二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【REBORN】亡霊song
日時: 2010/03/30 22:03
名前: 瑠依 ◆CqIRXYkxeA (ID: 21pxq.RV)

初めまして^p^
なんとなく二次の方で小説書かせていただきますm−_−m

※注意※
・作成者(瑠依)の駄作
・ほぼ妄想構成←
・設定に意味が無いところアリ
・たまに亀更新
・たまに歌詞が出てくる

↑で大丈夫な人は下へスロールしちゃってください。

+目次+
・序章 >>1 ・伽羅 >>2

+曲+

Page:1



Re: 【REBORN】亡霊song ( No.1 )
日時: 2010/03/30 21:40
名前: 瑠依 ◆CqIRXYkxeA (ID: 21pxq.RV)

>>序章

目が覚めると、僕はは其処に居た。
目が覚める前、僕は何処で何をしていたんだろう??

目を閉じ考えてみても、真っ暗な世界な世界が広がるだけだった。
ただ同じ夢だけを見ていた。

何も覚えていない。 其れが僕の真実。

名前も、家族も、自分自身が何なのか、何一つ覚えてない。

ただ、皆は僕のことをこう呼んだ

————phantom(亡霊)

****

夜、真っ暗な世界。 ソイツは其処に居た。
真っ黒なフードを頭からかぶり、顔はよく見えない。
ただ、口は何時も弧の字を描き「クスクス」笑ってた。

そんなアイツが何時もそこで歌ってた歌が耳から離れない。

『さあ、晩餐を共にしよう
優秀なる美食学(ガストロノミー)
先天性の稀なる舌で
筆舌尽くしがたき馳走を
今日も求めて彷徨う
さながら血に飢えた
哀れなる伯爵のように』

Re: 【REBORN】亡霊song ( No.2 )
日時: 2010/03/30 22:01
名前: 瑠依 ◆CqIRXYkxeA (ID: 21pxq.RV)

>>オリ伽羅

*ファントム (♀・14) 武器→武術+銃+鎌?
特殊暗殺部隊(ヴァリアー)所属の女の子。
昔のことを何一つ覚えていない(記憶喪失)
ボス(XANXAS)と会ったことがない所為か、掃除・洗濯等の雑用やボンゴレとしての仕事の方が多い。
ベルによくパシられる

容姿→腰くらいまでの深緑交じりの銀髪。ちょっと釣り目気味。

サンプル→「ん〜……悩んでも仕方がないし?」
     「○○なら其れっぽく振舞って欲しいよね〜」

*???(ニコル) (?・14) 武器→幻術 
ファントムと同じ顔をしている。
普段は黒いローブのフードをすっぽりかぶって、顔は見えない。
笑い方が危ない。 並中で歌っている時を目撃される。
人からは「ニコル」と呼ばれているが
ファントムの事を「ニコル」と呼ぶ。
マフィア界で唯一「phantom」の称号を得た危険人物

容姿→ファントムそっくりな顔。髪は短い。

サンプル→「……飽きた」
     「退屈させないでくれる??」

>>おまけ<<

・phantom
最下層の牢獄(ヴィンディチェ)の指揮下を取ることを認められた者に贈られる称号。
血の契約を結んだ者。

Re: 【REBORN】亡霊song ( No.3 )
日時: 2010/03/30 22:34
名前: 瑠依 ◆CqIRXYkxeA (ID: 21pxq.RV)

*01*

ケタケタケタケタケタケタ、ケタ、ケタケタ

さっきから頭の中で不気味な笑い声が響き渡る。

「う゛〜……」
床で寝転がっている少女が唸っている。
どうやら彼女の夢の中のようだ。

「ぅわっ!?」
耐え切れなくなり、彼女は飛び起きた……っと
共に顔をナイフの様なものが横切った。

「うるせーよ、ファントム。さっさと掃除しろよ」
伸び切った前髪で素顔が見えない少年が、ナイフを投げたようだ。

「あの〜…此処はもともと、ベルさんが掃除するはずなんですよ!?なんで私が掃除しないといけないんですか〜??」
ファントムと呼ばれた彼女は服に付いた埃を掃いながら文句を言った。

「あ?俺掃除なんてしないよ??だって王子だもん」
ベルと呼ばれた少年が「ししし」と笑いながら言う。
納得できない理由だからであろうムッとなりながらファントムが

「王子なら王子らしく振舞って欲しいよな〜」
っと嫌味っぽく言いながら作業をし始めた。

後ろからナイフが幾度となく飛んできた。
しかし、どれもファントムには当たらない。決してはずしているのでは無い。

「部屋、散らかさないで下さいます??面倒なんで」

これがファントムの日常だった。

Re: 【REBORN】亡霊song ( No.4 )
日時: 2010/03/30 23:01
名前: 瑠依 ◆CqIRXYkxeA (ID: 21pxq.RV)

*01*-2

「あぁ……疲れる」
真昼間、ファントムは我侭王子ことベル、っと雑用から逃げるようにテラスに腰を下ろして寛いでいた。
決して家事雑用が嫌いなわけでは無かった。
しかし、だ。
「ベルと居ると疲れる」との事だ。

確かに、ファントムがヴァリアーに配属される以前から、ベルはヴァリアーに所属しており、先輩に当たると言っても良い。
しかし、雑用が多すぎる。人使いが荒いのだ。

——ガタッ、ゴトッ、ガシャーン、

ボーっと木漏れ日を眺めていると上の階のテラスから凄まじい物音がする。

パラパラっとガラスの破片やウィスキーの雫が落ちてくるという事は何時ものアレなのだろう。

「はぁ……私が落ち着いて昼寝出来る所は無いのかしら……」
溜息交じりにそう呟いた。
っと同時に周りに誰もいないことを確認し、深く息を吸い込んだ。

『まだ云わないで呪文めいたその言葉
 愛なんて羽のように軽い
 囁いてパパより優しいテノールで奪う覚悟があるのならば』

歌を歌い始めた。 時々、誰も居ない時にこうして歌を歌うと心が安心する。


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