二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス) ( No.629 )
- 日時: 2013/02/17 19:47
- 名前: 姫佳 (ID: kM82Y1ex)
- 参照: 明日から学期末テスト週間です。ふざけんなよこの野郎((
第44話「恐怖のハイパーダイブモード!」
茜「大変!」
ワンダバ「何だ?」
茜「絵本…、」
葵「最後のページが…!!」
美咲「どういう事?!」
ワンダバ「パラレルワールドの時空が不完全になっているのだ。」
杏樹「この戦い、どうなるか分からないって事ですか?」
葵「もし、円卓の騎士団が負けたら…、」
暗莉「…この世界ごと消えてしまうかもしれない。」
輝姫「そうなれば、私達も元の世界に帰れない…。この試合、絶対に負けられないって事だね…。」
天馬「絶対に負けられない試合…。…やっぱり俺じゃ駄目だ…!!神童先輩!!」
神童「どうした?…天馬?」
天馬「本当に…、キャプテンは俺で良いんですか?」
皆に衝撃が走る。
神童「馬鹿な事を言うな!!雷門のキャプテンはお前だ!!」
天馬「でも俺何かより、神童先輩の方がリーダーに相応しいんです!!誰が見たってそうです!俺がリーダーじゃ、このチームの本当の力が出せない!そうじゃないですか?!」
錦「天馬!こんな時に何を言い出すぜよ!!」
天馬「こんな時だからこそ言うんです!!」
そんな時、黙っていた暗莉が口を開いた。
暗莉「…僕は、お前にリーダーを求めた事は一度もないけどな。」
輝姫「暗莉?!」
天馬「俺にリーダーを…、求めてない…?!」
暗莉「確かに、リーダーなら拓人さんの方が向いてるな。」
輝姫「暗莉!!何て事言うの!!今すぐ天馬に謝って!!」
暗莉「僕は正論を言ったまでだ。」
天馬はフィールドに立ってる今も、暗莉の言葉を思い出していた。
輝姫「天馬!どう思おうが、このチームのキャプテンは天馬だよ!!」
天馬「どうして?!どうして俺がキャプテンなの?!」
輝姫「それは…、」
その時、相手の顔が変わった。
フェイ「アンドロイド?!」
輝姫「人間じゃなかったって事?!」
レイ「ミッションにおいて、お前達を排除する。」
試合開始。相手の素早いパス回しに、雷門はついて行けない。相手のシュートコマンド20が決まり、0‐1。
試合再開。フェイから剣城にパス。剣城はフェイにパスし様としたが、カットされてしまった。輝姫と太陽があっという間に抜かれ、天馬がボールを奪おうとしたが、抜かれてしまった。DF陣もあっという間に抜かれ、シュートコマンド20を打つ。大国謳歌が破られ、0‐2で前半終了。
アーサー「松風天馬。」
天馬はアーサー王の所へ向かう。
アーサー「お前は何を迷っている?」
天馬「俺には、やっぱりチームのキャプテン何て無理何です。俺には、リーダーとしての素質が無いんです。」
アーサー「ならば、リーダーの素質とは何か?」
天馬「それは…、キャプテンをやる上で重要な素質です。」
アーサー「では、キャプテンとは?」
天馬「皆を引っ張って、的確な指示を出して、勝利の導くのがキャプテンの…、」
アーサー「皆の声を聴け。そうすれば、やるべき事が見えてくるだろう。」
天馬「皆の声を…?」
アーサー「行け!答えはフィールドにある!」
天馬「はい…。」
天馬がフィールドに向かおうとした時、暗莉からドリンクを渡された。
暗莉「…確かに僕は、お前より拓人さんの方がリーダーに向いてると思う。」
天馬「俺だってそう思う…。」
暗莉「だけど、僕はお前の事、最高のキャプテンだと思うけどな。」
天馬「リーダーに向いてないのに、何でそう思うの?」
暗莉「僕は、雷門の皆と旅をして初めて『チーム』というものを知った。…お前は率いるだけのキャプテンじゃない。」
天馬「えっ?それってどういう…、」
輝姫「天馬!後半始まるよー!!」
天馬「う、うん!!」
天馬は急いでフィールドに向かった。
白竜「お前が人を褒める何て珍しいな。」
暗莉「た、只の気紛れだ///」
後半開始。フェイが敵陣に切り込む。相手は全員、プラズマシャドウでアームドした。DFコマンド14でフェイからボールを奪い、次々と選手を抜いて行く。シュートコマンド20が決まり、0‐3。
試合再開。フェイが相手に囲まれたその時、黄名子が前に出た。フェイから黄名子にパスが回り、敵陣に切り込むがDFコマンド14により攻撃を阻まれてしまった。その時、泉からマスタードラゴンが姿を現した。
黄名子「その眼が本当にマスタードラゴンやんね。」
黄名子はマスタードラゴンに近付く。そして、黄名子は光に包まれた。
ワンダバ「おぉ!!マスタードラゴンが、自らミキシマックスしている!!」
アーサー「ミキシマックス…?」
葵「マスタードラゴンが、オーラを黄名子ちゃんに送っているんです!」
黄名子はミキシマックスに成功した。
大介「これぞ『野獣の獰猛さと賢者の頭脳を持つ「ファンタジックリベロ」』!!」
相手のスローインから試合再開。黄名子がきらきらイリュージョンでボールを奪い、天馬にパス。
黄名子「うち、分かったやんね!1人で抱え込んじゃ駄目だって!だから、キャプテンも元気出すやんね!!」
天馬「黄名子…!!」
天馬が攻め上がるが、相手に囲まれた。天馬は輝姫にパス。
輝姫「天馬!私達は、天馬を信頼してる!!」
輝姫は相手の攻撃を上手くかわした。
輝姫「天馬は私達の横にいる!!私達だって、天馬の横にいるんだよ!!」
輝姫から再び天馬へとパスが繋がる。
大介「今だ!!ミキシマックス!!『10の力 絶対的な勇気と揺るぎない実行力で大地をも味方にする「キングオブMF」』!松風天馬をおいて他にあるまい!!」
ワンダバ「成程!!」
ワンダバはアーサー王と天馬をミキシマックスガンを撃ちつけた。ミキシマックスは見事成功。
暗莉「ようやく気付いたか…。」
天馬は王の剣で相手を抜き、剣城にパス。菊一文字が決まり、1‐3。その後、黄名子の焼き餅スクリュー、フェイの王者の牙が決まり3‐3の同点。
天馬「輝姫!!決めろ!!」
輝姫「うん!!境界ポケモンキュレム!!アームド!!」
輝姫の化身アームドシュートが決まり、4‐3で試合終了。
輝姫「化身アームド…、できた…?!」
美咲「きらちゃんやったね!!遂に化身アームド成功だよ!!」
輝姫「嘘っ…?!という事は、私…!!」
キュレム『全く…、我の力をこんな短時間で完璧に使いこなすとはな…。』
輝姫「キュレムに…、認められた…!!」
太陽「おめでとう輝姫!!」
天馬「やったね!!」
輝姫「皆…!!有難う!!」
こうして、絵本も元に戻った。
アーサー「では、そなた達はこの地を立ち去るというのか?」
天馬「俺達は、どうしてもやらなくちゃならない事があるんです!」
アーサー「…よし、許す。旅に出て、己を磨いてこそ本物の騎士だ!!」
天馬「アーサー王…。」
アーサー「最早迷いはない様だな。」
天馬「はい!!」
アーサー「それでこそ、我が力を受け継ぐ者。お前には、絶対的な勇気がある。揺るぎない実行力がある。そして、そんな人間に元に人は集まる。」
天馬「俺に…?」
アーサー「私はお前の中に、私が求め続ける王の姿を見た。苦しむ仲間を力付ける希望の風、それが松風天馬。お前だ!!お前はなるのだ!皆が安心して身を任せられる、本当の王にな!」
天馬「本当の王…。」
アーサー王は力強く頷いた。
アーサー「忘れるな!!お前達が円卓の騎士である事を!!この先、どの様な困難にも、騎士の誇りと勇気を胸に、果敢に立ち向かうのだ!!」
全「「「はい!!!」」」
アーサー王は、エクスカリバーを掲げた。
アーサー「円卓の騎士に栄光あれ!!」
錦「天馬と黄名子もミキシマックスか…。こうなると、わし等のチームはすでに時空最強じゃないんか?」
大介「馬鹿もん!!何度も言っておろうが!!サッカーにおける強さとは、個人の能力ではない!!チームの力は、選手同士が生み出すハーモニーによって決まる。11のピースが揃わねば、時空最強の力は発揮されんのだ!!」
錦「分かったぜよ…;」
天馬「…あれ?そういえば輝姫と太陽は?」
杏樹「2人なら、暗莉に話があると言って向こうに行ってますよ。」
天馬「そろそろ出発するし、俺呼んで来るよ。」
天馬は輝姫達の所に向かった。
皆から少し離れた場所に、輝姫達はいた。
暗莉「何だ?話って。」
輝姫「答えて。貴女は何者なの?」
輝姫は真剣な表情で暗莉に訊いた。太陽と白竜は、数m離れた場所で見守っている。
暗莉「…まだ話す時ではない。でも、その内分かるさ。」
輝姫「私は今知りたいの!!答えて!!」
天馬「…どうしたの?輝姫があんなに怒る何て珍しいね…。」
太陽「天馬!それが…、僕等にもよく分からなくて…。」
白竜「…何があったかは知らないが、輝姫がいつもと違うという事だ。」
輝姫「私、黒い騎士に攫われた時、凄く恐かった。…確かに、誘拐されたら誰でも恐いと感じるだろうけど…、私は、前にもこんな事があった気がするの。…ううん、今回よりももっと恐ろしい事だった様な気がする…。」
輝姫はポツリポツリとそう話す。
輝姫「でも、そんな時、このブレスレットが助けてくれたの。これは、太陽とは違う別の温かさ…。私は、この温かさを知っていた。…教えて!!貴女は何者なの?!どうして私を護ってくれるの?!貴女は…、」
「どうしていつも、悲しそうに私を見つめるの?」と、輝姫は問うた。
暗莉「…僕h「お話し中御免ね。」
後ろから声が聞こえ、驚いて振り返る。そこには、見知らぬ少年が。天馬達も輝姫達の傍に駆け寄る。
天馬「君は?」
少年はゴーグルを外した。
輝姫「天馬に似てる…。」
「それはそうかもね。」
天馬「どういう事だ…?」
「僕の名は『サリュー・エヴァン』。皆、僕を『SARU』と呼ぶ。」
輝姫「あっ、初めまして。白炎輝姫です。」
太陽「輝姫、何自己紹介しちゃってんの;」
輝姫「だって、名前言ってくれたんだし、こっちも言わなきゃ失礼でしょ?」
SARUは笑いながら「君、面白いね。」と言った。
輝姫「で、SARUさんはどうして此方に?」
SARU「SARUで良いよ。今日は、伝えたい事があって来たんだ。とても大事な事さ。君達と僕達についてね。良いかい?僕達は…、」
その時、輝姫達が突然消えた。
暗莉「輝姫?!それに太陽と天馬まで…!!」
SARU「エルドラドに先を越されちゃったか…。」
白竜「どういう事だ!!」
SARU「…とりあえず、ここから出ようか。それに、君達の他にも話したい人がいるんだ。君達もよく知っている人物だよ。」
暗莉達は現代に帰って行った。
***
姫佳「遂に、アーサー王編完結!!そして、いよいよ次回から未来編です♪」
輝姫「やっと私もキュレムで化身アームドできた〜!!」
姫佳「だけど、未来での決戦を前に輝姫に大問題発生!!」
太陽「うん…。何となく予想してたよ。」←
姫佳「そしてそして!!遂に未来編で輝姫の過去が明らかになります!!そして、謎の少女暗莉の正体も明らかに!!」
輝姫「では、コメント待ってます☆」