二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス) ( No.700 )
日時: 2013/02/28 19:00
名前: 姫佳 (ID: kM82Y1ex)
参照: 明日はいよいよ卒業式!!

第46話「セカンドステージチルドレン」


〜同時刻 現代 暗莉視点〜

僕達は、SARUのワープでラティア姉の部屋の前にいた。

暗莉「話したい事って…、ラティア姉達も関係あるのか?」
SARU「まあね。とりあえず、中に入ろうよ。」

SARUがノックをし、中に入った。

ラティア「暗莉、白竜、お帰り。」
フィディオ「お疲れ様。」

いつもの様にラティア姉とフィディオが迎えてくれた。

「あっ!サリュー!お帰りなさ〜い!」

緑の髪に水色の瞳をした小さな少女が走ってきた。その後、SARUにギュッと抱き着く。

SARU「ただいま、セーナ。良い子にしてたかい?」
セーナ「うん!あのね、お屋敷の中探検したんだよー!!」

少女は「セーナ」というらしい。見た目からして…、10歳位か?

暗莉「SARUの妹か?」
SARU「ううん、彼女だよ。」
暗莉・白竜「「…はぁっ?!」」
白竜「どこからどう見ても小学生だろ?!」
SARU「セーナは訳ありで成長が遅れてるんだ。でも、正真正銘僕と同い年だよ。」
暗莉「へぇ…。SARUの彼女って事は…、この子もセカンドステージチルドレン何だよな?」
SARU「…一応、ね。」

SARU…、今、言葉を詰まらせた…?

サリュー「こんにちは〜。私、『セーナ・クオーレ』!宜しくね〜^^」

ほんわかしてて可愛い子だな…。

暗莉「僕は黒雷暗莉。で、こっちが白竜。宜しく。」
セーナ「うん!」
「へぇ〜。君が暗莉かぁ!」

聞き覚えのない声がして振り向くと、見知らぬ男性と女性が座っていた。でもこの2人、どこかで見た事ある様な…?

「この子が、ラティアが育てた天才ゲームメーカー?」
ラティア「そうよ。」
「へぇ〜!綺麗な子じゃん!…あっ、私はティアラ!ラティアの双子の姉って言ったら分かるかな?」

ティアラ…?ラティア姉の双子の姉…?という事は…!!

暗莉「『太陽の天使姫(エンジェルプリンセス)』…!!」
白竜「この人が…?!」
ティアラ「そうだよ〜♪んで、あっちにいるのがマーク!」
暗莉「存じ上げております。アメリカ代表ユニコーンのキャプテンだった方ですよね?」
ティアラ「そうそう!」
ラティア「ところでSARU、用件は何かしら?」

自己紹介が済んだので、ラティア姉が尋ねた。

SARU「貴方達を招待したいんです。200年後の未来で行われるサッカーの試合『ラグナロク』に。」

という事は…、僕達が未来に行くって事?!

ラティア「…そのラグナロクとは、どういう試合なのかしら?」

SARUはラグナロクについて説明した。正直、僕や白竜にとっては衝撃の連続だった。が、ラティア姉達4人は落ち着いていた。

SARU「…という訳です。来て下さいますか?」

ラティア姉達はVIPとして招待されるらしい。

ティアラ「そのラグナロクって、凄く面白いの?」
マーク「俺達としては、10年前のFFI決勝戦を超える試合でなければ、見に行く気はないがな。」
フィディオ「ラティア、どうする?」
ラティア「…とりあえず、1試合見てみましょうか。それが面白くなければ、即帰らせて頂くわ。…この条件を呑み込めるなら、行ってあげても良いわよ?」

彼女達は、世界の命運何てどうでもいいらしい。あくまで基準は「試合の面白さ」

SARU「…分かりました。」
ラティア「後、素朴な疑問だけど…、どうして私達がVIPゲストなの?」
SARU「貴方方は、セカンドステージチルドレンの祖先と言ってもいい存在です。特にラティアさんとティアラさんは。」
ティアラ「ふ〜ん…。ま、面白い試合見られるなら何でも良いけどね☆」

フィディオとマークさんもティアラさんと同意見らしい。

セーナ「暗莉と白竜も一緒に行くの?」
白竜「暗莉、どうする?」
暗莉「…雷門は、エルドラドに連れて行かれた。という事は、彼等も200年後にいる筈だ。…行こう。未来へ。」

こうして、僕達は200年後に向かった。


SARU「着きました。ここが、皆様が泊まって頂く所です。」
ティアラ「凄〜い!!綺麗な所だね〜!!」

そこは、クラリス家と遜色ない屋敷だった。

SARU「セーナは先に皆の所に戻ってて。」
セーナ「はーい!」

僕達とセーナは、ロビーで別れた。僕達は、SARUに部屋を案内して貰う事に。

暗莉「…SARU。」
SARU「何?」
暗莉「セーナは…、特殊な能力が使えないのか…?」

さっきも、ワープを使っていなかったし…。

SARU「…そうだね。セーナは僕達の様な能力は使えない。…でも、セーナは特別な子何だ。」
暗莉「特別な子…?」

僕は、セーナの事が気になって仕方なかった。


〜セーナ視点〜

暗莉かぁ…。凄く綺麗で、何だかお姉ちゃんみたい!…そうだ!荷物の整理が終わったら、一緒に遊ぼうっと♪

セーナ「ただいま〜!」

私が扉を開けると、ガロとメイアが戦っていた。

セーナ「どうしよう…!メイアが怪我しちゃう…!」

私にとって、メイアはお姉ちゃんみたいな存在。私がセカンドステージチルドレンに入った頃から、凄く優しくして貰って…。

セーナ「駄目っ…!!メイアに怪我させちゃ…!!」
SARU「何だい?又揉め事?」

私がメイアの傍に駆け寄ろうとした時、サリューが部屋に入ってきた。

SARU「僕が急いで来たから良かったけど…、もしセーナに攻撃が当たっていたら、どうする積りだったんだい?」

サリューはいつもより低い声で、睨みながらそう言った。

セーナ「あの、サリュー。勝手に入った私が悪いの。だから…、メイアの事は怒らないで…?」

私が恐る恐るサリューにそう言うと、サリューは微笑みながら私の頭を撫でた。

SARU「すみません。お見苦しい所を見せてしまって。」
セーナ「あっ!暗莉!!」

私は暗莉にギュッと抱き着いた。

セーナ「どうしてここに?」
暗莉「SARUが、セカンドステージチルドレンの皆を紹介したいからって…。」
セーナ「そうだったんだぁ。」

その時、ラティアさんが部屋の中にメイア達に近付いた。

ラティア「貴方達の能力、見せて貰ったわ。…素晴らしいわね。未来まで来た甲斐があったわ。」
ティアラ「ラグナロク…。思ったよりも楽しめそうだね!!」




***
姫佳「という訳で、新キャラのセーナです!!」
セーナ「こんにちわ〜^^」
暗莉「セーナは、普通のセカンドステージチルドレンとは違うんだよな。」
姫佳「そうだよ〜!てなわけで、次回はセーナの秘密に迫ります!!」
セーナ「でも私、主人公じゃないよ〜?」
暗莉「…確かに、主人公出さなくていいのか…?」
姫佳「良いんだよ!!という訳で、コメ待ってます☆」