開始の合図が鳴った。
太陽「じゃあ、僕そろそろ行くね。」
輝姫「私は…、城の中に入って皆のテストを見てるね。暗莉達も一緒にいると思うから。」
太陽「分かった。じゃあね!」
輝姫「頑張って!」
美咲「あっ!きらちゃん!こっちこっち!」
杏樹「ブレスレット、ありましたか?」
輝姫「無かった…。太陽と一緒に探したんだけど、どこにも無くて…。」
暗莉「…大丈夫。帰ったら、又作ってあげるから。」
輝姫「駄目!!あれじゃなきゃ駄目!!」
輝姫が大声でそう言ったので、皆は驚いた。
輝姫「あっ…。ご、御免なさい…。」
杏樹「入団テスト、始まりますよ。」
杏樹の声で、皆は一斉に庭を見た。
輝姫「天馬?!フェイも!!という事は、2人が見習い騎士?!」
暗莉「恐らく、天馬が主人公だろうな。」
美咲「じゃあ、ワンダバは従者?」
杏樹「美咲…、ワンダバ凹んでますよ。」
美咲「Σえっ?!あの声聞こえたの?!」
白竜「何という地獄耳…;」
こうして、天馬とフェイの入団テストが始まった。
***
姫佳「始まりました!空想世界編!!」
輝姫「何で私、妖精さんじゃないのー?!」
姫佳「原作の事情です。」←
太陽「まだ言ってたんだ…^^;」
輝姫「羽つけて飛びたかった…。魔法使いたかった…(泣)」
姫佳「さて、次回はマスタードラゴン登場です!1ネタバレ言うと、輝姫誘拐されます。」
暗莉・太陽・天馬「「「え?^言^」」」
姫佳「分かってるよ。謎の少女とか、10年に1人の天才って呼ばれてる輝姫の彼氏とか、何とかなるさ!!の雷門のキャプテンにフルボッコにされる事位。でも、仕方ないんだ!!物語上、こうなってしまt暗莉・太陽・天馬「「「黙れ!!!そして死ね!!!(怒)」」」
輝姫「えっと…、コメント待ってます!;」