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○第２８話○　　　アタイの苦手



第三次審査が終わって３０分後・・・

「それでは、合格者の発表です。

　合格者は、７番、９番・・・・・・・

　　・・・・・・・・

　・・５０番、６１番！」


やったぁ♪　ルーシーと一緒に合格♪

「・・・・・、

　９１番。」

やっぱり、エレフィン合格かぁ。

『審査員にお金をあげて、合格させるようにした』

って感じがするんだけど。。

「第四次審査は、歌の審査です」

はぁ・・・・

アタイの苦手な審査が、とうとう来ちゃった・・・

「歌詞カードを配ります」

アタイは歌詞カードを見た。


【タイトル・秋の月
　
　紅葉や銀杏が散ると　悲しくなる

　外が寂しくなると　心も寂しくなる

　でも大丈夫　この後冬が来て　春が来れば

　暖かい心になるから】」


「１人１台ＣＤプレイヤーを用意してます。ヘッドホンで聞いて下さい」

とうとう、アタイにとって、

一番苦手な審査が始まる———。