二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 真選組〜波乱日記〜
- 日時: 2009/12/29 19:54
- 名前: 月芽麻 (ID: iEydDqYB)
また、消えちゃいました。
- Re: 真選組〜波乱日記〜 ( No.17 )
- 日時: 2010/01/06 19:25
- 名前: 月芽麻 (ID: iEydDqYB)
第十四訓【生々しい夢ってなんだか怖い】
『おい。大丈夫か?』
この声…どこかで聞いたことがある懐かしい声…。
『貴方は…。誰?』
『俺は、とうりすがりの剣士だ…。』
『…。!!。こ、これは。』
そこに広がっていたのは、血の海となった自分の家だった。
『父様!母様!…これは一体。』
『天人にヤラレタ。俺が来た時には…。』
何でだろ?顔が熱いよ…。
『何で、私は生きてるの!?何で!!。』
『…。スマネー。でも、お前だけでも生きろ。』
『…はい。』
『じゃァ。俺は、もう行くぞ。』
『あの…このご恩は忘れません!!何時かっキットお返しを。』
『…。じゃぁ。これ、大切に持っておきな。』
投げられたのは、十字架のペンダントだった。
『これは…?ペンダント?』
『俺が、その恩て奴を返して貰うまで其れをしていろ。』
『…わかりました。』
『…いい奴だな、お前。』
剣士は、優しく笑った。
『ありがとうございます。剣士さん。』
『じゃぁな。達者で暮せよ。』
そう言って、剣士は家から出て行った。
『さようなら。黒髪の剣士さん。』
そして、私は深い眠りに入った。
- Re: 真選組〜波乱日記〜 ( No.18 )
- 日時: 2010/01/06 19:27
- 名前: 月芽麻 (ID: iEydDqYB)
第十五訓【医者って変人多いよね】
・・・ら。さ・・ら。櫻!!
誰かが私の名前を呼んでる?
「土方さん。安静にさせてやりましょうよ。」
「だまれ。総悟。櫻、アレから三日間目が覚めねーんだぞ?」
「まぁまぁ。トシも総悟も落ち着け。」
この声は…近藤さん?
「君達?けが人にさらに負担をかけるのですか?」
この声は…誰?
「ぅ…。お、沖田さん。」
「!!。土方さん。目が覚めやした。」
「そうか。よかった。おい、変態医。」
「侵害だな—。土方君。」
「だまれ。その首切るぞ?」
「トシ!!。櫻ちゃん。大丈夫かい?」
若干さみしげに近藤さんが言った。
「はい…。大丈夫ですよ?」
「元気そうですね。…その子。」
「金家、こいつは新しく、真選組に入った。」
「霧ヶ乃 櫻。自殺の所に遭遇と…言ったところでしょうかね?」
この人一体?
「初めまして。僕の名前は金家姫月。ここの医者だ。」
「…。よろしくお願いします。」
私は、握手のために手を出した。
「栗娘。意味ありぁせんぜぇ?」
「え?」
「君が…土方君と沖田君のお気に入りかぁ…。」
「え?何がでしょうか?」
「いい気にならないで下さいよ!!土方君と沖田君は、僕のものですからね!!」
え?何ですかコレ?宣戦布告!?。《絶対に違う
「気にするな、櫻」
「うわぁー。下の名前で呼んでるぅー!!」
「総悟。バズーカ持ってこい。こいつの頭ごと打ち抜く。」
「あいよ。土方さん。」
「チョぉ!!沖田君そんなこと言わないでぇ?」
この人は、一体?果たして、私はこのままどうなるのでしょうか?
- Re: 真選組〜波乱日記〜 ( No.19 )
- 日時: 2010/01/06 19:29
- 名前: 月芽麻 (ID: iEydDqYB)
第十六訓【変人はどっからでも出てくる】
「と、ゆうことでこれ毎日飲むように。」
私は出された薬に手を出した。
「沖田君と土方君とったら…分かるよね?」
何ですか!!この険悪なオーラは!?
「土方さん。」
「何だ総悟。多分お前の言いたい事は分かる。」
「「こいつ殺してもいい?」」
!!。なんか二人共はもってる。珍しい…。
「じょ、冗談だよ!!そ、そんなに怒らなくても。」
「そ、そうですよ!!三人とも仲いいんでしょう?」
「…。おい、栗娘いくでさぁ。」
若干不機嫌そうに、二人は部屋から出て行った。
「え?あ、待ってください!!ありがとうございました姫月さん。」
「あぁ。無理はしないように!!」
ガラッ。
「あ、櫻ちゃん!大丈夫かい?」
「あ、山崎君。うん、薬もらったから大丈夫だよ?」
「そう。よかったぁ〜。もう美味しいごはん食べれなくなると思ったよ。」
ぇ!?ご飯の心配ですか?うぅ酷い…。
「おい。山崎!何だてめ—。俺の飯が気にくわねーってのか?」
「そう言ってるのが聞こえないんでさぁ?土方さん。」
「沖田さん?もしかしてこの三日間…土方さんが料理を?」
かぁぁ。
あ、赤くなった。料理できるんだ土方さん。
「あんなの、料理じゃないでさぁ。」
「犬の…餌ですかね…。」
犬の餌?え、どぉ言うことですか?
「山崎てめぇー。喧嘩売ってんのか?」
「何でおれだけなんですか?」
「それは、君が悪いからでしょう、山崎君。」
ぇ?姫月さん?どっから…。
「あ、金家さん…。俺悪いんすか?」
「そうだよ?あれはとってもおいしかったよ?」
「うわぁ。アンナの好んで食うなんて…あんた本当に医者でさぁ?」
こんなに、言われるなんて土方さんの料理って?
- Re: 真選組〜波乱日記〜 ( No.20 )
- 日時: 2010/01/02 19:36
- 名前: 月芽麻 (ID: iEydDqYB)
新年明けましておめでとうございます。
昨日も来たんですが…新年の挨拶忘れてました。
今年もなにとぞ、よろしくお願いします。
- Re: 真選組〜波乱日記〜 ( No.21 )
- 日時: 2010/01/06 19:30
- 名前: 月芽麻 (ID: iEydDqYB)
第十七訓【病人は寝るべし!!】
「さ、今晩の料理は櫻ちゃんも作ってくれるし。」
「そろそろ、行くか…。」
近藤さんをはじめ、土方さん、沖田さん、山崎君は席を立った。
「あの?どちらに?」
「見回りでさぁ。メンドクサイ…。」
「めんどくさいって…それでも一番隊隊長ですか?」
きつめの突っ込みをする、山崎君。
「じゃぁ、私も…。」
立とうと思った瞬間、目の前が暗くなった。
ドサッ。
「あぶね—な…。無理すんなよ。」
土方さんは、咄嗟に支えて…くれたので、私は倒れずにすんだ。
「櫻ちゃん。今日は休め…。な?」
近藤さんは、優しく仕事は休めと言った。
「でも、近藤さん。櫻一人だけ置いていくんでさぁ」
「流石に、病人一人置いて行くのは酷いんじゃ?」
「…。それもそうだな…。」
「いえ、私は別に…。大丈夫ですよ。」
「そうは、いきませんぜぇ。屯所で病死って事になったらどうなるか。」
え?!私、そんな大がかりな病気じゃ…。
「仕方がない。一人櫻の所にいてやってくれ。」
近藤さんは、渋々そういった。
「じゃぁ。俺と山崎と土方さんでじゃんけんでさぁ」
「え?俺もいいんすか?」
「別にやらなくてもいいんですぜ?」
そう言った、沖田君はなんだか自信ありげにじゃんけんを始めた。
「「「最初はグーじゃんけんポン」」」
土方さんはパー。
山崎君はグー。
沖田さんもグーだった。
「け、土方さんの一人勝ちでさぁ…。」
「じゃぁ、トシ。櫻ちゃんのこと頼んだぞ。」
「変なことしたら殺すからな土方。」
沖田さんは、鋭い目つきで土方さんを睨んだ。
「おメェじゃあるまいし誰がすっか…。」
「でわ。いってらっしゃい。気お付けて下さいね?」
そう言って、三人は部屋から出て行った。