二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【銀魂】 花は散りゆくも儚く
- 日時: 2009/12/16 21:05
- 名前: フルーツ (ID: JSuMRn8G)
また消えますた(´・ω・`)
フルーツです。
では、注意事項です。
注意事項
・銀魂が苦手な方はお帰りを。
・フルーツが嫌いな方もお帰りを。
・更新が遅いですよ?
・オリキャラでますよ?
以上のことで、私は大丈夫! という方はお読みください。
※以前見てくれていた方々、すみません。
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- Re: 【銀魂】 花は散りゆくも儚く ( No.1 )
- 日時: 2009/12/16 21:05
- 名前: フルーツ (ID: JSuMRn8G)
プロローグ
——花って退屈よね…
光を浴びて、水を貰い、呼吸をする。
ほら、つまらない。
道行く人々を見ながらそんなことを思う。
昨日は“歌舞伎町”で、人間観察。
一昨日も、同じく。
その前の日も、更に前の日も。
変化している事といったら季節・時間・人通り。
朝日を浴びながらため息をつく。
——なんか無いのかしら…?
そう思った瞬間。スクーターが私に向かってきて。
——え?
気づいたときには、もう目の前で。
スクーターはそのままバラの巻かれてるフェンスにぶつかった。
- Re: 【銀魂】 花は散りゆくも儚く ( No.2 )
- 日時: 2009/12/16 21:06
- 名前: フルーツ (ID: JSuMRn8G)
第1訓 ヤンキーにぶつかったら笑顔でごまかせ
目を開けると私は誰かの上に乗っていた。
私はそいつにまたがった状態で胸倉を掴む。
「あんた何? いきなりスクーター突っ込みやがって!」
「人が居るなんて知らなかった……てか、誰!?」
天パの銀髪で死んだ魚の目のそいつは、今の状況に驚く。
「おい天パ。誰って誰に聞いてるの」
「誰ってお前だよ」
「お前というのは?」
「今、俺の胸倉掴んでいるお前だよ!」
お前=私 図式が成り立つのに数分。
「私? 私は、そこの——」
フェンスを指し、バラよ。と続けようとしたが、ここで疑問。
——なんで人間になってんの?
天パを突き放し、転がっているスクーターのサイドミラーで自分の顔を映す。
そこには、肩までの金髪。目は海のような青。服は薄ピンクの着物。
自分の姿に呆然としていると、天パが後ろから肩を叩いた。
「あんた、さっきから何して……」
答えようとした時。
急に天パの声が遠くなり、私は倒れた。
- Re: 【銀魂】 花は散りゆくも儚く ( No.3 )
- 日時: 2009/12/16 21:07
- 名前: フルーツ (ID: JSuMRn8G)
主人公
名前/読み 『小咲 キバラ/こさき きばら』
性別/年齢 『女/不明』
性格 『思いたったらすぐ行動、素直すぎる、たまにヤンキー』
容姿 『肩までの金髪、目は青、チビ』
花 『小さな黄色いバラ』
- Re: 【銀魂】 花は散りゆくも儚く ( No.4 )
- 日時: 2009/12/16 21:09
- 名前: フルーツ (ID: JSuMRn8G)
「ん……?」
目を覚ますと、そこは見渡す限りの雲、雲、雲……。
私、何かした? え、いきなり最終回!?
ちょっと事件も起きてないのに!?
慌てふためいていると、いつの間にかおじいさんがいた。
「さぁ〜て問題。わしはだーれじゃ」
唐突に老人は言い出す。私は上から下まで見つめる。
ピッカピカのはげ頭に、白いひげ、そして木でできている杖。
もしや、この人は……。
「神さm「正解は2の“花神様”じゃ」
第2訓 お年寄りは大切に
「あのスイマセン。調子乗りすぎました」
私は手を腰にあてながら花神様を見下す。
顔には殴られた後がある。
「普通さ、私が答える展開だよね?
それに選択問題とか何。いつ言った」
「そんなことより話進めよ…進めましょう!」
しびしぶ私は腕を下ろす。
花神も、こちらを見ながら立ち上がる。
「えっと簡単に話しますと。
あなたは先ほど、スクーターとの接触でポックリと」
「こちらの世界へ来たということね」
「だが、しかし!」
花神は指を立て、自信満々に話をする。
「あなたは花。そしてわしは花神様。
最後にいい思い出を作ってあげようというわけで、人間にしたんですよ」
しかし私は気になる点がいくつかある。
聞こうとした時、花神は急に早口で
「小咲 キバラ。それがあなた様の名前です。
人間界で花として、人として、大切なことを学んできなさい。以上!」
言い終わると花神は笑顔で手を振った。
「ちょっと待って…」
言いかけたが、また意識が遠くなるのであった。
- Re: 【銀魂】 花は散りゆくも儚く ( No.5 )
- 日時: 2009/12/16 21:11
- 名前: フルーツ (ID: JSuMRn8G)
第3訓 海で叫ぶのって楽しそうだよね
キバラが花神と離している間。万事屋メンバーはと言いますと。
「おーい金髪子ー、起きるアルヨー」
神楽はキバラの頬をペチペチと叩きながら話しかける。
キバラは少し顔をしかめているが、今は花神と話し中。
洗濯物をたたみながら新八は神楽に注意する。
「神楽ちゃん。知らない人をそんな風に扱っちゃダメだよ」
「いくら銀さんの不注意でこの子が事故に遭ってしまったとしてもよ」
お妙が居るということは、ココは志村邸。
外は雨が降っている。
銀時を時折にらみつつ、時計を見る新八。
「姉上。そろそろ晩御飯の支度しませんと」
「もう、そんな時間なの?」
新八とお妙は台所に向かう。
神楽はキバラを眺め、横目で銀時をにらむ。
「さっきからなんだよ! お前ら俺のことをにらみやがって!?」
「当たり前ネ。レディーに怪我させて、ねー金髪子」
「金髪子ってネーミングセンスなさすぎだろ!」
銀時と神楽が言い合いをはじめたときだった。
「待ちやがれってんだろーが!!!」
聞き覚えのなくヤンキーのような声に、いきなり叫ばれ二人。
台所からも、声を聞きつけ出てくる志村兄弟。
目を覚まして今の状況に慌てるキバラなのであった。
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