二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス) ( No.776 )
日時: 2013/03/10 11:22
名前: 姫佳 (ID: kM82Y1ex)
参照: うたプリ後略中!翔ちゃんマジイケメン←

第53話「メカ円堂登場!」


後半開始。いきなりザナークがボールを奪い、ロングシュートを打つが止められた。

白竜「いきなりシュートだと…?!」
暗莉「相手の不意を突いたな…。」

神童が神のタクトで指示を出す。が、失敗してしまった。

輝姫「誰も攻撃の流れを掴めていない…。」
杏樹「皆、何で兄様の指示通りに動けないんでしょう…?」

その時、サカマキが神童を呼び、ある数字を伝えた。
試合再開。一進一退の攻防が続いている間も、神童は数字の意味を考えていた。神童にパスが渡る。その時、神童は数字の正体が分かった。直後、相手がスライディングでボールをクリア。
エルドラドチームのスローインで試合再開。神童にパスが渡る。そして「神のタクトFI(ファイアイリュージョン」で、ガンマに完璧なタイミングでボールを送った。今度はベータのスピードにシンクロした。そして、アルファにパスが繋がる。アルファが神童にパス。神童が神のタクトFIでアルファ、ベータ、ガンマにパスを繋げた。シュートコマンド24が決まり1‐3。

美咲「やった!!初得点だよ!!」
直紀「凄いシュートだ!!」
杏樹「新しい神のタクトが、それを導いたんですね…。」
輝姫「この1点は大きいよね!」
太陽「うん!」

フィディオ「凄い…!!今迄、全然噛み合わなかったのに…。」
ティアラ「どうして?あの監督、拓人に何言ったの?」
ラティア「恐らく…、あの3人のボール保持率と走力のデータを言ったのよ。」
マーク「データ?」
ラティア「えぇ。キープ力のあるガンマにボールを預け、スピードのあるベータを裏のスペースに走らせ、両方のバランスが取れたアルファを攻撃の機転にしたのね。」
ティアラ「ほぇ〜!凄〜い!!」
ラティア「でも、その数字を聞いただけで彼等の能力を引き出す何て…。流石は天才ゲームメーカ神童拓人ね。」

試合再開。神童が神のタクトFIで指示を出す。神童にパスが渡る。刹那ブーストが決まり2‐3。
試合再開。エイナムが神童にパスを出すが、ザナークがカット。ザナークが攻め上がるが、相手にボールを奪われてしまった。ギルのカウンター攻撃。あっという間にメイアとギリスがゴール前に攻め上がる。デッドフューチャーを打つが、ペンギン・ザ・ハンドに止められてしまった。

輝姫「必殺技、使えるんだ…。」
信助「しかも、凄い威力だよ!」

ティアラ「ペンギン、久々に見たー!!(キラキラ)」←
ラティア「あの必殺技…、どうやって出したのかしら…?どんなプログラムなのか、気になるわ!あれ、解剖してみたいわね!(キラキラ)」←

ベータにパスが渡り、虚空の女神アテナのシュートコマンドK02が決まった。3‐3の同点。

マーク「…あ、あのロボショートしているぞ。」
ティアラ「本当だ…。右腕から煙が出てる…。」
ラティア「あの程度でショートして貰っちゃ困るわね…。強度は…、」

ラティアは必死にメモ帳に書き込んでいた。

試合再開。残り時間は僅か。ギルが素早いパス回しで攻め上がる。DFを抜き、メイアとギリスがデッドフューチャーを打つが、ペンギン・ザ・ハンドに止められてしまったが、ボールはメイアとギリスの元へ。情熱のラヴァースを出し、メカ円堂も化身「英知の王ブングオー」を出した。

輝姫「Σ化身出せるの?!」
直紀「流石エルドラド…。やる事が違うな…。」

ティアラ「凄〜い!!化身出したよ!!化身!!」
ラティア「化身は、サッカープレーヤーの気が形となって現れるもの…。という事は、あのロボには感情があるって事?う〜ん…、」

ラティアのメモ帳には、見た事もない数式がずら〜っと書かれていた。

メイアとギリスが同時にシュートを打った。メカ円堂はボロボロになりながらも、何とかシュートを止めた。が、ボールはまだ生きていた。メイアとギリスがデッドフューチャーを打ったが、ザナークが体を張って止めた。

セーナ「メイアとギリスの必殺シュートを止めた…?!」
暗莉「凄いを通り越して無茶苦茶だな…。」

ザナークは相手を吹き飛ばしてゴールに攻め上がる。物凄いシュートが決まり、4‐3で試合終了。

美咲「望みが繋がったね!」
杏樹「これで1勝1敗…。次で決着がつきますね。」
天馬「うん!頑張ろう!!」

ヴァンフェニー「…負けたみたいだね。」
セーナ「うわ…。来た…。」

セーナはSARUの後ろに隠れた。

SARU「…まぁ、彼等は僕達セカンドステージチルドレンの遺伝子のルーツ何だからね。これ位は勝って貰わないと。」
ヴァンフェニー「…やはり、ザナークをエルドラドに取られたのは良くなかったのでは?」
ガルシャア「だが、SARUもフェイを敵から抜いた。お相子だろう。」
SARU「面白くなるのは、これからさ…。」

セーナ「皆さ〜ん、そろそろ帰りますよ!」

セーナ達がラティア達の部屋へやって来た。

ラティア「1回化身を出しただけで壊れるんじゃ、意味ないわよね…。デッドフューチャー、メイアとギリスの化身シュートがこの位の威力と想定して…、」
白竜「…何やってるんですか?;」
フィディオ「メカ円堂を作ろうと…;」
セーナ「ラティア姉〜!帰ろうよ〜!」

セーナがラティアに近付いた時、1冊のメモ帳に気付いた。

セーナ「…何これ?」

セーナはペラペラとメモ帳を捲った。そこには、見た事もない数式や記号が書かれていた。セーナはメモ帳を閉じ、静かにラティアに返した。

ラティア「そもそも、化身を出すにはプレーヤーの強い意志がないといけない訳でしょ?じゃあ、どうしてロボに化身が出せたのかしら…。…あっ、それを言うならパーフェクト・カスケイドもよね。彼等もアンドロイドだし…。彼等が出す化身は、人工化身だったわよね…、」

ラティアがブツブツ言いながらメモ帳に書き込んでいく。

マーク「あれはもう駄目だな。こうなったラティアは、周りの事が見えなくなる。」
フィディオ「集中するのは良い事だと思うけど…、ここまでやられちゃね…^^;」
ティアラ「ところで暗莉は?」
セーナ「用があるってどこかに行っちゃった。夕飯までには戻ってくるって言ってたけど…。」

その頃、輝姫と暗莉は練習場にいた。

暗莉「…それじゃあ始めるぞ。本気で倒す積りで来い!」
輝姫「うん!」

こうして、11番目の時空最強「灼熱の熱風と激震する雷鳴の力で全てを貫く『オールラウンドプレーヤー』」の力を手に入れるべく、輝姫の挑戦が始まった!!




***
姫佳「ラグナロク2回戦、遂に決着です!」
輝姫「勝って良かったね!!」
姫佳「うん!さて、次回はいよいよ3回戦突入!!遂にフェイのチームが登場です☆」
暗莉「段々アニメに追いついてきたな。」
姫佳「まあね♪今週は進級審議会だったり、懇談会だったりで午前授業だから、更新できる日が多いんだー!!」
輝姫「懇談会ですか…。」
姫佳「Σハッ!!忘れてた!!三者面談だという事を!!やだー!!親と先生の間で何話せって言うんだよ!!」←
暗莉「コメント宜しくな。」