二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- リボーン 黒い大空の彼 第一期黒の再会編です。
- 日時: 2010/02/23 20:14
- 名前: 零 (ID: PU7uEkRW)
・始めまして!
・自分文才無いと思ってますので長い眼で見てください・・・。
キャラクター設定
・沢田 錬「漆黒の大空」
ツナの実兄。男装で兄と偽っている。
綱吉には嫌われており、他の者には好かれている。
最強で、復讐者最高責任者。
・能力&武器
超直感・死ぬ気の炎、(大空)。
黒い大剣。【ダーク・ブレード】
零地点突破は使用可能。
・容姿
黒い目に、黒髪のツナ似の髪型だが、伸ばしている。
・要細
ツナの実兄。
血は繋がっている。
ある事がきっかけで沢田家から出て行った。
超天才児。
マフィアの最強の殺し屋。
心を失って居るが、信用した存在には心を許す。
綱吉には心を許していない。
実はボンゴレ10代目になるのを拒み、綱吉に移させた。
空色の目だったが、信用できなくなった時から黒く濁った。
Page:1 2
- Re: リボーン 黒い大空の彼 第一期黒の再会編です。 ( No.3 )
- 日時: 2010/02/23 20:42
- 名前: 零 (ID: PU7uEkRW)
第二章 黒い、【死神】
黒い少年は日本に降り立った。
後から来た、
黒い大剣を携えて。
空を見上げた。
「まだ、濁ってる。」
僕は、歩み寄った。
——
「ツナ・・・。」
「何だよ、リボーン・・・。」
リボーンが珍しく怖い顔をしている。
何があったんだ。
「【死神の黒】って言う奴はな。お前の【ピンポーン・・・。】」
チャイムが鳴った。
「ツナ。俺が出る。」
「・・・?ああ。」
——
僕は久しぶりの我が家を見た。
変わらない。
変わらないだけに辛い。
「誰だ。」
出てきたのはリボーン。
ああ、そうか。
次期10代目だから。
「俺は、沢田錬。」
「沢田錬だと「錬・・・!」」
綱吉が駆け寄ってきた。
俺は無表情で彼を見る。
何も、見えてない瞳で。
「何でお前がここに居るんだよ!」
「何で・・・。何でだろうな。」
「は・・・?」
「本当。何でだろう。僕は、もう戻らないと決めたのに。」
黒い瞳を綱吉に向ける。
「僕はただ、見に来ただけだ。お前に会いに来たわけじゃない。」
そう言って僕は彼らの前から姿を消した。
黒い紙を残して。
——
「ツナ。アイツとは・・・。どういうつながりだ。」
「俺の、兄さんだよ・・・。大嫌いな、ね。」
そう言ってツナは目を伏せた。
「そうか・・・。」
大嫌いだ。
あんな兄。
俺から全てを奪っていく。
あざ笑ってるかのように、存在していた。
俺の前からやっと消えてくれたと思ったのに!
夜は、存在する時間には限りがある。
だが闇は。
存在する時間は無い。
彼は時の夜なのか。
彼は無の闇なのか。
それは彼自身だけがわかる。
- Re: リボーン 黒い大空の彼 第一期黒の再会編です。 ( No.4 )
- 日時: 2010/02/23 20:53
- 名前: 零 (ID: PU7uEkRW)
第三章 黒色は美しく空に見える
僕は川沿いに来ていた。
空は相変わらず濁ったまま。
僕は草の上に座る。
「・・・。」
【死神の黒】
それが僕の通り名。
瞳には絶望と終わりしか見ていない。
そして表情には無。
ソレしかない。
「・・・世界は何て汚いんだろう。」
そう言って、服を見た。
黒い服。
漆黒の闇のような。
目を閉じる。
風が気持ちいい。
目を再び開けると目の前に黒猫のような少年が居た。
「・・・誰?」
「・・・僕は雲雀恭弥だよ。君は?見ない顔だね。」
「・・・僕は、」
一瞬戸惑った。
本名を言っていいのか。
「【死神の黒】。」
「それは名前じゃないでしょ。」
「・・・今は、それでいい。」
そう言って、空を見上げた。
雲雀恭弥・・・。
雲の守護者。
「じゃあ、黒。君は、何者?」
「【死神】。」
そう言って僕は立ち上がった。
「何処に行くの?」
僕は答えた。
「世界を見に行くんだ。」
- Re: リボーン 黒い大空の彼 第一期黒の再会編です。 ( No.5 )
- 日時: 2010/02/23 21:05
- 名前: 零 (ID: PU7uEkRW)
第四章 世界のリング。
昔。
僕が言った言葉覚えてる?
『僕は人間じゃないんだ。』
それはね。
『僕は、存在する事を忘れた存在なんだ。』
そう言って、僕は久しぶりの笑顔を出したよね。
——
「・・・。」
僕はマンションに来ていた。
しばらくの間。
ここで、
日本で暮らすつもりだから。
「・・・にしても。」
ダンボールが多い。
積み上げられたダンボールを見上げ、ため息を漏らした。
「・・・荷物・・・。こんなにあったっけ。」
そう思いながら整理をしていった。
やっと整理した後。
僕はやるべきことを、思い出す。
「夜空のリングが・・・。動き出した。」
このリングが。
遂に俺の手元にも。
「・・・夜空のリング・・・。」
動き出す世界に。
僕は、
乾杯した。
- Re: リボーン 黒い大空の彼 第一期黒の再会編です。 ( No.6 )
- 日時: 2010/02/24 20:12
- 名前: 零 (ID: PU7uEkRW)
第五章 存在理由
夜。
僕は外に出た。
「・・・。」
黒。
クロ。
くろ。
ずっと昔の話。
家を出た時。
僕は放浪していた。
その時、ある少女に出会った。
それは、大空の少女。
【大空のおしゃぶり】を持つ少女。
僕は、その少女についていった。
僕は、【おしゃぶり】を持っていた。
それは、誰にもいえない【存在】。
【夜空のおしゃぶり】。
僕はその真っ黒い【おしゃぶり】を首に下げている。
今現在も。
「世界なんて汚い。」
夜の街を歩く僕は、闇を見ながら歩いていた。
- Re: リボーン 黒い大空の彼 第一期黒の再会編です。 ( No.7 )
- 日時: 2010/02/24 20:28
- 名前: 璃亜 (ID: C2lkKiOb)
零さん、こんにちは!
なんか…切ないお話で引き込まれちゃいました。
頑張ってください^^
Page:1 2
この掲示板は過去ログ化されています。