二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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零色のキズナ—REBORN—
日時: 2010/04/06 19:04
名前: 包容 (ID: tgMaGFHR)

頑張りたいと想います!
シリアス│6
ギャグ│4、だと想います!


登場人物設定

・境界 空
:容姿 何故かツナ似。唯一違うと言えば青い目。普段着は黒いコートに赤いマフラー。腰に銀時計を下げている。
:武器
ナイフ・黒と白の拳銃。大空属性の炎。グローブに十字架のロゴが入った黒いマント。
:詳細
異世界の少女で、相手の思考回路を読むことが得意。
超直感もあったりする。(超強力な奴)
細かな設定はまた。


:キーワード用語
初代ボンゴレ(ジョット)




・目次
プロローグ
第一章 透明な壁 『キミは・・・?』
第二章 異世界 『素顔。』

Page:1



Re: 零色のキズナ—REBORN— ( No.1 )
日時: 2010/04/06 17:03
名前: 包容 (ID: tgMaGFHR)

プロローグ


人は必ずしも絶対的ではない。

ましてや、天才など居ない。

天才と言う事は、万能と言う事ではない。

少なくとも、俺はそう思っている。

——もしも。

もしも、俺がキミ達のことを、助けるとしたら、どうする?

それで変わるのだろうか・・・?
それで、いいのだろうか・・・?
駆け巡る衝動にも。抑えきれない罪悪感にも。


キミは逃げないと言う覚悟があるなら。


俺は、君の心に共鳴しよう。


さぁ、今。

俺はキミの元へ行く。

Re: 零色のキズナ—REBORN— ( No.2 )
日時: 2010/04/06 18:00
名前: 包容 (ID: tgMaGFHR)

第一章 透明な壁


朝。

何も無いと思うが、嫌な予感がしていた。

そして、それは当たる事となった。


「・・・何だぁ、この奇怪現象?」


ソレは目の前にある透明な壁の出現の事を指している。
この壁の所為で外に出られない。

・・・玄関前に透明な壁があるからな・・・

「ったく、何だよ、・・・嫌な予感的中ってか。嬉しくねーよそんなの。」
俺は壁をぺたぺたと触る。


『もう、死ぬしかない・・・』


「は?」

壁の向こう側から聞こえる声。
そして、霧が掛かった向こう側の映像。
その映像は。

「・・・自殺!?」

屋上のフェンスの向こう側に立っている少年。

俺は想いっきり叫ぶ、とまでは行かないが、喋りだす。

「おい、お前。」
『え?』

振り返った少年の容姿に驚かされた。

俺と似ている。
そして、何より。
リボーンの漫画の主人公。沢田綱吉に似ている。

「・・・つかぬ事を聞きますが沢田綱吉君ですか?」
『そうだけど・・・キミは?』

俺は透明な壁に手を突く。
「俺は、境界空だ。死ぬな。」
単刀直入に言った空は想いっきり壁を叩く。
『放っておいてよ——。誰も、信じてくれないんだから。』

お前、何があった!?

心の中でそう叫びながら俺は。

「馬鹿ヤロウ!お前が死んだらジャンプはどうなるんだ!アニメはどうなるんだ!俺の腐れ魂どうすんだよチクショォ!」

『何言ってんのか判んないけど・・・』
「とにかく!ダメだ!」
『お前に何がわかるんだよ・・・』
俺は再び透明な壁へ、両手を置いた。

「!?」


—パァァァァァァァ・・・


すると透明な壁が光り、その壁の向こう側へ。
引きずり込まれたのだった。

「なぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」


——


「始まった・・・」

誰かがそういった。
「もう一人の大空よ・・・。我が世界を、我が子孫を。」
彼らは、吸い込まれる少女を見て。


「頼むぞ・・・大空の化身よ・・・」


密かに、願ったのだった。

Re: 零色のキズナ—REBORN— ( No.3 )
日時: 2010/04/06 18:53
名前: 包容 (ID: tgMaGFHR)

第二章 異世界


ドスゥッ

「ふぐおぅ!?」
「うぎゃっ!?」

着地——、出来る訳が無い。

そのままツナの上に落下した。
いやいや、マジで痛かった。

「って他人事じゃねぇ・・・」
「き、キミ!?」
俺の存在に気付いて退いたツナ。
俺は苦笑いを浮かべて。

「・・・アレ?壁が・・・?」

無い。

通ってきた壁が、無い。

顔から血が引く。

「戻れ、ない・・・?」

「え・・・?」

俺はツナのほうを向いて。
「・・・アハハ・・・。綱吉さん。御願いがあるのですが・・・。」
「な、何?」

「俺を、しばらくとめてもらえませんか?」


——


こうして何だかんだだったが。

俺は沢田家にすむことになったのだった。
「スイマセン、奈々さん・・・」
「いえいえ。いいのよー?」
そういうとまた家事に戻った奈々さん。

俺はツナを見て。


「・・・ツナ。何でお前自殺とか考えた訳?」


そういった。
するとツナはビクッと震えたかと思うと。
「・・・俺、」
「あー、言いたくねぇなら言わなくていいぜ。気にしないから。」
「・・・ゴメン・・・」
「何でツナが謝るんだよー。・・・ツナ。」

俺はそこで違和感を感じた。
この感じは前に感じた事がある。

確か、小学生のとき、だった。

だが、その話はまた今度するとしよう。

「お前、隠してるだろう?」
「な、何を?」
「素顔。」

ビッと人差し指でツナを指差した。


するとおどおどした雰囲気はなくなり、怪しい笑みを浮かべたツナが笑った。


「良くわかったね。」
「・・・こう見えても直感だけはいいんだ・・・」

でも、この性格は見抜けなかった・・・。

ちょっと後悔。

「じゃぁ、空。俺と一緒に寝よ♪(妖笑)」

「ちょ、お前、さっきまでの自殺的精神追い込まれモードはどうしたぁぁぁぁぁぁぁ!?」

「長すぎだよ。」


こんな感じで。

俺は沢田家に居候する事となったのだった。

Re: 零色のキズナ—REBORN— ( No.4 )
日時: 2010/04/06 19:04
名前: 包容 (ID: tgMaGFHR)




俺は今、大変な状況になっている。

ソレは、並盛中学転校手続き。

「お前・・・。ソレハッキングじゃねぇの?」
「・・・そこは突っ込まないでくれ・・・」

俺は今、ハッキングと言う名の犯罪を犯している・・・。

ツナのパソコンを借りて(意外と持っていた)ハッキングを開始する。

「何処でそんなの習ったんだよ。」
「・・・俺に質問するな・・・」
コレはいやでも覚えた特技の一つだ。

父親がハッキングを行っていたのを見て見よう見まねで行って成功した——嫌な思い出だ。

「・・・よし。コレで登録された。」
「・・・お前、何者何だよ。」
「さぁ?」
自分でも良くわからねぇし。
そう呟いて俺は立ち上がった。
「・・・良くわからないってどういうことだ?」

「そのまんま。俺の家結構こういう裏社会的なことしてたらしくて。それを何時も見てたから覚えちまった。」

「・・・」

絶句するツナ。

絶句しないでくれよー。
「それより制服どうしよう。」
「俺の古い奴やる。」
「ん。」
投げつけてきた制服を受け止めてソレを見た。

「流石並中。ブレザーかー。」

憧れてたんだよね。かすかに。
そう言って俺はその部屋を後にして。
着替えた。
「・・・ぴったりだな。」
「・・・容姿も身長も似てますモンねー。」

そう言って、俺は鞄を(何故かツナが二つ持っていた)持って、俺たちは並中へ急いだ。


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