二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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リボーン 全ての運命の歯車を。
日時: 2010/01/29 09:31
名前: 赤色 (ID: PU7uEkRW)

設定
静かな鈴の音に起きると、死神が立っていた。
死神は私に、異世界にいってほしい、と言った。
その異世界に辿り着くと、リボーンの世界で。
沢田綱吉と出会う。
だけど沢田綱吉は深く心を閉ざしていて———。
雲雀恭弥は、沢田綱吉を絶縁した。
獄寺隼人は裏切り、
山本武は暴力行為。
六道骸は観覧者。
リボーンは———。
そして、初代ボンゴレ、ジョットは、私にある炎を託す。
全ての運命の歯車が回るまで。
私は、全てを見つける為に。
真実を見つける為に。

・キャラ設定
・沢田 夜
異世界から来た少女。
初代と瓜二つ。
黒マント(初代の)を着ていて、ある炎を操れる。
異世界ではあるファミリーのボスをしていた。
・沢田綱吉
深く心を閉じた。
全てを信じず、一人になる。

・コメントは自由に御願いします!
・荒らしだけは止めていただいて・・・。
・宜しく御願いします!

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Re: リボーン 全ての運命の歯車を。 ( No.1 )
日時: 2010/01/29 09:41
名前: 赤色 (ID: PU7uEkRW)

プロローグ

——チリーンッ・・・。

—チリーンッ・・・。

鈴の音が響く。目を覚ますと、そこは白い空間。

「——ここは・・・?」

「よお。」

そこに、黒い死神が現れた。

「誰?」

「おれは、死神だ。ある人物に頼まれて、お前に異世界に行って貰う。」

「いせ、かい?」

「ああ。」

すると、金色の扉が開かれた。

「お前に、大空を守ってほしいんだ。」

「大空・・・。」

ドアノブに手をかける。

「・・・。」

扉を静かに開けると光が自分を包みだした。

「では、行って来てくれ———。」

(明かりが私を包む時、)(私は、 嫌な勘がした)

Re: リボーン 全ての運命の歯車を。 ( No.2 )
日時: 2010/01/29 10:01
名前: 赤色 (ID: PU7uEkRW)

第一章 漆黒の空に。

扉を潜るとそこは、病院だった。
「——病院?」
ゆっくりと歩くと、ここが精神病棟だと判った。
「・・・。」
「誰だ。お前。」
後ろを向くと、一人の赤ん坊がいた。
あちらも何か驚いている。
「・・・アルコバレーノ・・・。」
「何でそのことを知っている。何で、ツナと同じ姿をしている。」
ツナ?・・・誰だ・・・。
「知らない。私は、ある人物に言われて、この、世界に来ただけだから。」
「世界・・・?」
大空、と言うのがキーワードだ・・・。確か、マフィアで、大空の守護者が私。つまり、あるボスを探せばいいか。
この赤ん坊は、マフィアだろう。聞いてみよう。
「君は、マフィアだね。」
「!お前ッ・・・!(チャキ)」
銃口を突きつけられる。だけど、
「うちなよ。殺せ。その手で。」
「!(こいつの目・・・。)チッ・・・。」
覚悟は決めてるんだ。銃口を下げる赤ん坊。
「一つ、聞く。その少年、沢田綱吉は、大空か?」
「!ああ。そうだ。」
睨む赤ん坊。
「そこに、連れて行ってくれ。私も、元は大空なんだ。」
——リボーン
こいつの目、覚悟をたたえた眼だ。
覚悟を決めた、目。
まるで、初代のような。
姿形まで、初代と似ている。
こいつは、何者なんだ。
紺色の眼と、金髪が揺れている。こいつは、まさに大空そのものだった。
悲しげな眼は、優しさをあらわして。
大空のごとく、人を悲しむことの出来る眼だった。

大空のごとく、守れる眼だった。


大空のごとく、    全てを見る眼だった。


(大空に合いに。)(大空は踏み出した。)

Re: リボーン 全ての運命の歯車を。 ( No.3 )
日時: 2010/01/29 10:24
名前: 赤色 (ID: PU7uEkRW)

第二章 金色の大空と壊れてしまった大空

「・・・ここか。」
「ああ。」
嫌な感じがする。それも、この中から。
「チッ・・・。超直感なんて・・・。」
「?」
ゆっくりとドアを開ける。手が震えていた。それに気付いたのはリボーンだった。
「お前、手が震えてるぞ・・・。」
「!・・・中に、入るのを体が拒否している、か。」
震える手を押さえながら中に入る。

白いベッドに少年が一人、座っていた。

虚空の眼で。ただ、窓の外を見ていた。

「(!)お前が、この世界の大空か。」
「・・・。」

こちらを向こうとせず、ただ、虚空を見ていた。
「・・・席を外してくれ、アルコバレーノ。」
「・・・判った。」
外に出るアルコバレーノ。ソレを確認すると彼を見つめた。  10分ほど。

「・・・慣れたか?」
「・・・。」
「・・・辛いか?仲間に、裏切られたのか?」
「!」

初めて彼は反応を示した。肩が揺れただけだが。
「そうか。こちらを向いてくれないか?顔を、お前に私の顔を見てほしい。」
すると、震えながらでもこちらに向いた。
「!」
「ソックリ、だな。髪の色と眼の色が違うだけで。」
そう言って笑う。
「・・・あ・・・。」
「(クスッ)大丈夫だ。私は何もしない。お前は、本当は優しいんだろう?」
「・・・。///」
——ツナ

彼女がこちらを向いてほしい、と言った。
ゆっくり振り向く。彼女は嬉しそうに笑った。
俺は、この人の事を信じれる気がした。

いや、初めて、久しぶりに信じようと想った。



「私の名は、沢田夜。お前を、守りに来た。」


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