二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 『ワンピ×黒バス』-楽園にさらわれて ( No.23 )
日時: 2012/11/23 20:24
名前: 優騎那 (ID: hoeZ6M68)

Episode-3 『ご対面』

「「「「「「「ぎゃぁあああああああああああああああああああああああ!!!!」」」」」」」

耳に大砲がぶち込まれたかというほどの叫び声が聞こえて、ゾロは目を覚ました。

ゾ「うるせぇな……」

どうもその叫び声は上から聞こえてくる。
なんだと思って上を見れば、人間が数十人落ちてくる。
あれが原因か、と再び昼寝をしようと目を閉じた。

………ん!?

ゾ「おいナミ!!人が落ちてくる!!」
ナ「何寝ぼけてんのよ!!ここがいくら"新世界"だからってトリップ小説みたいなことあるわけ無いじゃない!!バカ!!」

本当のことを言ったまでなのだが、ナミには通じなかった。

ロ「ナミ、上を見て」
カ「ホントに落ちてきてる」

見張り台に立っているロビンとカイルがナミに言った。

ナ「キャ——!!本当に落ちてきてるじゃない!!」
ゾ&カ「「だから何度も言ったろ!!」」
サ「叫んでるナミさんも好きだぁ!!!」

ゾロとカイルはナミに突っ込む。
サンジはあくまでも通常運転。

カ「とりあえず、ゴドリック救助頼む!!」
ゴ「はいよ。仕立て屋—カヨ・スドウ—!!!」

ゴドリックは両腕を天に向けた。
指先から桃色の糸がまっすぐ伸びて、空から落ちてくる人間に巻き付いた。

ゴ「よし!下ろすぞ!」

ゴドリックが腕をゆっくり振り下ろすと、空から落ちてきた不思議な人間達はサウザンド・サニー号の芝生の甲板に降り立った。
いち早い対応により、そいつらに外傷はなかった。

ウ「お前ら大丈……ぶ…か?」

ウソップと、サンジとゴドリックの動きが止まった。
というか、石化した。

サ&ゴ&ウ「「誠凛!!?」」
誠凛「「「「「「「麦わらの一味ぃ!!?」」」」」」」

"新世界"の大海原に、とんでもないものが紛れ込んだ。