二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【REBORN!】夜空模様を描く少女
- 日時: 2010/03/31 18:22
- 名前: 未来論☆。* ◆CkwaAbjFYM (ID: Rk/dP/2H)
- 参照: http://blogs.yahoo.co.jp/xmeltdownx13
初めまして、訪問ありがとうございます☆
此処ではリボーンの夢小説?を書いていきたいと思いますのでー…よろしくお願いしますっ。
夢とかがダメな人はバックプリーズなのです;
では、よろしくお願いします!!
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- Re: 【REBORN!】夜空模様を描く少女 ( No.1 )
- 日時: 2010/03/31 18:47
- 名前: 未来論☆。* ◆CkwaAbjFYM (ID: Rk/dP/2H)
- 参照: http://blogs.yahoo.co.jp/xmeltdownx13
永遠に生きてはいられない。
人は常に 死に向かって生きている。
永遠に同じ環境にはいられない。
季節や時と同じように 自分達も変わりゆくものだから。
永遠に幸せは続かない。
ならば今を大事に過ごそうと、
誰かが呟いた— …そう、
夜空に満点の星達が輝いた時に。
────────────────────────
「ん、じゃあバイバイ、ツナ君!」
「うん。バイバイ、京子ちゃん」
いつも通り変わらない日常。
皆が幸せに暮らしてる今。
俺は…こんなのが当たり前だと、ずっと思っていた。
何の争いも無くて、誰も傷つかないこの時が。
「はぁ〜…今日も疲れたなぁ」
「お疲れ様ッス、十代目!!」
獄寺君が励ましの言葉をかけてくれる。
家に帰ったらさっさとベッドに寝転がって漫画でも読もうかなー…なんて考えていたら、
「ちゃおっす、お疲れだぞ」
後頭部にリボーンの蹴りが飛んできた。
「いでっ!何すんだよリボーン!」
ズキズキと痛む後頭部をさする。
全く…いちいち蹴らなくても良いと思うんだけど。
「また昔みたいになまけやがるんじゃねぇかと思ってな」
獄寺君が「そんな事ないッスよ!」とフォローを入れてくれる。
俺も言い返してやりたかったけど、そんな事をしたらもう一度蹴られそうだったのでやめた。
「おい、山本はどうしたんだ?」
リボーンがたずねる。
「山本は部活が長引くから、早く帰っていてくれって言ってたよ」
本人に言われた事をそのまま伝える。
獄寺君はいつも通り、不機嫌そうな顔をしていたけど…。
「そうか」
そんな相槌を貰ってから、俺達は何か言葉を交わす事も無く、歩き続ける。
沈む夕日が眩しくて、思わず目を細める。
こんなに眩しい夕日を見たのはいつぶりだろうか、なんて事を考えながら。
「じゃ、十代目。俺こっちなんでそろそろ失礼しますね」
ふと気が付けば、獄寺君の家と俺の家への分かれ道へと辿り着いていた。
時は、こんなに早く過ぎるものだっただろうか…
「あ、うん。バイバイ、獄寺君」
普通の中学生らしく別れの挨拶を述べては、自分の家路を再び歩み始める。
リボーンも、今日は珍しく静かだった。
- Re: 【REBORN!】夜空模様を描く少女 ( No.2 )
- 日時: 2010/04/01 14:53
- 名前: 未来論☆。* ◆CkwaAbjFYM (ID: Rk/dP/2H)
- 参照: http://blogs.yahoo.co.jp/xmeltdownx13
少し歩いた所で、すぐ俺の家に着いた。
「ツナぁ〜、遅かったじょ!俺っちと早く遊ぶんだもんね〜!」
「ランボ、ダメ!」
いつも通りの、ランボとイーピンのじゃれあう姿が目に飛び込んでくる。
こいつ達はいつも元気だなぁ…。
そんなこんなで玄関に入ろうとしているとー…、
背後に、何か違和感を感じた。
肩にはリボーンが乗っている。…だから、それでは無い、真後ろ。
後ろを振り返ってみると、そこには…
青紫色の髪の毛を後頭部で結った…女の子が居た。
年齢は俺と同じくらいだろうか、ずっと俺はその子から目を離せずに居た。
いつもなら、普通の景色に溶け込んでいるただの人だとしか思わないから…俺はすぐに玄関に足を運ぶはず。
何故かって…─?
その子は、ずっと俺を見つめていたから。
だからその子と目が合って、俺はその場から動けずにいた。
夕日に照らされる少女は、
ずっと、俺の事を見つめていた。
- Re: 【REBORN!】夜空模様を描く少女 ( No.3 )
- 日時: 2010/04/02 16:36
- 名前: 未来論☆。* ◆CkwaAbjFYM (ID: Rk/dP/2H)
- 参照: http://blogs.yahoo.co.jp/xmeltdownx13
「え、と…あの?」
俺は何だか気まずくて、その子に声をかける。
その子の視線が、中々俺から離れないもんだから。
「………」
未だに沈黙は続く。
こう言う時って、どうすれば良いんだろう…。
「おいツナ、どうしたんだ?」
やっと気付いたのか、リボーンが俺と同じ方向を向く。
リボーンは立ちすくむ少女をじっと見据えると、やがて口を再度開いた。
「お前、何者だ?」
え…?
何者?
「……」
女の子は何も答えない。
リボーンがこんな事を言うくらいだから、彼女には何かあるのかな。マフィア関連の事とか…。
「…答えるつもりはねぇ、か?」
リボーンがため息をついた。
何だろう。何かただならぬ雰囲気を感じる。
「ねぇリボーン、この子と知り合いなの?」
疑問を口に出してみる。
リボーンは俺の方を向くと、やがて俺に告げた。
「後で守護者を収集しろ」
- Re: 【REBORN!】夜空模様を描く少女 ( No.4 )
- 日時: 2010/04/02 16:45
- 名前: 未来論☆。* ◆CkwaAbjFYM (ID: Rk/dP/2H)
- 参照: http://blogs.yahoo.co.jp/xmeltdownx13
「はぁ!?」
やっと続くと思っていた平和。
そんな日々の中で、リボーンがいきなり守護者を全員集めろ、だなんて呟いた日は一度も無かった。
そして、こんなに嫌な予感がした日もー…一度も無かった。
妙な胸騒ぎが、俺の不安感を煽る。
「冗談じゃねぇんだ。もう時間が無い」
リボーンはそれだけを言うと、家の中へと足を進め、やがて消えていった。
その場には、不思議な女の子と俺だけが残っている。
「あ…今のは気にしないでね」
彼女に何か言った所で意味が伝わる訳でも無いのに、俺は彼女にいつしか謝罪をしていた。
そこで、俺は初めて彼女の声を聞いたんだ。
「…貴方が、ボンゴレファミリー十代目、大空の守護者…沢田綱吉」
信じられないような言葉だった。
この子が何故知っているのか…それは分からない。
だけど、何故リボーンが突然物騒な事を言ったのか…
バカな俺に、ようやくその意味が分かった。
この子、ヤバい。
目が本気だ。
じっと俺を見据えているけれど、さっきから俺に向けていた視線ー…それは、強い意志の込もったものだったんだ。
「くす…私が何故知っているのか、さぞかし驚いている事でしょう。無理もないわね」
女の子は静かに笑う。
- Re: 【REBORN!】夜空模様を描く少女 ( No.5 )
- 日時: 2010/04/03 07:45
- 名前: 風 (ID: D71pwe7j)
- 参照:
初めまして風と申しますvv
REBORN大好きでREBORNの小説2つも書いてます^^
(作成者名は秋空になってる)
謎の少女の正体とこの先の展開が気になります!
ではvv
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