二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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メルト・キミの隣で—REBORN—
日時: 2010/04/12 11:43
名前: 氷空 (ID: tgMaGFHR)

キャラクター

・青黒 空 「超フリーダム少女」
フリーダム性格な少女。
ツナ(生徒会長)が嫌い。(ていうか敬遠の仲。)
高校一年生。
容姿:ツナソックリの容姿。右目が橙色。左目が茶色。
腰に銀時計を下げている。
武器:特に無い。格闘術を得意とする。
能力:絶対零度の炎・夜空の炎。(特性支配)大空の瞳・超直感。

一言:『生徒会長なんて大嫌いだ!』『あ、そ。』





・データファイル(目次)
Data0 『雨の降った夜』
Data1 『キミ』

Page:1



Re: メルト・キミの隣で—REBORN— ( No.1 )
日時: 2010/04/12 11:24
名前: 氷空 (ID: tgMaGFHR)

Data0


雨の降った夜。
最悪だった。

「・・・最悪。」
傘縦に自分の傘がなかった。
盗まれた、のだろうか。
「・・・うなー。」

うなってみた。

何も起こらなかった。

当たり前だ。
「どうする・・・」
その時、後ろから声をかけられた。
「空。」
「ハ・・・?」
後ろを振り向くと、そこには知らない少年。

イケメンといえばイケメンだが、私はそんな物に興味は無い。

「・・・誰でしたっけ?」
「・・・生徒会長、沢田綱吉。」

そう言って何故か私の腕を引っ張った。

「うぇ!?」
そのまま私は彼の腕の中に納まった。
顔が暑くなるのが判る。
「な、何をするんですか!?」
「帰るぞ。」
「ハイ!?」

そのままつかつかと。

彼は歩いた。

私を抱き締めながら。

「何するんですか!?」
「・・・」

冷たい眼で見られた。

少し、辛かった。


人間ってあんなに冷たく出来るんだな、と思った。


「ホラ。」
「あ・・・。」
目の前にあるのは自分の家。
「・・・送ってくれたんですか?」
「別に」

そう言って、冷たい眼で私を見た。

あぁ、この人は。

本当に、悲しい。

「・・・有難うございました。」
そう言って、頭を下げた。


だけど、この後。


傘を奪った犯人が彼だった事を知り、すごく、というか生徒会室に乗り込んだのは言うまでも無い。

Re: メルト・キミの隣で—REBORN— ( No.2 )
日時: 2010/04/12 11:43
名前: 氷空 (ID: tgMaGFHR)

Data1 キミ


「・・・またか・・・」

溜息を漏らす。
目の前にあるのは下駄箱。

その中には、いつもといっていい、生徒会長否、生徒会からの文句の書かれた手紙。
生徒会は、大体女子がやっている。

何でも生徒会長がイケメンだからだそうだ。

「空。」
「・・・何ですか生徒会長、私この手紙処分しないといけないんです。退いてください。」

目の前にいる生徒会長。

噂の生徒会長様は相変わらず無愛想にたっていた。
私は手紙が入った袋を持ち直す。
「何でもない」
「なら来ないでくれます!?」

何でもないときに私に話しかけないで下さいよ!
それで私が狙われてるんですから!

「大嫌いです!」
「・・・」

無言で彼は歩いていった。
私は焼却炉に向かい、手紙を消去した。(燃やした)

「・・・アレー?幻覚が見える。」
「幻覚じゃないわよ、彼方、いい加減綱吉様から離れてくださらない?」
目の前にいるお嬢様口調の先輩方。

・・・好きで近寄ってるんじゃないのですが。

「先輩・・・。私帰りたいんでそこ退いてください。」

邪魔です。

正直言って。

「ハァ?退く分けないでしょ。(何故だ)後輩の癖に生意気なのよ!」


先輩が指をパチン、とならしたかと思うと影から不良たちが出てきた。

「・・・何時の間に居たんだ・・・」

「結構美人じゃねぇか。一回ヤッてから殴ろうぜ!」
「そうだな!」

オイィィィィィィィィィ!先輩何禁止用語話しちゃってんだよ!

私は袋を焼却炉に入れた。(邪魔だったから)

「ぐはっ!?」
「先輩、いい加減にしてください!私殴るのとか好きじゃないんで!」
「なんだこの女!」

その十分後、私は不良という名の先輩を半殺しにした。

「ちっとやりすぎた・・・」
「な、み、見てなさいよ!」

悪役のような言葉を放ち、何処かに帰っていった先輩。
私は溜息を吐いて、帰るために校舎内に戻った。



その時。

黒い何かがスコープ越しで自分を見ていたことも知らずに・・・。


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