二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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+・。悪ノ召使。・+【ボカロ】  
日時: 2009/12/31 11:40
名前: 灼雅 ◆GmgU93SCyE (ID: OeKIzsMq)

&.はじめに

このスレはボカロのいろいろな曲を小説化したいと思います!
最初は悪ノ召使です!
前消えた悪ノ召使を少し変えて載せていきますwww


&.ルール
1.ボカロを知らなくてもおK!
2.荒らしはスルー。
3.感想はいつでもおK!
4.それじゃあ守ろう!

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Re: +・。悪ノ召使。・+【ボカロ】   ( No.7 )
日時: 2009/12/31 11:57
名前: 灼雅 ◆GmgU93SCyE (ID: OeKIzsMq)

今回はここまでw

Re: +・。悪ノ召使。・+【ボカロ】   ( No.8 )
日時: 2010/01/02 19:55
名前: 灼雅 ◆GmgU93SCyE (ID: OeKIzsMq)

+エピソードⅣ+

「・・・僕は・・・あの緑の子に・・・一目で僕は恋に落ちました・・・」


レンがリンの召使になってから1週間がたった。

この1週間で色々なことを叩き込まれた。お城の部屋の場所、道具の倉庫、それになんとリンの好きなもの!(それは姉弟だから分かるが)シャンプーの種類と様々なことをレン以外の召使がレンに教えた。

「はぃ?」

レンはすっとんきょんな声を出した。

「だ・か・ら!リン様が隣の国に1人で出かけてしまったのだ!」

ということは・・・

「見つけてきてくれ!」

やっぱり・・・

そんなこんなで僕は隣の国にいくことになった。

リンは玉座のところに手紙を置いていったそうだ。

『隣の国へお出かけしてきます。探さないでね☆』

レンはそれを見てぷっと笑ってしまった。そして歩きながらつぶやいた。

「リン・・・らしいや・・・」


そしてやっとこさで隣の国、【緑の国】についた。

そこにはたくさんの人、沢山の店、があった。

一回レンは周りを見渡した。

「ほんと困るよなー・・・」

するとレンは人ごみのなかで笑顔で現れる、緑の髪をした、女の子を見つけた。

ゆっくりと青い髪をした男の人と近づいてきた。

「あっ・・・!」

レンはリンの置手紙を落としてしまった。

そして——-------・・・

「・・・・・・落としましたよ」

緑の子がレンの前に-------------

「あっ、すみません・・・有難う御座います・・・」

緑の子が笑った。

「いいえ、お気をつけて」

そして緑の女の子と青い男の子が仲良く手を繋いで帰っていった。

するとリンが走ってきて・・・

「レっ-----------------------」

リンは身体をびくっと震わせた。

・・・・・・レンが女の人と・・・・・・

「!!!」

レンの顔が赤く・・・そして青い人と緑の女が・・・!

リンは涙が込み上げてきた。

嘘だ・・・嘘だ・・・嘘だ・・・

嘘だ!!!!!!!!!!

「!!!」

それに気づいたレンがリンに駆け寄っていった。

「リっ-------------------・・・」

『パああアアンン!!!!!!!』

リンがレンの手を弾いた。

「触らないでよ・・・・」

そしてリンはお城へと歩いていった。

沢山の涙を溜めて・・・



これからどうなっていくのか、レンには知るよしもなかった・・・

Re: +・。悪ノ召使。・+【ボカロ】   ( No.9 )
日時: 2010/01/02 19:57
名前: 灼雅 ◆GmgU93SCyE (ID: OeKIzsMq)

+エピソードⅤ+

「リン・・・」

リンはあれからなにも食べず、なにをしようともせず、ずっと俯いていた。

すぐに新しいものも1回つかったら「いらない」といって床になげつけたりした。

しかも、国民からお金、食べ物、いろいろな物を奪えと言い出した。


僕はなにも反抗はしなかった・・・



君がそれを望むのならば___________





レンが洗濯物を干そうと庭にいこうとしていたとき、近くを通った召使たちがこう話していた。

「聞きまして?王女様ったら隣の国の王子様に恋を煩いだそうですわ」

「まあ!それは驚きましたわ!」

「でも、青の王子が、緑の王女を花嫁に迎えるんですって」

レンは驚きを隠せなかった・・・

「(やはり隣の国にいったときにはもう・・・!!!)」

「嘘だ!!!!」

遠くからリンの声が響いた。

「どうして・・・」

リンが涙を溜めて部屋に走っていった。

「リン様!!!」

召使はそそくさと、素早く逃げていってしまった。

レンはリンを追いかけた。

やっとこさでレンはリンの部屋に辿り付いた。

リンは玉座に座って冷淡に言った。

「あの・・・【緑の国】の王女を・・・殺して・・・」

レンは強い衝動に駆られた。

「みどっ・・・りの・・・王女・・・をですか・・・・」

「そうよ」

即答だった。

僕はあせっている顔を隠し、歪ませながら答えた。

「きみがそう、望むのならば・・・」

そして僕は【緑の国】へ剣を持ち、歩いていった・・・


——君を守る その為ならば  僕は悪にだってなってやる——

           

Re: +・。悪ノ召使。・+【ボカロ】   ( No.10 )
日時: 2010/01/06 16:02
名前: 灼雅 ◆GmgU93SCyE (ID: OeKIzsMq)

+エピソードⅥ+

私の名はメイコ・・・悪逆非道・・・【黄色の国】にすんでいる小さい村に住んでいる、赤い髪をした村娘だ。

王女様が私たち、国民のものを奪うためこんな小さな村にまで憲兵達を送ってきた。


憲兵達はとっても横暴で・・・_____________


長い月日がたつと村の人々は飢えて、死んでいった。


———これも王女様のため・・・?———


「違う・・・まちがってる・・・」


ある日、メイコの恋人は集い、訴えた。


しかし王女様に逆らったということでメイコの恋人は断頭台に立ち、死んでしまった。




『絶対に・・・許さない・・・!!!!!!!!!』


そして彼女は国に刃をむけた。

Re: +・。悪ノ召使。・+【ボカロ】   ( No.11 )
日時: 2010/01/06 16:03
名前: 灼雅 ◆GmgU93SCyE (ID: OeKIzsMq)

+エピソードⅦ+

僕はリンと分かれた後謀略渦巻く国、【緑の国】についた。

レンは緑の子・・・ミクを真夜中、【緑の国】のお城の井戸に誘った。

「あなたがさそってくれるなんて嬉しいわ」

ミクはそういい、こう呟いた。

「本当はあまり【青の国】の王子・・・カイトに花嫁に誘われたとき、あまり嬉しくなかったの・・・」

「!!!」

レンは微動してしまった。

「カイトの心を手に入れて予定調和の茶番劇・・・もういやなの・・・そういえば、あなたは【黄色の国】の王女様の召使なのね」

「知ってて・・・」

レンは剣を握っている手に汗をかいた。

「えぇ・・・あの町であったとき、初めて微笑む心から全て筋書きに無い言葉・・・あなたに一目ぼれしていたわ・・・」

「嘘だっ!そんなこと・・・ッ!」

レンの心は傷ついていた。

こんな・・・僕のために・・・こんなに思ってくれる人を・・・僕は・・・!!!

「いいの・・・わかってるわ・・・あなたが何故ここに来たのか」

そしてミクは微笑んだ・・・。

「王女に殺され全てのシナリオは終焉へ・・・」

だめだ!
    僕は・・・僕がやらなければ・・・!!!!!

すると彼女は笑った。

「召使でも・・・あなたはやさしいのね・・・」

『ポロッ—————————————』

涙が出てきた。

「あれっ・・・?なっ・・・んで・・・」

「いいのよこんな私のために泣いてくれるなんて・・・」

そして彼女は自分の心臓に剣筋を向けて・・・

「早く・・・終わらせて・・・・・・・・・・ありがと・・・ぅ・・・」



彼女はゆるやかに散った・・・

「ああぁぁぁぁあああ!!!!!!!!!」

僕ッ・・・は・・・僕は・・・


         『人を殺してしまった・・・』


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