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○第２４話○　　　アタイの・・せいなの？



「これ、引っ越し祝いのロイヤルなランプ。　受け取って！」

「有難うございます。是非、大切に使わせて頂きます」

ここなちゃん・・・・丁寧スギ。


「私ね、女優になるって夢があったの」

「アタイもだよー！」

「まぁ！　・・でね、フラフラの体でオーディションを受けにいったの。
　・・でも、ある人にこう言われたの。


『６１番の人が貴女に、悪口言っていたわ。
　下手とか、気持ち悪い、黴菌ってね♪』」

って・・酷い！　ここなちゃん可愛そう。

・・・・６１番？

「私、何となく覚えているんです。６１番の名前は・・

　グルミン。って・・・えぇ？」

「・・・はぃ？」

ぇ・・・え————!?　アタイなの？

そりゃ、体力審査は自信あったし、

セリフ審査も頑張った———。けど、

そんな事言ってないハズ！

「まさか・・６１番って、グルミンさんなの!?」

「ぅ、うん・・・・」

「あなた、私の事を見下したんでしょ!?　私、あなたに何かしたの？
　私の悪口言って、楽しいの!?」

「ま、待ってよ！　アタイ、悪口なんか。。」

「言ったのよ！　エレフィンさんが、そう言ってたもの！」

エレフィン————って・・

まさか、あの人なの!!!??　どうして、こんな事を!!??





ここなちゃんは、アタイは悪口なんか言ってないって、

気付いてくれるの——————っっ!!??