二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス) ( No.756 )
- 日時: 2013/03/04 16:34
- 名前: 姫佳 (ID: kM82Y1ex)
- 参照: テストラスト1日!!
第51話「11人目の時空最強!」
〜翌朝〜
暗莉とセーナが入った部屋にはSARUとフードを被った謎の人物がいた。
セーナ「…!!」
暗莉「セーナ?どうした?」
セーナ「…ううん、何でもない。サリュー、フェイ知らない?」
SARU「フェイならさっき部屋を出て行ったよ。」
セーナ「有難う!」
セーナは謎の人物を睨み、部屋を出て行った。
SARU「あっ、暗莉にも紹介しておくね。『支援者X』、僕達に協力してくれる唯一の大人の協力者。彼はエルドラドの元幹部で、エルドラド内部の情報を僕達に教え、色んな予言をしてくれるんだ。」
暗莉「へぇ…。」
暗莉は支援者Xに一礼した。
暗莉「…セーナは、あの人の事が嫌いなのか?」
支援者Xが出て行った後、暗莉は尋ねた。
SARU「…苦手何じゃないかな、大人が。…セーナはフェーダの中でも、一番過酷な環境にいたからね。」
暗莉「そっか…。」
セーナ「暗莉!庭で遊ぼうよー!!」
暗莉「ああ。」
暗莉はセーナに手を引かれ、庭に向かった。
暗莉「ゆ、遊園地…?;」
フェイ「やっぱり驚くよね…^^;」
セーナはメリーゴーランドに乗っている。
フェイ「この遊園地、SARUが造ったんだよ。」
暗莉「SARUが?」
フェイ「うん。セーナは戦う力がないから、滅多に外に出られないんだ。で、退屈しない様にSARUが造ったんだ。」
暗莉「へぇ…。」
セーナ「あっちに公園もあるんだよー!」
セーナは暗莉の手を引き、公園に向かった。
セーナ「よ〜し!!じゃあ、3人でブランコに乗ろう〜!!」
フェイ「セーナ…、流石にそれは無理だよ…;」
暗莉「2人が限界だな。」
セーナ「えぇ〜?!><」
フェイ「じゃあ、セーナと暗莉が乗ってきなよ。僕はここで見てるから。」
セーナ「うん!暗莉、乗ろう♪」
セーナが座り、暗莉が立って漕ぐ役だ。
暗莉「しっかり捕まってろよ?」
セーナ「はーい!!」
暗莉は力一杯ブランコを漕ぎ始めた。
セーナ「風が気持ちいいねー♪」
暗莉「ああ。」
暫くして、暗莉とフェイが交代した。そこへSARUと白竜がやって来た。
白竜「ここにいたのか、暗莉。」
暗莉「ああ。セーナが遊びたいって言ってな…。」
SARU「暗莉、セーナの相手をしてくれて有難う。」
暗莉「ああ。僕も結構楽しいから。」
白竜「でも、少し驚いたな…。暗莉が輝姫以外の奴と親しくなるとは…。」
暗莉「…少し似てるんだ、昔の僕と。」
暗莉は自分の過去を話し始めた。
暗莉「…僕も5歳の頃に誘拐された事があるんだ。」
SARU「それは…、セーナと同じ理由?それとも身代金とか?」
暗莉「いや、僕を殺そうとしたんだ。」
白竜「殺すって…?!」
暗莉「僕の両親は、お互いに結婚を反対されてたらしくてね…。所謂かけおちってやつだ。…始めは親友の夫婦の別荘で静かに暮らしていたらしんだけど…、僕が生まれてすぐ居場所が母親の両親にばれてしまったらしい。で、両親は海に身を投げたって話だ。」
白竜「そんな事が…。」
暗莉「…でも、僕が生きている限り、僕の両親が愛し合っていたというのは事実だ、とでも思ったんだろう。それで僕を抹殺し様とした。…ま、その時にラティア姉達に助けられたんだけど。」
セーナ「何々?何の話?」
そこへセーナとフェイが駆け寄ってきた。
暗莉「僕とセーナが少し似てるって話。」
セーナ「私と暗莉が?」
キョトンとしているセーナの頭を暗莉は優しく撫でた。
ラグナロク2回戦。もう後がないエルドラドチームには緊張が走っていた。そこで、輝姫達が駆け寄ってきた。
天馬「神童先輩!今日の試合、勝ちましょう!絶対に!!」
狩屋「何か同じチームみたいな言い方だなw」
神童「いや、3チームに別れていても、俺達は1つのチームだ。輝姫、天馬、信助、今日の試合必ず勝って、お前達に繋げる。最終戦は頼んだぞ!」
輝姫・天馬・信助「「「はい!!」」」
美咲「私達も絶対に勝ちます!頑張ろう!!」
輝姫「うん!」
杏樹「…で、その格好は…?」
神童達は、プロトコル・オメガのユニフォームを着ていた。
狩屋「これ、結構動き易いんですよw」
直紀「なら良いけど…。何か、変な感じだな…。」
「ふーん…。私の貴方達何だ…。何かつまんなそうなのに当たっちゃったなぁ…。」
そこに2人の少年少女が現れた。
神童「お前は…!あの時、SARUと一緒にいた…、」
「あら、覚えていてくれたんだ〜。」
そこから2人の世界へと入って行き、2人は去って行った。
直紀「何だ…?あの2人…;」
輝姫「私と太陽の方が仲良いもんねーっだ!!σ(≧┰≦ )ベー 」
太陽「輝姫…、何で張り合ってるの;」
エイナム「2回戦は『ギル』が出てきましたね。」
アルファ「あの2人は『メイア』と『ギリス』。フェーダの中でも1、2位を争う頭脳の持ち主だ。」
ガンマ「厄介だな…。奴等はフェーダが戦争に使うアイテムの開発者でもある。何を仕掛けてくるか分からない。それに、戦術はフェーダの中でもトップクラス。1回戦のザンより戦術能力も上回っている。」
プロトコル・オメガの面々は、未だに仲が悪い様だ。
倉間「あいつ等、本当に大丈夫なのかよ…。」
狩屋「せめて時空最強イレブンが揃っていればなぁ…。」
信助「でも…、時空最強イレブンの完成までもう少しだったのに…。フェイがいなくなったんじゃ…。」
天馬「大丈夫!!フェイはきっと戻ってくる!フェイは俺達の仲間何だ!!」
直紀「だとしても、最後の11人目はまだ見つかっていない。」
茜「『11の力 灼熱の熱風と激震する雷鳴の力で全てを貫く「オールラウンドプレーヤー」』…。」
葵「大介さん、11人目は例えれば誰の様な…、というのはないんですか?」
大介「そうだな…。あえて言うなら、輝姫と暗莉だ。」
輝姫「えっ?!私と暗莉ですか?!」
大介「輝姫からは熱風の様な熱さを、暗莉からは雷鳴の様に暴れ狂う激しさを感じた。2人の力を合わせれば、条件を満たす。」
天馬「確かに、2人の力を合わせれば条件を満たすけど…。」
太陽「でも…、輝姫は今サッカーできる状態じゃないですよ?だよね、輝姫…。」
皆が振り向くと、そこに輝姫の姿はなかった。
セーナ「メイアとギリスはね、凄く強くて賢いんだよー!!」
暗莉「へぇ…。」
観客席で、セーナは自分の事の様にギルの話をしていた。
セーナ「メイアはね、私のお姉さんなの!!いつも私をオシャレにしてくれたr輝姫「暗莉ー!!ゼクロム頂戴!!」
そこへ輝姫が駆けこんできた。皆はあまりの衝撃にポカンとしている。
輝姫「ゼクロム頂戴!!」
暗莉「ゼクロム…?」
暗莉は何とか状況を整理した。
暗莉「…兎に角、外へ出ようか。」
暗莉はすぐ戻る、と言いスタジアムの通路に向かった。
暗莉「…成程。僕の力と輝姫の力を合わせれば、時空最強イレブンが完成するという訳か。」
輝姫「そう!!だから、ゼクロムの力を私に頂戴!!」
暗莉「…それじゃあ、ゼクロムにお前の力を認めさせな。そうすれば、力を分け与える。」
輝姫「どうやって…?」
暗莉「サッカーに決まっているだろう。試合終了後、お前のチームの練習所に行くから。」
暗莉はそう言い、席に戻って行った。
輝姫「サッカーで勝負…。…今の私…、ゼクロムに通用するのかな…?」
輝姫は首を振った。
輝姫「気持ちで負けたらお終いだわ!兎に角、頑張ってゼクロムに認められなきゃ!!」
様々な思いが交差する中、波乱の2回戦の幕が開けた。
***
姫佳「遂に次回から2回戦スタート!!」
輝姫「まさか、私が時空最強イレブンになる何て…!!」
姫佳「原作だとザナーク何だけどね。ここは輝姫にさせて頂きました。」
暗莉「つか、お前何してんの?明日のテストは大丈夫なのか?」
姫佳「多分!…数学心配だけど。」((エ
輝姫「で、では、コメント待ってます!」