二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

【D灰】Betrayal of...?≪裏・愛≫
日時: 2010/02/12 23:46
名前: 芽子 ◆rbFb2e5rbM (ID: yCPJRH6h)

≪裏切るって行為、愛の証拠じゃないのかな?≫



────2010* 02/10


■初めまして!

芽子(メイコ)と言います(^ω^)
本気で書く二次元小説は、久しぶりですorz 一生懸命書きますのでよろしくお願いします((

ここではD灰を(妄想で)書いていきます。
キャラ崩壊やキャラ崩壊やキャラ崩壊や…色々あると思いますが、優しく見守ってくださると嬉しいです(´∀`*)



■御注意
×荒らし・中傷
×類似・盗作・無断転載等の行為
×一行だけ等、短文すぎるコメント
×マイペース更新が駄目
×血の表現などが駄目

上に一つでも当てはまる方は、この先に進まないほうがよろしいかと。
マナーさえ守ってくれればOKです(^∀^)


因みに感想・アドバイス等、年中無休で受け付けておりますww((


◆novel

⇒第≪00≫幕───序章───
>>1

⇒第≪01≫幕───終焉の序曲───
>>2][>>5][>>8][>>11][>>12]



◆お客様
・迷鎖さま ・秋空さま ・幻さま [Thanks!]

Page:1 2 3



Re: 【D灰】Betrayal of...?≪裏・愛≫ ( No.8 )
日時: 2010/02/12 22:02
名前: 芽子 ◆rbFb2e5rbM (ID: yCPJRH6h)




「──僕はアレン・ウォーカーていいます。よろしく」


「ん! よろしくねぃっ、アレン!」



アレンは新入りエクソシスト─ベティの教団内の案内を任されていた。
アレンはお決まりな紳士的笑顔を振りまきながら、笑顔で説明していく。

ベティはそのカールした金髪と、フリルに飾られたドレスを揺らしながら、アレンに着いていく。



そして、一通りの案内が終わったところで。



「ねぇ、アレン?」


ベティがにこやかにアレンの名を呼ぶ。
アレンもニコッと笑顔で返事。すると、ベティはゆっくり口を開けた。



「…フィーちゃん、すごい第一印象無愛想って思ってるよね?」


「…え?」



唐突にそう質問され、アレンは何と答えればいいのかわからなかった。
まるでそれを察していたかのようにベティは笑む。



「フィーちゃんね、ああ見えて凄い寂しがりやだから。仲良くしてやってくれないかなぁ?」


目を伏せて、俯くようにしてそう呟く、ベティ。アレンは目を見開くが、数秒経って元に戻る。
───そのキモチ、なんとなくだけど…分かる。




「勿論!」


アレンはグッ、と親指を突き出す。
ベティはそれを見て「アハッ」と笑った。

Re: 【D灰】Betrayal of...?≪裏・愛≫ ( No.9 )
日時: 2010/02/12 22:11
名前: 幻 (ID: 9MGH2cfM)

誰かの小説を見るたびに思う…。
僕って何でこんなに才能ないんだろう…。

初めまして、いきなり失礼しました。
幻と申します。

僕もD.Gray-manの小説を書いております。

芽子s…小説お上手ですね…。
誰でもいいから僕に才能を分けてください…。

更新頑張ってください!!
また来ますww

Re: 【D灰】Betrayal of...?≪裏・愛≫ ( No.10 )
日時: 2010/02/12 22:17
名前: 芽子 ◆rbFb2e5rbM (ID: yCPJRH6h)

◆幻さん
いやいや、私の小説なんか何の取り得もないただの駄文ですよー((

いきなりすみません、初めまして(^ω^)クリック&訪問、ありがとうございます!
幻さんも小説を書いてらっしゃるのですね!! 泣いて飛んで見に行きます(`・ω・´)

全然上手なんかじゃないですよ;
分ける才能なんて無いですよ、きっと幻さんなら最初から持ち合わせているのでは!!?(((

応援ありがとうございます。
これからも頑張ります!

ではでは!

Re: 【D灰】Betrayal of...?≪裏・愛≫ ( No.11 )
日時: 2010/02/12 22:37
名前: 芽子 ◆rbFb2e5rbM (ID: yCPJRH6h)




「…そういえば、フィースと神田は? そろそろ終わってる筈なんですけど」


コムイの命令で、神田はフィースの案内を任されていた。
またなんであの二人を、とアレンは思ったが、どうやら神田の“そういう”面をしっかりさせる為…、
だという。



「あの二人、大丈夫かな…ッ!!!?」

ドォ…ン!!!!

アレンが言い終えたとき、ドスン、と建物全体が揺れた。同時に、破壊的な爆音もする。
誰かが侵入したのか、もしや───…





「…ふざけンじゃねェぞ!」


その神田の声が確信となった。
アレンとベティは、その声と音がした方へと駆けた。



「──…ッ痛ェ…」


そこには、怒りオーラを爆発させながら歩き去っていく神田の後姿と、頑丈な筈の壁にめり込む
フィースの姿だった。



「…フィーちゃん大丈夫?」


新入りのフィースの力では、神田に圧倒されていたよう。神田も手加減というものを知らない。
ベティはめり込んでいたフィースの体を外し、アレンは砂を掃う。



「…悪いな、ベティ、とアレン・ウォーカー」


「…僕の名前、知って…?」



アレン疑問な表情を浮かべながらもスッと手を差し出し、フィースを起こしてやる。
先ほどベティにああいわれた手前、乱雑にはできない。



「ああ。俺とお前は…同じように、なっているから」



「?」



強く俯きながら言うフィースに、アレンは顔で聞き返すと、フィースは、アレンの左眼の辺りを
スッと指差す。






「なんだって、俺も呪われてるからね」





そう。





フィースは、呪われていた。

Re: 【D灰】Betrayal of...?≪裏・愛≫ ( No.12 )
日時: 2010/02/12 23:45
名前: 芽子 ◆rbFb2e5rbM (ID: yCPJRH6h)




アレンは、これでもか、って程に目を見開く。口もポカン、と開放させる。
──、まさか自分みたく呪われた人間がいたなんて。




「…呪…ッ…?」


「証拠。あるよ」



フィースは冷静にそう言いながら、首に巻いていた包帯を取ってみせた。
そこには、自分と同じような、AKUMAのペンタクル。…が、赤々と滲んでいた。
そこから、斬られたような跡。

アレンの心臓が、ドクンと波打つ。


先ほどベティに言われたことの意味が理解できてきた。




「だから俺、あの室長にアンタの事聞いたとき、頭から離れなかったんだよね」



失望した笑みで淡々と、そう話す。
アレンは、大切なものをAKUMAという残酷で、恐ろしくて、残酷なものにしてしまったという
絶望的な気持ちを知っている。

──だからこそ。





「歩くんです」





僕等は、進まなきゃならない。




「…そうでなくも、ないな」





そのことが、このフィースという少年のような青年に、伝わったのだろうか───…



物語はまだ、始まったばかり。


Page:1 2 3



この掲示板は過去ログ化されています。