二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス) ( No.991 )
日時: 2013/04/27 11:59
名前: 姫佳 (ID: kM82Y1ex)
参照: マギの小説が書きたくて仕方がない←

第62話「クロノストームVSザ・ラグーン」


輝姫「な、何で暗莉が…、ザ・ラグーンに…?」
暗莉「フェーダの力を認めさせる為にさ。あの愚かな大人達に。」

暗莉はエルドラドの人間達を睨みながら、そう言った。

暗莉「大人は皆、勝手過ぎる…。自分の勝手な欲望や目的の為に、関係ない人達を平気で傷つける…。僕はそれが許せないんだ。」

暗莉はセーナを見つめ、そう言った。

暗莉「僕は、お前を敵としか見ていない。だからこの試合…、僕はお前を全力で潰す。」

暗莉はそう言い、ベンチに戻って行った。

太陽「輝姫…、ベンチに戻ろう。監督が呼んでる。」
輝姫「うん…。」

輝姫もベンチに戻った。

円堂「いいな!これが最後の試合だ。思いっきりやってこい!!」
天馬「監督!必ず勝ちますから!勝ってSARU達にも、サッカーの素晴らしさを分かって貰います!」
円堂「ああ!その意気だ!」
天馬「よぉし…。行くよ!皆!!」
全「「「おう!!!」」」

両チームがポジションについた。

葵「いよいよ始まるね…!」
美咲「うん…!…あれ?つきのん、そのブレスレット…。」
杏樹「…輝姫の物です。試合が終わるまで持ってて、と頼まれたので。」
直紀「暗莉もブレスレットを外しているな…。」

試合開始。クロノストームは、いきなり全員がミキシマックスをした。

暗莉「…とりあえず、お前達の実力を見たい。僕は何もしないでおくよ。」
SARU「分かった。」

ザ・ラグーンは、素早いパス回しでボールを繋ぐ。その時、霧野がパスカットし、神童へパス。神童が相手を抜き、剣城へロングパス。が、相手にカットされてしまった。が、すぐに太陽がボールを奪い返す。そして、激しい攻防が続く。

輝姫「…どうして動かないの?」
暗莉「ザ・ラグーンの実力を見ているだけさ。…そういうお前は、動かなくていいのか?」
輝姫「貴女の相手は私よ。」
暗莉「へぇ…。」

天馬が攻め上がっていたその時、SARUがボールを奪い、仲間にパス。直後、物凄いスピードで上がり始めた。

美咲「今迄のスピードと全然違う…!!」
直紀「まさかあいつ等…、本気を出していなかったのか…?!」

神童、霧野、黄名子をかわし、SARUにパス。SARUのシェルビットバーストが決まり、0‐1。

SARU「今度は君の番だよ、暗莉。」
暗莉「ああ…。分かっているさ。」

試合再開。輝姫が攻め上がるが、暗莉がボールを奪った。

暗莉「さっきのプレーを見ていて分かった…。僕1人でも十分通用するってね!」

暗莉が次々と選手達を抜いて行く。天馬がスライディングでボールを奪おうとするが、あっさりかわされてしまった。

輝姫「これ以上は行かせない!!」
暗莉「…お前に1つ忠告しておこう。」
輝姫「…?!」
暗莉「お前は僕には勝てない。…絶対にな!」

そして、暗莉は輝姫を抜き去った。今度は暗莉の前にDFが立ち塞がる。

暗莉「悪いけど…、僕のドリブルは『イタリアの白い流星』の直伝何だ。だから…、誰にも止められないよ。」

暗莉は物凄いスピードでDFを抜いた。

暗莉「悪魔の雷(デビルズ・サンダー)!!」

悪魔の羽が生えた暗莉から、紫の雷が放たれた。シュートが決まり、0‐2。

暗莉「…分かったか?お前は僕に勝てない。」
輝姫(確かに、暗莉の実力は凄い…!!こんなプレーヤー、世界でも見た事がない…。だけど…、)

輝姫は深呼吸をした。

輝姫「絶対に勝ってみせる!!」

試合再開。輝姫が相手陣地に攻め上がる。

フェイ「輝姫!」

輝姫は頷き、フェイにパスを出した。フェイは相手をかわし、再び輝姫にパス。

輝姫「テクノバスター!!」

輝姫のシュートが決まり、1‐2。

フェイ「やったね!輝姫!」
輝姫「うん!!」

2人はハイタッチを交わした。

SARU「結構やるね…。あの輝姫って子。」
暗莉「…大丈夫。あいつの事は、僕が一番よく知っている。」
SARU「それじゃあ、この後も輝姫の事は君に任せるよ。」

その時、ザ・ラグーンの選手達がベルトに何かをはめた。

フェイ「あれは…!!」
輝姫「フェイ、どうしたの?」
フェイ「『アンプル』を使う積りだ…!!」
天馬「アンプル…?」
フェイ「彼等は、アンプルに自分達のオーラを保存していて、それを取り出す事で、能力を上げる事ができるんだ!」

試合再開。ザ・ラグーンが目にも止まらぬ速さで攻め上がる。クロノストームは、守りを固めた。暗莉には、輝姫と太陽がマークについた。

暗莉「甘いな。何人いようが、僕は絶対に止められない!ゼクロムの翼!!」

暗莉はゼクロムの翼で、空に飛び上がった。そして、暗莉にパスが回る。

暗莉「境界ポケモンキュレム!!」

信助はミキシマックスを解き、化身アームドをした。

暗莉「グラキエスアーリア!!」

氷の竜巻が、ゴールに突き刺さり1‐3。

杏樹「凄い…。」
美咲「つきのん、どうしたの?」
杏樹「…ザ・ラグーンは、皆特別な力を有している…。…でも、暗莉は私達と変わらない只の人間です。それなのに…、セカンドステージチルドレンと変わらない位強い…。」
直紀「ああ…。黒雷暗莉…。何て凄いプレーヤー何だ…。」

試合再開。輝姫が神童にパス。クロノストームは、相手2人を其々2人掛りでマーク。確実にパスを通す作戦の様だ。

暗莉「だから、無駄だって。ゼクロムの翼!」
輝姫「同じ手は食わないわ!レシラムの翼!」

暗莉と輝姫の戦いは空中戦に突入した。

暗莉「ここまで追ってくるとは…、随分しつこいな。」
輝姫「暗莉を通す訳にはいかないからね!」
暗莉「それじゃあ…、堕ちて貰おうか。地の底まで!」

暗莉は右手を上げた。その時、紫色の雷が暗莉の手に集まって来た。

暗莉「悪の雷『ヴィーツィオ・フルミネ』!!」
輝姫「きゃあっ!!」

紫色の雷が、レシラムの翼に直撃した。翼が消え、輝姫は地面に強く叩き付けられた。

太陽「輝姫!大丈夫?!」
輝姫「んっ…、平気…、」

暗莉は次々と選手達を抜き去っていく。

暗莉「決めろ!SARU!」

暗莉はSARUにパスを出した。その時、SARUの体が変化し始めた。そして、SARUは凶暴な野獣になった。SARUはフェイ、霧野、黄名子を抜き、ゴール前まであっという間に攻め上がった。そして、化身「超魔神エヴァース」を出し、化身アームドをした。シェルビットバーストが決まり、1‐4で前半が終了した。




***
姫佳「皆さんどうも!お久しぶりです♪」
輝姫「遂に始まったね!ザ・ラグーン戦!」
姫佳「うんうん!輝姫と暗莉の対決を書くの、楽しみにしてたから超楽しいw」
輝姫「次回は後半戦!私も化身達も、もっともっと頑張ります☆」
姫佳「では、コメ待ってます!!」