二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- REBORN!・ ペテン師に永遠を オリキャラ募集中
- 日時: 2010/02/25 21:03
- 名前: 麗/ ◆oE081hGkJ. (ID: 76WtbC5A)
.
ペテン師……騙す人の事。
くりっく・ありがとうございます。
( いらっしゃいませ )
こんにちは、初めまして!
麗といいます。
REBORNが好きすぎて、ついに書いてしまいましたorz
変な所が沢山あるかと思いますが目を瞑ってやってください←
オリキャラ募集中です…!>>005
( 注意 )
荒し、中傷目的。はい、回れ右ですよー
麗とか初心者とかマジ無理だし、てか嫌い。さようならー
最後にオリキャラと原作キャラくっつきますね、はい。駄目な人バック。
キャラ崩壊万歳\(^o^)/駄目な人は回れ右したほうがいいかもしれません。
イケメン率高いです、てかもう皆イケメンでいいんじゃないんですk( お ま え ☆ )
( ありがとうございます )
秋空様 紅様 音様 クレイア様
みちる君様
( ペテン師に永遠を.目次 )
オリキャラ>>003
プロローグ>>004
01ペテン師の始まり >>16
02ペテン師の自由 >>20
03ペテン師の怖い物 >>38
参照100突破記念 ペテン師とプリンス・ザ・リッパー (多少ネタバレ) >>32
- Re: REBORN!・ ペテン師に永遠を オリキャラ募集中 ( No.16 )
- 日時: 2010/02/17 23:16
- 名前: 麗/ ◆oE081hGkJ. (ID: m7pepIKd)
頬に飛び散った紅の温かい液体。
また頬や手は、"ソレ"によって紅に染まる。
聞こえるのは滑稽な人間の悲鳴と狂ったような笑い声だけ。
私は……ダレ。
「……! ……ル。リエルッ!」
聞きなれたその声にハッと目を覚ました。
ガバッと起き上がっては自分の掌を見つめた。
……よかった。紅く染まっていない。
「大丈夫、ですか? リエル。随分と魘されていましたが……」
「兄様……。大丈夫、だよ」
なんてへらり、と笑って見せれば兄様も笑い返してくる。
兄様……叶月リアルは私、叶月リエルの実の兄。
「そうですか。大丈夫なら良いのですが……。ではそろそろ此処も奴らが来るでしょう。移動、しますか…?」
「ん、そうしよう、か」
のそり、と立ち上がり、腰まで伸びる白のかかった銀の髪を揺らした。
同じように兄様も、青みのかかった銀色の、肩に付く程度の髪を揺らして。
壁によりかかるような形になればキョロキョロと辺りを見渡して。
「……どうやら居ない、ようだね」
白いコートを羽織、素早くスプレーで髪を黒く染めて。
黒のスプレーで汚れたコートを脱ぎ捨てては兄様のほうを笑顔で振り向いた。
兄様の青みのかかった銀髪も綺麗に黒くなっている。
「兄様。髪、だいじょーぶ?」
「ええ、大丈夫ですよ」
とふ、と笑ったのを見ればこちらもすこし微笑んだ。
兄様は右目の方には眼帯、左目は青色なため多少めだつもののいまは夜。
暗いためどうにか大丈夫だと思うが、私は左目に眼帯。右目は血の様な紅なため目立ってしまう。
なるべく一目に付かないようにこそこそと歩いた。近くに大きな倉庫を見つければその中へと入っていった。
私と兄様は二人で殺し屋をしていて、結構強くいろいろなマフィアからお誘いが来ているのだが面倒だから逃げているものの今はボンゴレ、に追われている。
此処は日本の並盛。逃げているうちに此処まできてしまっていたようだ。
今、ボンゴレ十代目の周りには十代目ファミリー、つまり守護者が沢山いて、しかもアルコバレーノのリボーンがいるらしく、厄介だ。
「ふう……やっぱり皆、この能力が欲しいのかな」
と小さく呟いて、眼帯で隠れている左目に軽く触れれば、兄様も眼帯で隠れている右目にそっと触れる。
私の左目と兄様の右目は改造され、不思議な能力を持っているのだ。
まあ、詳しいことは今度にしておくとしよう。
「叶月さー……ん? 居ますか?」
なんて不安気な声が倉庫中に響いた。
その声に私と兄様はビクリ、と肩を震わせた。
きっとこの声はボンゴレ十代目ボス、沢田綱吉。
「おいっ! 十代目が呼んでんだ。いんのはわかってんだからでてこいよ」
ボンゴレ嵐の守護者、獄寺隼人。
小さい頃、獄寺のうちでのパーティで一度会ったことがある。
あの頃はまだ可愛かったのに、なんてかすかに思った。
「早く出てきてほしいのな」
ボンゴレ雨の守護者、山本武。
黒の短髪頭に爽やかな笑顔。
好青年、野球大好き少年、といったところか。
どうやら本当に私たちが居ることに気がついているらしい。
私たちが隠れている場所にじりじりと近寄ってくる気配がある。
私はソッと左目にある眼帯を取った。眼帯を取れば白っぽい緑の目が光る。
私が眼帯を取ったのを見れば兄様は驚いたように目を見開いた。
しゃがんで隠れていたのだけれども、スッと立ち上がって、ボンゴレのボス、守護者をジッと5秒ほど見つめた。
「……!」
見つめていれば、どうやらボンゴレの3人は突然動けなくなったらしい。
私はふ、と口元を緩めれば彼らに背を向けて。
「私、そういう驚いた顔だあーいすき」
なんてニッコリと笑っては兄様の2歩後ろくらいを歩いて倉庫から早足で出た。
私の目の不思議な能力……それは3秒見つめたものは3分動けなくなる、というもの。
結構体力を使う為、なるべく使いたくなかった。
倉庫を出た瞬間、ふら、とした、が兄様がサッと腕で抱えた。
その腕の温かさに目を細めてはそのまま眠りに落ちるのだろう。
- Re: REBORN!・ ペテン師に永遠を オリキャラ募集中 ( No.17 )
- 日時: 2010/02/18 18:20
- 名前: クレイア (ID: CkThpPJM)
読んだよ!すご…なんか格好いい!
リエルちゃん目線なんだね 二人は…仲間になるのかな?楽しみ!
きっとツナ達はリボーンに言われて(脅されて?)やってるんだろうという私の推測ww
頑張ってね!更新待ってるよ!
- Re: REBORN!・ ペテン師に永遠を オリキャラ募集中 ( No.18 )
- 日時: 2010/02/18 19:36
- 名前: 紅 ◆7syjLfH.K2 (ID: 8cbAvaGA)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
はい!
ウラルは女の子です!
面白いです!
ウラルが出てくるのを楽しみに待ってまーす!
- Re: REBORN!・ ペテン師に永遠を オリキャラ募集中 ( No.19 )
- 日時: 2010/02/18 20:54
- 名前: 麗/ ◆oE081hGkJ. (ID: D9qyryxa)
クレイア.../
主人公目線、ってなんか久しぶり←
いつも違う感じで書いてたから。
クレイアの推測、きっとあたってるよww(´・ω・`)
応援、ありがとう…! 更新がんばるね・
紅様.../
ですよね。よかった間違っていなくて。
……もうオリキャラ先着にしちゃおうかな、なんて考えて居たりします←
お、面白いですか∑(゜∀゜)あ、ありがとうございます!
- Re: REBORN!・ ペテン師に永遠を オリキャラ募集中 ( No.20 )
- 日時: 2010/02/21 14:50
- 名前: 麗/ ◆oE081hGkJ. (ID: eHFPH3xo)
ピピッ……ピ
鳥の囀りで目が覚める。
辺りを見渡せばそこは見たことのない広い部屋。
白と赤の家具や小物が置かれている部屋だ。
きっと日本での家のために、兄様が借りたのであろう。部屋は広いし、綺麗だし、兄様のことだからきっと高い部屋を借りたんだと思う。
私はベットに寝ていた。
きっと昨日はあのまま倒れて、兄様が運んでくれたのだろうか。
スプレーで黒く染めたはずの髪は銀色の戻っていた。
これもきっと、兄様がやってくれたんだろう、とすぐに思って。
ベットから起き上がればクローゼットを開けた。
開ければ真っ先に新品の制服が入っていて、それをじ、と眺めた。
「そういえば今日から一般人に紛れるために、中学校に行くんだっけ……」
そう小さく呟きながらその制服を手に取った。
この髪はどうしようかな、と考えたもののスプレーも染めるのもウイッグも面倒。
ということで髪は銀のまま行くことにした。
イタリアからの転校生ってことになってるし、大丈夫だと思うし。
制服をすこし緩めに着て、その上から猫耳のついた白いパーカーを着た。
右耳には兄様とおそろいのルビーのピアス。
注意されるかもしれないが、とくに気にはしないし、良いだろう。
鏡で確認しようと鏡を見ると、着た時には気がつかなかったけれども、白のパーカーの中に白い眼帯。
いつもは赤の眼帯をつけているんだけれども、赤だと目立つから兄様が白を用意してくれたんだろう。
ふ、と笑みを浮かべれば白の眼帯を慣れた手つきで付け、もう一度鏡で確認してから部屋を出た。
部屋をでるとリビングがあり、リビングは白で綺麗にまとめられている。
リビングにある、白いソファにはコーヒーを飲む兄様がいた。
「兄様ー。おはよー」
「おはようございます、リエル。ご飯でいているので、顔を洗ってから食べてください」
洗面所に行き、顔を洗い、歯も磨いてから作ってくれていた朝ご飯を食べて。
兄様はなぜか料理が上手くて憧れてしまう。
ご飯を食べ終わると見計らったように兄様は立ち上がって。
「さて、学校に行きますか。送っていきますよ」
といい、車の鍵を持つ兄様に続いて家を出た。
外に出てみて分かったのだが、此処は高級マンションの最上階らしい。
車もいつ買ったのかまったく分からないが、白の高級車。
……さすが兄様だとおもった。
助手席に乗り込めばすぐに発進する。
どうやら家から学校までの道は長く、複雑で覚えられる自身はない。
小さく吐息を漏らせば、それに気がついた兄様がふ、と笑った。
「僕が送り迎えしますよ」
なんて笑いながらの言葉に安心して、私もすこしだけ笑みを浮かべた。
すこしすれば学校に着いたようで、車が止まった。
私が下りてから運転席の方に近づいていくと、兄様は窓を開けて。
「じゃあ終わる頃迎えに来ますね」
「わかったー」
運転席に座る兄様に一度ギュと抱きついてから、手を振りながら校舎まで歩いていった。
校舎の前まで行ってから車が止まっていた所を見るとまだ車が止まっていた。
きっと私が入るまで居るのだろう。そんな心配症な兄様にくす、と笑いながら校舎の中へと足を進めた。
──────
────
──
「校則違反だよ……風紀を乱すようなら……咬み殺す」
目の前には黒髪の目つきの悪い男の子がトンファーを構えている。
校舎に入り、職員室に行こうと廊下を歩いているといきなり後ろから「ねえ、君」と話しかけられこの状態だ。
男の子は指定ではない学ランを羽織っており、どうやら風紀委員らしい。
この銀髪に赤メッシュの髪と白いパーカー、それからピアスが気に入らないらしい。
この黒髪君がどう思おうと私には関係ないことだけども。
「やだなあー。怖い、怖い。暴力は反対なんだから」
なんてへらり、と笑みを貼り付けてはそう言って、なぜか関わってはいけない感じがする彼の横を通り過ぎた……つもりだった。
いきなり後ろから勢いよく何かが振り下ろされる音。
危ない、そう思って無意識のうちにスッと横にずれた。
「ワォ。凄いね、君」
なんて男の子が言っているのが聞こえたけれど何も聞こえなかったかのように職員室へ向うため廊下を歩いていった。
この掲示板は過去ログ化されています。