二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 封印されていた夜空—REBORN—
- 日時: 2010/04/11 16:05
- 名前: 氷空 (ID: tgMaGFHR)
登場人物設定
・境界 錬
今まで零地点突破によって、封印されていた少女。
初代ボンゴレ以外には心を開かなかった。
容姿:銀色の髪黒色の瞳。中世的ナ顔立ちで普段は男装をしている。
銀色の一世のロゴが入った、銀時計を腰に下げている。
武器:黒い鎌。また、夜空の炎(特性は支配)。ボンゴレ一世のロゴが入った、二丁の銀色の拳銃。
詳細:初代以外心を開かず、また、守護者達にも心を開かなかった。
夜空のリングの保持者であり、使命は不明。(錬は知っている)
何故零地点突破によって封印されていたかは、また不明。(謎多いなチクショー。)
実は初代の守護者に嫌われていた。
初代は嫌っていなかった。(というかベタぼれ)
・目次
プロローグ 『眠り』
第一章 封印 『目覚め』
Page:1
- Re: 封印されていた夜空—REBORN— ( No.1 )
- 日時: 2010/04/11 15:08
- 名前: 氷空 (ID: tgMaGFHR)
プロローグ
「すまない、錬・・・!」
「ッ!」
零地点突破——初代、エディション・・・
最後に聞こえた愛しい人の声。
僕は、その声を聞いて、目を瞑った。
頬に一滴の涙が落ちる。
そのまま、僕は深い眠りに落ちた。
「——錬。」
彼は僕の氷に触れた。
「——ッ・・・スマナイッ・・・」
もう、声は届かなかった。
『死なないで、サヨウナラ。』
僕は最後まで、彼方を信じるから。
彼方だけを。
- Re: 封印されていた夜空—REBORN— ( No.2 )
- 日時: 2010/04/11 16:04
- 名前: 氷空 (ID: tgMaGFHR)
第一章 封印
—第三者視点
「リボーン、何処行くんだよ!」
「いいからついて来い、」
彼—。沢田綱吉は、自分の家庭教師にイタリアまで連れてこられ—、少し、疲れていた。
しかも、その場所は自分の未来のファミリーの本部、ボンゴレ本部、地下だったからだ。
リボーンは鉄の扉の前で停まると、鉄の扉を押した。
ギィィ、と音が鳴ると共に扉は開く。
「・・・!」
その刹那、自分の中に流れてきた『感情』。
暖かい、何か—。
「アレだぞ。」
「——人!?」
氷の中に、人が居た。
巨大な巨大な氷の中に。
すると、首から提げていたボンゴレリングが光りだした。
「!?」
『錬——。』
すると凍りは解け、彼女はふわり、と地面に降り立った。
「——ジョット・・・?」
「え!?」
彼女は一瞬驚いた顔をしたが、直ぐに真顔になり、
「——違う。ボンゴレ・デーチモ、か?」
「何で、その事を——!?」
すると彼女は首から、鎖の付いたリングを取り出し、
「——僕は、境界錬。初代、夜空の守護者だ。」
「夜空の守護者・・・?」
夜空の守護者なんて聞いたことが無い。
「夜空の守護者は、初代の時代にしか居なかったからな。」
「何故なら、僕はこのリングと共に、封印されていたからね——。」
そう言ってリングを仕舞った。
何故、そんなに冷静なのか、とても不安を覚えたが、刹那、彼女は倒れた。
「え!?」
「そりゃそうだぞ。何年——、ずっと、氷の中にいたからな——。ツナ、とにかく日本に帰るぞ。」
自分の家庭教師に言われ、とにかく日本に帰ることになった——。
- Re: 封印されていた夜空—REBORN— ( No.3 )
- 日時: 2010/04/11 16:19
- 名前: 氷空 (ID: tgMaGFHR)
2
——ツナ視点
「・・・ん、」
眼を覚ます彼女。
俺を見て、驚いた顔になったが、直ぐに無表情となった。
「え、と、あの、おはようございます。」
「・・・うん。」
そういうと錬さんは、立ち上がり、(何年も氷の中にいたのに)俺を見つめた。
「あの、何か顔についていますか?」
「ジョットに似ている。」
「え・・・?」
さっきから聞くその名前。
何処かで聞いたことのある名前だった。
「お、眼が覚めたか。」
「——アルコバレーノか・・・。」
「ああ。——お前に頼みがあるぞ。」
「——判ってる。ジョットも、このことに気付いていたみたいだからな・・・。」
そういうと、錬さんはリングを取り出した。
そのリングは黒いクリスタルが嵌められていて、大空のリングに酷似していた。
「お前の名は?」
「さ、沢田綱吉です。」
「——ツナ。僕はキミの、夜空の守護者となる。」
「えぇぇ!?」
いきなり言われたその言葉に驚く。
だけど彼女はフワリと笑い、(すごく綺麗だった)俺に笑いかけた。
「夜空の波動を持つのは、僕しか居ないんだ。」
「え?」
「宜しく、デーチモ。」
そう言って、また、笑った。
「——錬、聞くところによると、お前は大空しか信じない、といわれてきた。本当なのか?」
すると今度はリボーンに向かって、絶対零度の(少し怖かった)まなざしを向けた。
「そうだよ。僕は、大空の波動を持つもの以外、信じない。」
その言葉に、何故か心が痛んだ。
「そうか、なら決まりだな。」
「「何が?」」
俺と錬さんが被った。
するとリボーンはニッと笑い、
「ツナの家に住む事だ。」
「えぇぇぇぇ!?」
「・・・」
錬さんは無言で、だけど少し驚いているらしく、一瞬顔を歪ませた。
「ちなみにもうママンには了承を得てるぞ。」
「何時の間に!?」
行動が早い家庭教師に思わず突っ込みを入れた。
どんだけ早いんだよ!
「ツナ、ダメか?」
「うっ・・・、そんな訳無いですよ!住んでください!」
思わず錬さんの悲しそうな顔に負けた。
だって子犬みたいだったし!
「じゃあ、決まりだな。」
リボーンは、面白おかしく笑った。
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