二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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鋼の錬金術師×学園アリス 『立て直し!』
日時: 2010/01/08 21:59
名前: キナコ☆ (ID: p.mkGea5)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=15143

はい〜!消えましたね、はい。
もう!26話まで行ってました!

          〜あらすじ〜

現実世界の女の子、佐倉蜜柑。
蜜柑は錬金術世界に迷い込んでしまった。

そこで、出会ったのがエドとアル。
蜜柑とエドとアルはとても仲良しになりました。

さらに、蜜柑の宿泊先で出会ったアンナちゃんそっくりの少女、デースとも仲良くなりました。

その夜、蜜柑は外に出てブラブラしていると黒い物体と遭遇。手を伸ばされたので掴もうとすると、金髪の女性に止められる。(それがリザ・ホークアイ)

だが、気が遠くなり、最後には気を失ってしまった。
目が覚めると、朝。隣にはアルがいた。

すると、アルがいきなりこんな質問をしてくる。
『蜜柑ちゃん、この世界の人じゃないよね?』

黒い手や門の事を信じてもらえないと思った蜜柑は部屋から飛び出します。ホテルに帰る気にもならずブラブラ歩いていると、あやしい3人と出会う。

自分はお父様という人に気に入られている人間で、今そのお父様に狙われているという事を知った蜜柑。

連れされそうになるが、『邪魔が来る』と言ってなんとか大丈夫だった。

そこでも、軍人たちに銃を向けられ、アリスを大きく使ったのでまた蜜柑は倒れてしまう。

目が覚めた蜜柑はエドとアルの過去を聞く。
そして、自分の事も話した。

蜜柑は『あのこ』という分からない存在のこの太陽になってほしいなどと頼まれきたのだった。

話してすっきりした蜜柑は外に出た。
すると、アリス学園の制服をきた少女と出会う。

名前は天野稀羅。〜amano kira〜(夜琉オリキャラ!ありがと!)
自分と同じく、蜜柑が狙われているので蜜柑を守ってほしいと頼まれやってきた。

2人は仲良しになり、蜜柑はエドとアルに紹介する為建物へ。そしてエドとアルの所につくと少女が1人。

名前はノア(エリーナオリキャラ、ありがと!)闇の錬金術師。
蜜柑はノアと握手する時に、ノアが門に心を持っていかれているのを見る。(記憶操作の石のおかげで)

それを聞いた稀羅はノアがあのこという存在ではないのかと主張する。
納得する3人。その時、ノアが現れる。

そして次の瞬間ガシャンッとエドの機械鎧の一部が取れる。エドは外に飛び出して行った。

蜜柑と稀羅は走り出す。ノアはそこに立ったまま。
蜜柑はノアの手を引っ張り走り出す。そんなノアはだんだん蜜柑に馴染む。

リゼンブールに帰ったエドたちはそれぞれ別行動をとる。エドアルは知り合いの所に(ノアも付いていった)

稀羅はウィンリイの機械鎧修理をみている。
蜜柑はエドとアルが燃やした家に行く。

そこでエドとアルの写真を見つけた蜜柑はその家がエドとアルの家だという事を知る。

気がつけばお墓あたりに来ていた蜜柑。
そこでエドの母の墓を見つけ手を合わせていた。

するとそこに、エドの父、ホーエンハイムが現れる。
ホーエンハイムは蜜柑と言葉を交わし、帰ろうとした瞬間目の前にエドがいた。

ホーエンハイムがエドの横を通り過ぎどこかへ行った後エドが蜜柑に倒れかかる。その時蜜柑はお腹に痛みを感じる。

それは、エドが殴ったのだった。
いや、エドではなく、エンヴィーだった。
連れ去られそうになる蜜柑、そのころエドたちは蜜柑の帰りの遅さに不安を感じていた。

何か嫌な予感がしたエド、アル、稀羅、ノアは外へと出る。すると、エンヴィー、ラストを発見。

そこで、蜜柑をめぐる闘いが始まる。
エドはエンヴィーと、稀羅とアルはラスト、ノアは蜜柑についていた。

そのころ蜜柑は真っ白い世界で子供のノア、次に稀羅、そして棗・蛍・ルカと出会う。

最後に、皆が現れる。学園の皆、錬金術世界の皆。
——自分のやるべき事をやる。そして今蜜柑がやるべき事は、皆の場所へ戻る事だった。

あははははは^^
説明力なくてすみません……

多分URLクリックしたら見れると思います!

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Re: 鋼の錬金術師×学園アリス 『立て直し!』 ( No.10 )
日時: 2010/01/08 22:25
名前: キナコ☆ (ID: p.mkGea5)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=15143

        4話

蜜柑 『今日は野宿やな〜……ん?』
うちの視線の先にはお金が落ちていた。
蜜柑 『誰が落としたんやろ……』

キョロキョロ辺りを見ても誰もおらんし。
交番とかは分からんし。

もう薄暗いし……使わせてもらうか〜……
その前にうちは増幅のアリスストーンを握った。

お金が増えて行く。これっていい事なんか〜!?
まぁ、仕方がないことや……スミマセン……

うちは近くにホテルを見つけたからそこに入った。

主人 『いらっしゃい!』
蜜柑 『あの、部屋空いてますか?』
主人 『空いてるよ!デース、案内頼む!』

すると向こうから女の子が出てきた。
うちはその場で硬直。だって……

蜜柑 『アンナちゃん?』
デース『ぇ?デースです!よろしくお願いします♪』
蜜柑 『よろしゅうな、うちは蜜柑や』

うちは部屋に案内してもらった。
すごい綺麗な所やな。

デース『蜜柑ちゃん、宿泊代、タダだからね♪』
蜜柑 『ほぇぇっ!?なんで!?』
デース『いいのいいの〜♪気にしなーい♪』

うちは少し戸惑ったけどうなずいた。
というかそっちの方が嬉しいしな。

デースが部屋から出て行ったあと深くため息をついた
蜜柑 『うち……もとの世界へ戻れるんかな…?』

夜空を見た。どこまでも続く夜空。
——うちは一体どうなるん?

Re: 鋼の錬金術師×学園アリス 『立て直し!』 ( No.11 )
日時: 2010/01/08 22:25
名前: キナコ☆ (ID: p.mkGea5)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=15143

         5話

うちはホテルから外に出た。
ひんやりと冷たい風が頬に当たる。

蜜柑 『寒い……』
今は夏なんやけど……

行くあてはないけど歩きだした。
ちょっと散歩しようかな……

蜜柑 『棗…蛍…ルカピョン…皆…』
うち、これを何回言うたやろう…………?

もう、おまじないのように言うてるな……
なんか服屋さんが空いてる。

うちは入ってみた。少し買い物をして出てきた。
——楽しくない。

うちの『楽しい』は仲間がおって初めてできる物。

蜜柑 『皆……うちって……何しとんやろな…』
つぶやいたけど誰も答えてはくれない。

そう思うととても寂しい。
もううち、何回も泣いてしまいそうや……

ええやんな……ええやんな?

ガタッ……

蜜柑 『……?』
すぐ近くで物音がする。

ガタ…ガタガタガタガタガタッ……

蜜柑 『何これっ……』

Re: 鋼の錬金術師×学園アリス 『立て直し!』 ( No.12 )
日時: 2010/01/08 22:26
名前: キナコ☆ (ID: p.mkGea5)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=15143

          6話

蜜柑 『何、これ……』
うちの目の前で黒い物体がうごいとる。

うちに向かって手を伸ばしてきた。
蜜柑 『だ、大丈夫かいな……』

うちは手を掴もうとした瞬間…………
?? 『そこで、何してるの?』
蜜柑 『ぇっ、ぁ…ちょっと…』

金髪で眼鏡をかけてて、犬を連れてる女性や。
学校の先生かな?何かかっこいいなぁ……

蜜柑 『ここ……に……』
あれ……気が遠くなる…………

ドサッ……
?? 『ちょっと!大丈夫!?』
蜜柑 『あ…はい…大丈夫です………あれ?』

黒い物体がいない。確かにおったのに。
なんでやろ……もう、アカンわ……

?? 『ちょっと!起きなさい!…………!』
もう何も聞こえへん。

Re: 鋼の錬金術師×学園アリス 『立て直し!』 ( No.13 )
日時: 2010/01/08 22:28
名前: キナコ☆ (ID: p.mkGea5)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=15143

           7話

『何だね、その少女は』
『倒れてしまったんです、大佐、少し力を貸して下さい!それに、後ろの2人も!』
『っておい!蜜柑じゃねえかっ!』

会話が聞こえてきた。
誰やろ……3人……?

『なんで、どうしたの!?』
『いきなり倒れたのよ、私も分からないわ!』

どこかに……運ばれてる……
もう……聞こえないや………

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

チュン…チュン……
蜜柑 『ん…………』

どこや、ここは……
今は………朝やな……

うちはゆっくりと起き上った。
頭が少し……痛い……

?? 『蜜柑ちゃん、起きた?』
蜜柑 『……アル?』
アル 『よかった、昨日倒れてたんだって』

あぁ……なんか黒い……物体……が
蜜柑 『ぁぁぁぁぁぁっっ!!』
アル 『!?な、何?』

あれ……なんやったんや……?
でも……あれは……

蜜柑 『人のようで……人じゃない……』
アル 『ぇ?』
蜜柑 『昨日、黒い物体がおったんや……でも……』

人じゃなかった……こんなこと言って…信じてもらえるかな?うち、信じてもらえへんと思う。全部。

黒い手にさらわれたことも、あの門も。

蜜柑 『何でも……ないよ……』
アル 『……そっか』

ゴメンな、アル。
でもうちも、聞きたいことはあるんやけど……

聞いたらだめのような気がするから……

アル 『蜜柑ちゃん』
蜜柑 『何や?』
アル 『蜜柑ちゃんここの世界の人じゃないよね?』

うちは目を大きくした。

Re: 鋼の錬金術師×学園アリス 『立て直し!』 ( No.14 )
日時: 2010/01/08 22:34
名前: AI☆ (ID: p.mkGea5)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=15143

        8話

蜜柑 『アル……何……いうてんの……?』
アル 『でも…違うの……?』

うちは言葉を失った。ただでさえ考えることがいっぱいやのに、急にそんなこと言われても……

蜜柑 『どーせ信じひんやろっ!』

うちは部屋から出て行った。
アル 『蜜柑ちゃん!』

ドンッ……誰かとぶつかってもうた……
蜜柑 『いっ…』
?? 『蜜柑、大丈夫か?』

エドがうちの前に立ってた。

蜜柑 『どいてっ!』
うちはエドを突き飛ばした。
エド 『ぁ…蜜柑っ!』

うちは飛び出した。
走った。どこまでも走った。

最悪や、うちは………

蜜柑 『何しとんやろ……うち……』

空が曇ってきた。


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