二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- イナズマイレブン〜絆
- 日時: 2010/01/06 14:22
- 名前: ゆうちゃん (ID: 66DLVFTN)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14522
稲妻学園、宇宙の記憶のタイトル改正版です。
何回も消えてるけど、すぐに立て直してやるっ!
初めて来る方は話が長い&よく分からないかもしれませんが、読んでいただけるとうれしいです。
また、エイリア日記(これも消えたやつ)もここで書いてます。
コメントは今書いている、このスレにお願いします。
『宇宙の記憶目次』
① http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13792
② http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13983
③ http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14522
第八話「校内選抜ランキング戦」
>>1
『エイリア日記目次』
① http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13876
② http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14522
+。☆来てくれた人達☆+。
春奈さん、菜月紅さん、りおさん、ゆうさん、沙紀さん、龍牙さん、蘭さん、kokoblueさん、シェーラさん、琴音さん、レイラさん、シオ☆さん、まっきりんさん、修也さん、鬼道LOVEのリリ〜さん、りんごさん、りり〜さん、ポタージュ♪さん、風●さん、海刀さん、アヤカさん
『ありがとうございます!
これからもよろしくおねがいします♪』
Page:1 2
- Re: イナズマイレブン〜絆 ( No.1 )
- 日時: 2010/01/06 14:21
- 名前: ゆうちゃん (ID: 66DLVFTN)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14522
第八話「校内選抜ランキング戦」
ランキング戦が始まって、一週間が経った。
今日は最終日。
「最終戦を行います」
瞳子監督のアナウンスがグラウンドに響き渡った。
「Aコート、染岡VS吹雪 Bコート、アフロディVS佐久間 Cコート、豪炎寺VS南雲 Dコート、下鶴VS涼野 Eコート、闇野VS霧隠……呼ばれなかったものは選考対象外、脱落よ。帰ってよし」
どのチームも全勝してきたものばかりだった。
下鶴と霧隠は前回レギュラーにいなかったので、意外なものだった。
「試合開始!」
ホイッスルが鳴った。
『Aコート』
「うおおおぉぉぉぉっ!」
開始早々、吹雪の声が響き渡った。
もはや、DFに回る気は全くないようだった。
「行くぜぇ、染岡ぁっ!!」
「かかってこい!」
中央に置かれたボールをFWの二人が取り合った。
「おらぁっ」
染岡がボールを上に弾き飛ばすと、MFの初鳥が上がっていてヘディングをした。
「あがれ!!」
DFの綱海が受け取り、シュートの構えをした。
「ツナミブースト!」
波がどこからともなくあらわれ、ボールを囲んでまっすぐに相手のゴールへ向かった。
「させるか!シューティングスター!!」
宮坂が空中から抑えた。
しかし、勢いは止まらずゴールへ……
立向井は構えた。
「ムゲン・ザ……」
「あまい!」
ボールはゴールではなく、大きくカーブして染岡の元へといった。
「ワイバーンクラッシュ!!」
飛竜のオーラが現れ、ゴールへ一直線。
「よっしゃー!!」
「まだだよ!染岡くん、勝つのは僕だ!!」
吹雪がワイバーンクラッシュを蹴り返した。
「咲山くん!」
「おっしゃ!」
蹴り返したボールを宮坂が受け取り、大きく蹴って吹雪に渡した。
「出番だよ……アツヤ!!」
『クロスファイア!』
「円堂!!」
「正義の鉄拳!!うおおおおぉぉぉ!!」
拳が砕けた。
綱海が叫んで走ったが間に合わない……
「ゴール!!勝者、吹雪、咲山、宮坂、立向井!!」
「嘘……だろ?」
染岡が言った。
「染岡……」
ゴール前で円堂がしゃがみこんだ。
「そんな……じいちゃん、ごめん」
「そっ、そんな顔すんなって!!なっ?!」
綱海が励まそうと、必死になって笑いかけた。
返事はなかった。
「なんだよ!負けたくらいで!!なさけねぇな!!」
「綱海、今は静かにしててくれ」
円堂が言った。
「お前が悔しくなくても……」
「……ふざけんなよ。俺だって、」
地面がぬれた。
雨なんかじゃなかった。
「勝ちたかったに決まってんだろ!!」
綱海は泣いていた。
「綱海……」
「———まだ、終わってない。まだメンバーが決まったわけじゃねーから、俺だって我慢してたんだよ」
Aコートを風が吹き抜けた。
勝者をあおるように、敗者の心をさらうかのように。
涙を乾かしていった。
Page:1 2
この掲示板は過去ログ化されています。