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○第１８話○　　　ひゃぁ〜っ！



「ルーシーさん、ＯＫです。控え室に戻って下さい」

「ありがとうございます」

ルーシーは合格した。

その後、ぺたっと座ったルーシー。

「ねぇ、ルーシー。どうだった？」

「・・審査員や見物客がたくさんいて・・ライトが眩しくて・・」

「えぇ〜っ？　本番みたいじゃん!!」

「まったくです」

ルーシーの話だと、汗びっしょりになって、

緊張のせいで声が小さくなるらしい。

「６１番グルミンさん、来てください」

ひゃ、ひゃぁ〜っ！

メイクを終えたアタイ。

そしてアタイは、中へ入る————。


「———っ」

シーンとした空気の中、ライトが眩しく光る。

「６１番グルミンさん。セリフをお願いします」

「はいっ！」

大きく深呼吸。

せぇーのっ！




「『すごいね、ここの海。光浜って言うんだっけ？
　　明日の海水浴、楽しみっ!!
　　何だか、名前の通りに光ってるっっ！』」




た・・ぶん、上手く出来た。

「はいＯＫです。控え室で待っててください」

「は、はいっ！　ありがとうございます！」

アタイ・・・・どうだったかな？

第一次審査・・・・受かるかな———？