二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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〜2つの世界〜 夏祭り編突入!
日時: 2009/12/04 14:36
名前: くろーばー (ID: 0i4ZKgtH)

クリックありがとうございます!

このスレにはマサラ学園とイナズマイレブンを
ミックスさせた話をのせます。

あ、戻らないで(汗)

なお、短編集のほうはしばらく休止します(ぇ
素人ですが、よろしくお願いします!

   −・−・プロローグ−・−・

今まで知らなかった世界——。
2つの世界が今、1つになる……。

なんてことは、悲しいけど、あってはいけないんだ。
      
    
    −・−・目次−・−・
  
主人公紹介>>2   リンク集 >>12

-第1章-  異なる世界

>>1 >>3 >>4 >>5 >>6 >>8 >>9
>>11 >>14 >>15 >>17 >>20 >>22 >>24 >>25
>>26 >>29 >>34 >>35

-第2章- 再開と夏祭り

>>36 >>37 >>38 >>39 >>40 >>42
>>43 >>44 >>46 >>47 >>49 >>50
>>51 >>52 >>54

番外編 >>7 >>27 >>33
 
  −・−・−注意事項−・−・−

①苦情、荒らし、文句、ツッコミは一切
 受け付けません。誤字脱字はググって下さい
 ませ(汗

②自分の小説、サイトを教えてくれるの大歓迎!!
 なお、コメしてくれた方の小説にいきます☆

−・−・コメして下さったお客様−・−・

ミニモネ様     【現在1名です】


改めまして、よろしくお願いします!

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Re: マサラ学園×イナズマイレブン ( No.1 )
日時: 2009/10/16 20:57
名前: くろーばー (ID: I69Bg0jY)

第1話 奇跡なのか悪夢なのか


ユウリは寮を出て、校舎に向かっていた。
今日は快晴。おまけに7月の終わりだ。
日差しがかなり強い。

今日は団門制作委員会の打ち合わせだ。
ユウリはふと顔を上げると、
一人の男子の姿が見えた。

それは——。


「ユウヤおはよう!」

「おはよう。今日は部活?」

「じゃなくて、団門のほう。ユウヤは?」

「俺は部活。ポケモンフーズの調理実習で」


ユウリは暑さも忘れて笑った。
こうやってユウヤと喋っていると、
心が穏やかになるようだった。


昇降口で靴を履き替えようとしたときだ。
廊下の曲がり角からトゲピーが出てきた。
見たことの無い凶悪顔だ。

「あれ、トゲピー……だよね?」

ユウリが近づくと、そのトゲピーは
可愛らしい顔で笑った。

「チョキチョキプリ〜〜♪」

「可愛い〜!誰のポケモンなんだろう」

「ユウリ、なんかそのトゲピー、指振ってる」

「え?」



ユウリが気づいたときには、
トゲピーはいなかった。かわりに、周りを
知らない男子と、少数の女子が囲んでいた。

となりを見ると、ユウヤが目を瞑っているのが
わかった。

ユウリははっと起き上がると、辺りを見回した。
明らかに保健室ではない。バスの中だ。

「……ここはどこ?」


続く!

Re: 〜青春っていいよね〜 マサラ学園特別編! ( No.2 )
日時: 2009/10/16 20:43
名前: くろーばー (ID: I69Bg0jY)

−・−・主人公紹介!−・−・


ユウリ yuri 13才

マサラ学園中等部1年A組。
かなり高い実力と実績をもつコーディネーター。
「カントーの小悪魔娘」の異名をもつ。

(ユウヤに片想い㊥)


手持ち(ヒナタ以外メス)

ルビー(リザードン)
ヒナタ(ピカチュウ)
アクア(グレイシア)
ローズ(エーフィ)
ミント(ベイリーフ)
マリン(マリル)


−・−・−・−・−・−・

ユウヤ yuya 13才

ユウリと同じクラスであり、幼馴染でもある。
なぜか強面顔のポケモンばかり持っている。
一応ブリーダー。

ちなみにユウリとはかつて旅をした仲間である。


手持ち(全てオス)

カメックス
イワーク
ゴローニャ
フシギソウ
リザード
ケンタロス

−・−・−・−・−・−・

この2人がメインです!

Re: 〜青春っていいよね〜 マサラ学園特別編! ( No.3 )
日時: 2009/10/16 20:48
名前: くろーばー (ID: I69Bg0jY)

第2話 ここはどこ?



「あれ?」

「……まさかとは思うが、記憶喪失か?」

ゴーグルとマントが特徴的な男子がいった。

「いえ、そういうわけじゃないですけど……。
 うちはユウリと言います。13才です。
 一体ここは?うち、団門の打ち合わせが……」

ユウリが小声でとぎれとぎれに話すと、
見覚えのある大人が目に入った。

「タケシ先生……なぜここに?」

「よくわからない。ユウリは大丈夫か」

「なんとか。でもユウヤがまだ……。
 うち、助かったんですね。よかった……」

ユウリはまだ正気じゃないらしく、
倒れ掛けた。するととっさに、誰かがユウリを
支えてくれた。

ユウリは顔を上げた。白っぽい髪、
真っ直ぐな瞳——。そして、男子であるという
ことがわかった。当然ながら、見たことの無い顔だ。


——まぁ、ユウヤと別々にならなくてよかった。

ユウリは隣で眠っている意中の人を見ると、
すぐに深い眠りについてしまった。



ユウリはぱっと起き上がった。バスはさっきの場所から随分走ったらしい。さらに、毛布がかけてある。
隣にはユウヤがいない。バスの中に残っていたのは
ユウリとタケシだけだった。

「ユウリ!大丈夫か?ユウヤから話を聞いたぞ」

「そうですか。うち、気絶したの初めてです。
 本当に、『指を振る』って技は恐ろしいですね。
 何が起こるかわからないから」

「そうだな……。あっ、そういえば
 昼ごはんが出来たぞ。みんなで食べよう」

「はい。あ、でもうち弁当あります」

「じゃあ、ユウリ。外に出ようか」

「はい」


ユウリはバッグを持って、バスの外に出た。

続く!!

Re: 〜青春っていいよね〜 マサラ学園特別編! ( No.4 )
日時: 2009/10/13 12:49
名前: くろーばー (ID: I69Bg0jY)

第3話 大丈夫なふり


「本当に大丈夫?」

一人の女の子が声をかけた。
髪の毛が外ハネっぽい。

「うん」


ユウリはもうすでにお弁当を完食しかけていた。
あと一個のたこさんウィンナーを食べようとしたら、
オレンジのバンダナの男子が言った。

「ま、その食欲なら大丈夫だな」

ユウリはぽろっとウィンナーを落とした。
幸い、ウィンナーは弁当箱に落ちたが、
ユウリの顔が真っ赤になっていた。

「ちょっと円堂くん!女の子にそんなこと
 言っちゃダメでしょ!」

「あ、ごめんごめん。つい、安心しちゃって」

ユウリは気まずそうに最後のウィンナーを
食べた。


「ごちそうさまでした」

全員で言うと、まっさきにユウリが立ち上がった。
すると、さっきのオレンジのバンダナの男子が
ひどく驚いた顔でユウリを見上げた。

「背ェでかっ!土門と同じくらいじゃないか?」

「……あはは」

それしか言うことないんかい!とユウリは
心の中でつっこんだ。

「そういえば、まだ自己紹介してなかったな。
 おれ、円堂守!雷門中サッカー部のキャプテンで、
 ポジションはキーパーだ。よろしく!」

「うちはユウリ。マサラ学園中等部1年A組。
 トップコーディネーター目指してる」


このあと、全員自己紹介をし、
さっそく特訓をすることにした。

だがタケシは瞳子監督をナンパしようと
している。それを見た一之瀬は止めようとしたが、
口を開かない監督にショックを受け、
タケシは自分から引き下がったようだった。

「あの人、本当に担任?」

一之瀬はユウリに聞いた。

「一応ね。年上の女性に声をかけては
 フラれる日々だよ。あきないよね全く。
 じゃ、うちも特訓特訓!」

「あれ、ユウリもサッカーできるの?」

「ううん。違う特訓だよ。みんな出て来い!!」


続く!
 

Re: 〜青春っていいよね〜 マサラ学園特別編! ( No.5 )
日時: 2009/10/12 19:20
名前: くろーばー (ID: I69Bg0jY)

第4話 


「おわっ!タケシさんから話は聞いたけど、
 この世界にはいない生き物だね……」

一之瀬は目を丸くしている。
ユウリはポケモンたちの特訓をさせようと
しているのである。

「グランドフェスティバルまで4ヶ月あるけど、
 今から練習しないとヤバイんだよね」

ユウリがいうと、どこからか物凄い足音が
聞こえた。しかも、かなりのスピードで
走っている。

「だぁぁり〜〜ん☆」

「来たぁぁぁ!!!逃げろ——っ!!」

一之瀬が逃げ出そうとした瞬間だ。
何かが一之瀬をとらえた。

「急にいなくなったから心配したんやでダーリン☆
 会いたかったわぁ」


一之瀬をとらえたのはリカだった。
抱きしめながら頭をなでている。
ユウリは呆れ果てて言葉が出てこないようだ。

「でもこれで一生はなればなれにならんで
 済んだっちゅーことや☆」

「あ、あの、その……」

ユウリがその場を立ち去ろうとすると、
リカは目をぎょっと光らせた。

「あんた、さっきうちのダーリンと
 仲良さげに喋ってたな。何を話してたん。
 ていうか、その変な動物、何」

リカがあざ笑うように言った。
ユウリは恐ろしい目つきでリカ睨み付ける。

「いいよ説明してやろうか。こいつらは
 変な動物じゃなくて、ポケモン。うちの相棒。
 アクア、冷凍ビーム!ローズ、サイコキネシス!」

ユウリは次々と技を命令した。
深い森の中に、きらきら輝く氷の塔ができた。

ほかの人たちも、ぞくぞくと集まってきた。

「すっげー!」

「綺麗ね〜」

いつのまにか雷門イレブンのみんなが
氷の塔に目を奪われていた。

ユウリは倒れ掛かったときに、体を
支えてくれた男子を目で探した。

—いた。確か、豪炎寺って名前だったっけ。
ほかの人と比べてあまり喋らないほうかな。
うちも同じか。

「ユウリ!こういうの、もっと見せてくれないか?」

円堂が言った。

「うん。どこか広い場所はない?」


続く!!


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