二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス) ( No.967 )
日時: 2013/04/13 13:10
名前: 姫佳 (ID: kM82Y1ex)
参照: 新学期早々テストがありました。数学オワタ\(^o^)/

第61話「決戦の時」


〜輝姫視点〜

輝姫「んっ…、」

ラグナロク延長戦の朝、私はいつもより早く目覚めた。

輝姫「今日…、世界の運命が決まるんだ…。」

世界の運命が懸っているのに、今迄の試合の中で一番リラックスしてる。(曖昧だけど)過去を思い出して、色々吹っ切れたのかな…。

輝姫「折角だし、ちょっと練習しようかな。」

私がユニフォームに着替え始めると、布団がもぞもぞと動いた。そして、中からピョンッとリュミが出てきた。

輝姫「リュミ…。まだ寝ててもよかったんだよ?」

私は苦笑しながらリュミを肩に乗せた。どうやら、リュミは私と一緒に練習に行きたいみたい。

輝姫「じゃあ、行こっか!」

私はサッカーボールを持つと、グラウンドに向かった。


〜グラウンド〜

輝姫「白陽ポケモンレシラム!クロスフレイム!!」

炎を纏ったボールが、ゴールに突き刺さった。

輝姫「よし…。境界ポケモンキュレム!フリーズワールド!!」

今度は氷を纏ったボールが、ゴールに突き刺さる。

輝姫「レシラム!キュレム!今日は宜しくね!」
キュレム『何を今更…。今日『は』ではなく、今日『も』だろう。』
輝姫「あっ…、確かに…。」
レシラム『全く…、最後の決戦まで手厳しい事を言いますわね…。』

レシラムは溜息を吐いた。

レシラム『ですが、貴方の意見も間違いではありません。輝姫、私達はどんな時でも、貴女と一緒です。今日の試合、私達も全力で貴女と共に戦います。』
キュレム『…そういう事だ。我等の力、思う存分使うがいい。』
輝姫「レシラム…、キュレム…。有難う!!」

今でもちょっと信じられないなぁ…。あんなに凶暴だったキュレムが、今では私の為に力を尽くしてくれる何て…。

輝姫「フフッ…。」
レシラム『輝姫、どうしました?』
輝姫「何でもない!さて…、最後は…、」
「ミキシマックス…、かな?」

後ろから声がして驚いて振り返る。

輝姫「太陽!直にぃも!」
直紀「やっぱり、ここで練習してたな。」
輝姫「早く目が覚めちゃって…^^;」

こうして、私は太陽と練習する事に。

太陽「ミキシトランス!孔明!!」
輝姫「ミキシトランス!ゼクロム!!」

私は太陽を抜き、シュート体勢に入った。

輝姫「っ?!」

その時、私の脳裏を何かが横切った。

太陽「輝姫?」

太陽の声でハッと我に返り、シュートを打つ。ザシュッという音と共に、ボールがゴールに入った。

太陽「輝姫、どうしたの?一瞬、立ち止まったけど…。」

太陽が心配そうな表情で、私に駆け寄って来た。

輝姫「又だ…。」
太陽「えっ?」
輝姫「又…、あの子がいた…。」
直紀「あの子?」
輝姫「前から結構私の夢に出てくるの。黒髪の幼い女の子が…。でも…、顔はよく見えなくて…、私が問いかけると、いつも消えちゃうの…。」
太陽「直にぃ、それって…、」
直紀「ああ…。恐らくな…。」

2人が小さく囁いたけど、私には聞こえなかった。

美咲「あっ!いたいた!!」
輝姫「美咲!」
美咲「監督が集まってるから、ミーティングルームに集まって!」

私達は、ミーティングルームに向かった。


トウドウ「いよいよ今日が、フェーダとの最終戦、人類の未来を懸けた最後の試合だ。準備はできているな?」
全「「「はい!!!」」」

すると、サカマキが何かを取り出した。

サカマキ「試合中は、これを耳の中に入れておけ。フェーダの念動波を防止するチップだ。」
霧野「防止するチップ?」
サカマキ「奴等の事だ。前回同様、念動波を使い、お前達の頭にプレッシャーをかけてくる可能性は十分にある。」
フェイ「いや、SARUはやらないと思う。あの時、SARUが僕にやらせたのは、僕と天馬達を引き裂く為だった…。」
サカマキ「…念の為だ。」
天馬「…分かりました。」
トウドウ「で、この最終戦を指揮して貰う監督だが…、」
ワンダバ「ぎtyアルノ「フェイ!準備完了じゃ!」
フェイ「アルノ博士!できたんだね!」
輝姫「今…、ワンダバが何か言おうとしてなかった?」
杏樹「確かに…。…ところで、何ができたんでしょうか?」

アルノ博士は、不思議な装置を操作している。

神童「何ですか?これは…。」
アルノ「多重時間理論第1人者のわしが作りあげた、クロノストーン化された人間を元に戻す装置じゃ!」
信助「元に戻す装置?」
アルノ「フェイ。」

フェイは頷くと、クロノストーンを取り出した。

輝姫「それってもしかして…、円堂監督が閉じ込められてる石?!」
フェイ「うん。」
全「「「えっ?!」」」
美咲「フェイ君、そんな簡単にうんって言ってるけど…、」
直紀「どうしてそれを?」
フェイ「昨日、フェーダから取り返して来たんです。」
天馬「フェイ…。」
アルノ「さぁ!石を此方に!」
フェイ「はい。」

フェイは石を装置に設置した。

アルノ「よし!セット完了じゃ!それじゃあ始めるぞ!」

アルノ博士は装置を操作し始めた。

アルノ「システムスタート!!」

スイッチを押すと、装置が作動し始めた。…が、すぐに止まってしまった。

信助「何も起こらないですね…。」
葵「えぇ…。」
アルノ「おかしいのぉ…。何故スタートしないんじゃ?」

アルノ博士が何度もスイッチを押すが、作動しない。

水鳥「本当に大丈夫かよ?この装置…。動け!」

水鳥が装置を蹴ると、サイレンが鳴り始めた。

美咲「ど、どうしたんですか?!」
アルノ「不味い!システムが暴走しておる!」

アルノ博士は装置を止め様としたが、一向に止まる気配はない。そして、装置が爆発を起こした。

直紀「…誰かいるみたいだ…。」

直紀の声で、全員が一斉に煙の方を見た。やがて、煙が晴れた。

「よっ!皆!!」
天馬「円堂監督…、」
アルノ「ふぅ…。成功じゃ。」

皆は喜んで円堂の傍に駆け寄る。

天馬「円堂監督!お帰りなさい!」
円堂「皆…、すまなかったな。」
天馬「監督…。やったー!!円堂監督が、帰って来たぞ!!」

皆は喜び合っている。

鬼道「ようやく帰って来たか。」
豪炎寺「ああ。あいつはいつも遅いんだ。」
杏樹「これで大介さんも、元に戻れますね。」
大介「わしか?わしは結構気に入っとる!この方が、動き易いしのぅ!」
ワンダバ「そろそろスタジアムに行く時間だ!!早速、このクラーク・ワンダバット様が、チームクロノストームの監督としt天馬「円堂監督!この試合の監督をお願いできますか?俺、最後の試合は円堂監督に指揮して貰いたいんです!」
円堂「お前達…。」
鬼道「良いんじゃないか?」
豪炎寺「ここまで来たら、後は気持ちの勝負だ。最後は、この試合に懸ける思いの強い方が勝つ。」
鬼道「頼んだぞ、円堂。」
円堂「鬼道…、豪炎寺…。」
全「「「お願いします!!!」」」
円堂「よぉし!久しぶりにお前達と戦うぞ!サッカーやろうぜ!!」
全「「「おう!!!」」」


〜スタジアム〜

両チームは、アップを始めた。

杏樹「あの2人は確か…、ギルにいたメイアとギリス…。」
直紀「この前のリベンジという事か…。」
輝姫「…あれ?」
太陽「どうかした?」
輝姫「相手のチーム…、1人足りない…。」
美咲「えっ?1、2…、…本当だ。何考えてるんだろう…?」

SARU「…セーナ、そろそろ呼んで来て貰えるかな?」
セーナ「はーい!」

セーナは控室に向かった。(セーナはザ・ラグーンのマネージャー)
その時、突然スタジアムが浮上し始めた。皆は驚きを隠せない。そして、SARUはアンプルバズーカを取り出し、頭上に打ち上げた。その途端、スタジアムは不思議な何かに包み込まれた。

ワンダバ「まさか…、SARUの奴!」
直紀「何が起こっているんだ?!」
ワンダバ「ワームホールだ…。」
葵「ワームホール…?」
フェイ「SARUは、アンプルガンでワームホールを作って、その中に僕達をスタジアム毎引きずり込んだんだ。」
剣城「そんな事ができるのか…。」
SARU「残念だったね、おじさん達。おじさん達、この試合で負けたら、僕達をガスで眠らせてワクチンを投与し様としてたでしょ?だから最後は、誰にも邪魔されない場所でやる事にしたよ。」
輝姫「そんな事を考えてた何て…!」

そこにセーナが戻ってきた。

セーナ「ただいまー!呼んできたよ!」
SARU「有難う。それじゃあ、セーナはここに座って見てて。」
セーナ「うん!頑張ってね!」
天馬「誰を呼んだんだ?!」
SARU「君達もよく知ってる人物だよ。もっとも…、今は僕等の仲間だけどね。」

そして、ザ・ラグーン最後の選手が入って来た。その瞬間、皆は絶句した。

美咲「嘘っ…?!何で…?!」
天馬「こんな事って…!!」
太陽「輝姫…、」
輝姫「な…、んで…?!どうして…、










                          暗莉がザ・ラグーンに…?!」




***
姫佳「いよいよ最終決戦に突入!!そして、まさかの新展開!」
輝姫「これはあり得ないですよ!何で暗莉が敵になってるんですか?!」
姫佳「…うん、その内明らかになるんじゃね?」←
太陽「こういう人を無責任って言うんだろうね、世間では。」
姫佳「では、コメ待ってます!!」