二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【Dグレ】 ◆孤高ノ演舞ハ開演◇ 第八夜up!!
- 日時: 2009/12/29 10:17
- 名前: 屡稀 ◆Jm1.jcFZPA (ID: COldU63y)
- 参照: ———それは取り戻せるかさえ分からない............儚き蓮華......
クリックthanksです♪
はい、どうも屡稀です^^
最近朝布団から出られない病末期ですww
寒いのはとにかく無理なんですよね〜><;
もうすぐ新年ですね☆
新年はあんまり小説が消えて欲しくないものです(笑
そう言えば私はもうすぐ小学校卒業シーズンです♪
中学が色々不安だったり……そうじゃなかったり……
†注意事項†
・荒らしさんは歓迎しません
・作者は初心者+文章下手です
・オリキャラ出ます、苦手な方はご注意を
・D灰、又は作者が苦手な方はご注意ください
・真面目にアクマ系の小説です(ただし文才が良いかは不明
・感想、コメント、アドバイス大大大歓迎です!!
以上の事が大丈夫な方はご鑑賞ください♪
イメージソング【月夜のユカラ】(←最近は瑞夜のキャラソンに近いと思いますw
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7423183
目次
>>01 序章演舞
>>03 第一夜
>>04 第二夜
>>06 第三夜
>>07 第四夜
>>09 第五夜
>>10 第六夜
>>19 第七夜
>>24 第八夜
お客様 ♪はお友達です
♪楓黎様
♪なさにえる様
♪赤色ウサギ様
♪アリス様
♪ひなりんご様
♪恵様
・すとろべりー様
♪邪狼(燈龍)様
・みちる君様
♪ゆずき様
♪秋空(哭辿)様
オリキャラ
主人公……瑞夜
音賂作……誄蒔 魅音、誄蒔 莉音
なさにえる作……ラウ=フェイ
アリス作……九条アリス
すとろべりーs作……黒夜
邪狼作……ソカル・ヴィデス
+流浪+作……アミ
ひなりんご作……ノイ・ザラーグ
恵作……シーラ・ミョール・べス、デス・デビル
みちる君s作……白光 銀河
モース作……ソニア・コーデッド
それではご鑑賞下さいませ^^
- Re: 【Dグレ】 ◆孤高ノ演舞ハ開演◇ 第八夜up!! ( No.33 )
- 日時: 2010/01/16 16:57
- 名前: 屡稀 ◆Jm1.jcFZPA (ID: COldU63y)
- 参照: 私は【あるべき世界】を創る為に存在する……ただその為に
何か一気に復活したんで全夜書いてあるこれを更新します♪
- Re: 【Dグレ】 ◆孤高ノ演舞ハ開演◇ 第八夜up!! ( No.34 )
- 日時: 2010/01/16 16:57
- 名前: 屡稀 ◆Jm1.jcFZPA (ID: COldU63y)
- 参照: 私は【あるべき世界】を創る為に存在する……ただその為に
◆孤高ノ開演前 (mizuya) ◇
流れる涙。
落ちて散る。
いっそ私も。
散ってしまいたい。
殴られ腫れる頬。
炎の様に焼けて熱い。
私も焼けて。
消えてしまいたい。
言われる暴言
〝オマエナンテ・・・・・・シンデシマエバヨカッタノニ〟
本当に。
死んでしまいたい。
嫌。
嫌だ。
嫌だ。
誰か。
私を。
助けて。
嫌嫌嫌嫌嫌嫌
嫌嫌嫌嫌嫌嫌
嫌嫌嫌嫌嫌嫌
嫌嫌嫌嫌嫌嫌
嫌嫌嫌嫌嫌嫌
嫌だぁ——————————————————っ!!
もう。
消えてしまいたい。
私なんて。
消えたって。
誰も苦しまないから。
もう。
いっそ。
何もかも捨てて。
〝シンデシマイタイ・・・・・・〟
◆孤高ノ開演前Ⅰ◇(mizuya)
こんな腕さえなければ……
私は—————————
バシィッ!!
骨さえ折れそうな打撃音が鳴り響く。
そして少女がドサッと倒れこむ。
黒色の綺麗な髪は少女の頬から出た血で深紅色が着く。
そして蒼色の瞳は音の犯人—彼女の母を冷たく見ていた。
しかしその瞳さえ虚ろで感情が見えない。
スイ
「本当に———翠、貴方はっ!! 」
母親は少女—翠を蹴飛ばし怒りの限り踏んでいた。
少女の顔は歪むが、目は何も変わらない。
もう捨てた。
『感情』と言う名の音——————
「本当に……消えてしまえば良いのにッ!!」
母親がそう言うとまた翠を一発殴り翠の部屋から出た。
翠は殴られたところを押さえつつ寝転ぶ。
並の子供なら耐え切れず泣くだろう。
しかし、翠は泣かなかった。
泣けば母はますます怒る。
だから泣いてはいけない。
翠はそう自分に言い聞かせ、泣かなかった。
いや、そう言う防衛だったのかもしれない。
泣けば殴られる、怒る事も出来ない。
笑う事も喜ぶ事も。
——————全て防衛にはいらない。
「……痛い……」
少女は無意識にそう言うと頬をさすった。
多少血が出ていて、手が血で汚れている。
こんな事は慣れている、と言う風に少女は溜息を着く。
もう、何年だろうか。
少女はそう心の中で呟く。
物心ついている時は、もう虐待されていた。
毎日地下(部屋)に閉じ込められていた。
食事は1日1回僅かな量で服は一着。
生きていられる方がとにかく不思議な気がしている。
そして食事の回数以上に殴られた。
蹴られ、叩かれ……理由も何も無い。
ただストレス発散なのかも分からなかった。
病的に……とにかく殴られる。
確かに彼女には不思議な点があった。
右腕は十字架が埋め込まれている。
しかし、長袖でそれは隠せる。
それでも親は彼女を殴り続けた。
殴られる以外にも、暴力はあった。
暴言だ。
毎日毎日悪口を言われる。
中でも翠が傷ついたのは。
〝オマエナンカ ウマナケレバヨカッタ〟
今の翠でも涙が出てくる。
「好きで……生まれて来て無い……
こんな……
身体にッ!!」
翠は自分の頭を押さえる。
声を殺して涙を流した。
その涙は。
人間としての。
彼女の感情だった……
- Re: 【Dグレ】 ◆孤高ノ演舞ハ開演◇ 第八夜up!! ( No.35 )
- 日時: 2010/01/16 16:59
- 名前: 屡稀 ◆Jm1.jcFZPA (ID: COldU63y)
- 参照: 私は【あるべき世界】を創る為に存在する……ただその為に
暗い瑞夜編をちょっと置いてキル編です(←
◇ 孤高ノ火炎ニ包マレテ(kill編) ◇
深く深く暗い火炎に。
自分は燃やされてゆく。
これは望んだ事。
これは起こるべきの事。
だから。
哀しむ事は許されない。
深く深く恐ろしいほどに熱い火炎に。
自分は包まれる。
ある者には〝心の無いもの〟と言われ。
ある者には〝我輩達の家族〟と言われた。
でも心が無いのは嘘とは言えないのかも知れない。
それを思うのは自由だろう。
だって。
自分は。
愛シタ者ヲ殺シタカラ
- Re: 【Dグレ】 ◆孤高ノ演舞ハ開演◇ 第八夜up!! ( No.36 )
- 日時: 2010/01/16 17:00
- 名前: 屡稀 ◆Jm1.jcFZPA (ID: COldU63y)
- 参照: 私は【あるべき世界】を創る為に存在する……ただその為に
◆孤高ノ演舞ハ開演前(瑞夜編)Ⅱ◇
感情を押し殺して出した後。
ふと腕を見る。
十字架が埋め込まれているが……
それ以外にも傷があった。
彼女がやった事では無い。
じゃあ何故傷があるのか?
答えは至って簡単。
母親が彼女の腕を切ろうとしたのだ。
切る道具はすぐ手に入る。
包丁、カッター、チェンソー……
最初こそ怯えて必死で逃げた。
しかし回を重ねるごとに。
彼女は敢えて腕を差し出す。
こんな腕があるから虐待されたのだろう、ならいらない。
いや、もう死んでも良い。
そうとでも考えたのだろうか。
子供、いやこの歳の考える事にしては残酷だった。
しかし、いざ腕を切られるかと思ったら……
斬 れ な い の だ 。
それに母は激昂し彼女を殴った。
彼女は殴られる意味がこの時ばかりは分かるのだろう。
いや、寧ろそれ以前に彼女は腕を憎んだ。
生きる事さえ拒まれているが死ぬ事さえ拒まれているのだ。
彼女は何度も問う。
〝私は何故生きている?〟
しかし返事は返ってこない。
死のうとしても何故か死ねない。
自分が憎かった。
腕が憎かった。
母が憎かった。
神が憎かった。
人間が憎かった。
何もかも全て憎かった。
そしてその憎悪から生まれた彼女の新たな感情は……
〝無〟だった。
喜ぶ事など出来ない。
怒れば殴られる。
哀しんでも誰も何も思わない。
楽しむ事も楽になることも無い。
何をしても殴られる。
憎悪しても何も変わらない。
祈っても叶いやしない。
頑張ろうと動いても失敗に終わる。
じゃあ何をすれば良い?
答えは返ってこない。
もう見放されたのか。
何もかも捨てようとした彼女は。
感情を失いつつあった。
先程に無く涙さえも。
時が進み続けるたびに減って行く。
そのうち彼女は。
感情という言葉さえ頭から離れて行った。
- Re: 【Dグレ】 ◆孤高ノ演舞ハ開演◇ 第八夜up!! ( No.37 )
- 日時: 2010/01/16 17:05
- 名前: 屡稀 ◆Jm1.jcFZPA (ID: COldU63y)
- 参照: 私は【あるべき世界】を創る為に存在する……ただその為に
あげ、
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