二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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涼宮ハルヒの願望<復活初仕事>
日時: 2010/05/04 14:34
名前: みやっさん ◆E53IZBWzfE (ID: 5ITqb3s4)
参照: 間欠、簡潔、完結に!3K!!!

どうもw

たったさっきたてたばかりなのにもう消えやがったwwwww
ワロタwww



まぁ、がんばりたいと思いますw
一番最初に書いたハルヒの小説でちょこちょこアレンジ仕様です。
最後まで見守ってくださったら恐縮です。

☆登場人物
涼宮ハルヒ
面は美少女ながらも傍若無人、破天荒な性格。ツンデレ、ロリ顔好き。
退屈を嫌い、常に楽しいことをするのがセオリー。
尚、「願望を実現する」能力を持っておりハルヒの言った事はどんな不可能なことでも実現してしまう。
そして、ハルヒが苛立ち始めると「閉鎖空間」、ハルヒの感情を具現化される断界となる。
さらにその世界で常に破壊を続ける「神人」がいたり
と、かなり不安定な心。
言葉にはあまり出さないが、みくるや長門にも結構キョンのことで妬いてたりする。

☆キョン
SOS団団員其の一。いろいろと厄介事を背負い込まれる苦労人。
「やれやれ」と溜息を吐くのが癖。
OS団で唯一の一般人。
ハルヒ絡みの事件で一番の鍵が握られているのもキョンであって、責任重大な存在。ハルヒの絶対的な相手である。
ハルヒとは過去に会って、その時は「ジョン・スミス」
と名を偽り、現在もハルヒは知らない。
ポニーテール萌えである。

☆長門有希
SOS団団員其の二。正式には「文芸部兼SOS団」となる。
隅で本を読み常に無口だが。ハルヒを観察対象と
している組織「情報統合思念体」に造られた、対人コミュニケート用人造人間:宇宙人である。
主に異相空間の後処理や戦闘の重要的存在。
眼鏡は入学当初付いてたがキョンにはずした方がいい
と言われて以来つけてない。
SOS団といる内に感情が芽生えてきて、キョンにはだいぶ豊かになってるし、好意を持ってる。

☆朝比奈みくる
SOS団副々団長。ハルヒに拉致られてきた。唯一の上級生。
だが、見た目は中学生くらいな萌えとロリっぽさに
ハルヒは気に入り、SOS団のメイド係になった。
そんなみくるも、ハルヒの観察対象として、時間遡行
(タイムトラベル)を使い過去に行ったりする、未来人の末端。格が下のため「禁則事項」(NGワード)がたくさんある。
未来人であるため、未来にはいろいろ進化した
朝比奈(みくる大)がいる。彼女は様々なヒントを
キョンに与えた。一年でかなり頑張ってるみくるはだいぶ「禁則事項」ワードが減っている。

☆古泉一樹
中途半端な時期に転入してきたSOS団副団長。その紳士的な振る舞いと正義感とで、「機関」の組織
が創られ、ハルヒを観察、守護をしている。
「閉鎖空間」での「神人」狩り、異相空間での戦闘も古泉が行う。
「機関」にたくさんの同士がいるので、かなりの人数の
超能力者がいることが分かる。

★SOS団
正式名:
S世界を O大いに盛り上げるための S涼宮ハルヒの団
活動内容は、「宇宙人、未来人、超能力者を見つけ、一緒に遊ぶこと」がモットーだったが。季節行事、
映画撮影など、目的は果たせてない。
実はキョンを除いての人物が皆それに値するのは
ハルヒは知らない。
SOS団は文芸部を使い経営してる。(なので学校的にはまだ文芸部)

めざせ、完結!


お客様(前スレ含まず)

工場長様





————(・∀・)アリガトゴザイマース————



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Re: 涼宮ハルヒの願望<復活初仕事> ( No.15 )
日時: 2010/04/24 18:20
名前: みやっさん ◆E53IZBWzfE (ID: ollL4NQQ)

これ、気が付いている人も多いかもですけど、
(過去レスで)前半使い回しです←

ずっと消えてましたからね。

Re: 涼宮ハルヒの願望<復活初仕事> ( No.16 )
日時: 2010/04/27 21:59
名前: みやっさん ◆E53IZBWzfE (ID: bSF/F1B1)

第五話

教室に戻った途端ハルヒが寄って来て、
「どうしたの? 教師の怒鳴り声が聞こえたけど大丈夫?」
と少し心配した顔で問いかける。こんなハルヒは
滅多に見れないが、そんなことを言ってる場合では無い」
「ああ、大丈夫だ。ありがとよ」
ハルヒは、「そう……」と安堵のため息。
とりあえず、俺のすべきことは一つ。
これ以上精神を不安定にしない事……。
俺は、眉間を揉みながら、これからどうしょうと考えた。

放課後。文芸部室。
ハルヒの口からまたしても重大発表があった。
「えー、SOS団結成して一年。あんなことや、こんなこと、楽しいことがいっぱいでした! この部の真の目的は、宇宙人、未来人、超能力者を見つけ一緒に遊ぶことでした。でも、なんか思ったの。いつまで、非現実な事を考えてるの? って、みんなにも悪かったーって、だから今日を持ってSOS団の非現実模索は終了します! 今日から、卒業まで青春を楽しみましょう!!」
これがハルヒじゃないハルヒが下した結果である。
長門は本を閉じてうつむいてる様子。
たぶん、折角見つけた自分の場所なのに、こんな
終わり方でいいの? という脳内思考と、俺が一番
思うのは、「これで、私の仕事は終わってしまう——」
長門の情報統合思念体としての役割が終わってしまう
事に遺憾を感じるのか、今の長門の背中には「寂しさ」
が分かる。
朝比奈さんは眼に少量の涙を浮かべ。でも泣くのを
こらえる。きっと朝比奈さんも自分の予測する未来と
かけ離れてしまった「絶望」を感じているんだ……。
古泉もやはり、笑っていない。こういう時ぐらい
否定しろ。何時もは笑って、受け止めるがな、人間
反抗しなきゃいけないんだ。

ハルヒ、これは本当にお前が望んだのか? 俺が軽い
ジョークで「気の利くやさしい女子」なんて答えたが、
何もお前がなることはない、逆にそれはそれで困る。
変な世界が好きなんだろ——? 七夕に二つ願い書いたろ? お前は世界の中心的な存在になりたいだろ? まだ二十年以上もあるじゃないか? 
これは、お前の望んだ願いじゃない。少なくとも俺は
この世界に期待してた。こんなヘンテコな世界もいいじゃないか? ここにいる奴らはそう思う。
俺は我慢ができなくなり、発言をしようとしたら、
古泉が俺を止め、静かに首を横に振った。
畜生。離せ、我慢できん。これがハルヒな訳ない。
俺の知ってる、ハルヒじゃない。
古泉はボソッと、

「まだ涼宮さんの心は不安定です。大丈夫です。まだ完全に涼宮さんの心は変わってないので、
「機関」の方も、引き続き様子を見ています。しばらくそのままにしてあげて下さい」
精神科の医師の様に話す古泉。
確かに今は様子を見るしか術はなかった。
しばらくこのままにしよう、そして、直ぐに解決させ
ないとな——。

Re: 涼宮ハルヒの願望<復活初仕事> ( No.17 )
日時: 2010/04/27 22:01
名前: みやっさん ◆E53IZBWzfE (ID: bSF/F1B1)

第六話

「…………」
ハルヒのSOS団改革宣言の後、辺りはとても沈黙に包まれている。
ある意味、こんなSOS団は初めてだ。
ハルヒは団長机に座り、ネットサーフィンの毎日。長門は原文も分からないような厚本を静かに読み、俺は古泉と、ゲームをやって、そこに朝比奈さんのお茶を有難く頂戴し。ある意味周りからは「意味分からん」
なんて思われがちだが、これが存在意義でもあって、
この毎日がある意味良かった。

と、そんなシビアな空気ムンムンな地に足を入れる天使がやってきた。
「キョン君、お茶です」
朝比奈さんである。この空気にもお茶を配る姿は正に
ご利益がある。ああ、ありがたや、ありがたや。
朝比奈さんは俺の耳元でボソッと、
「信じましょう。まだ希望はあるはずです」
「未来で分かるんですか?」
「……そういうのは、禁則です」
「……そうですか」
「すいません。私もわからないんです。でも、涼宮さんは絶対元に戻ると思います。信じましょう!!」
と、可愛くガッツポーズ。
「朝比奈さん……」
と、朝比奈さんはトコトコ歩きでハルヒの方へ向かった。
「涼宮さん。お茶です」
「ありがとう。みくるちゃん」
ハルヒの声のトーンも、笑い方も何もかも違っていた。
あの、鼓膜がはち切れそうなくらいな涼しい、声。
炎天下に咲く向日葵のような。輝く、笑顔。
今のハルヒにはそんなの微塵も無かった。
「今日のお茶、なんか違うね。美味しいわよ」
「あ……ありがとうございます」
朝比奈さんはいつもと違うハルヒの出す感想に照れ笑いを浮かべる。
そんなハルヒじゃないハルヒの浮かばせる顔はまるで——。

「クラスに一人か二人はいる大人しそうな女性になりましたね、涼宮さん」
と、古泉は俺が言おうとした(ってか思った)事を
発言した。
「最初はハルヒもあんな感じな女になってみろ——、
なんて思ったが、やっぱ急にあんなんなると、気持ち悪いぜ」

「ふっ、そうですね」
古泉は朝比奈さんが入れたお茶をすする。
「……気にいらねぇな、この日常は」
「おや」
「俺は、傍若無人で、無理やりで、俺の話を聞かないで、いつも皆を巻き込み、そこで俺が重要視され、長門が後始末を行い、朝比奈さんは泣きながら俺にすがる、そんなチープで、そんな非日常的で、」
気が付いてたら俺はいろいろと語っていた。古泉は、
飽きずに耳を傾け、なぜか微笑みながら、聞いている
「あなたも、涼宮さんも共通する心を持ってますね」
「え?」
「ほら、現にSOS団にいてああだった、涼宮さんがああだったからこうなった、だから、朝比奈さんも
長門さんも僕も巻き込まれる……。ちゃんとSOS団の
団員であるからこそ言える感想じゃあありませか? ……すいません。「ああ」や「こう」ってのは会話ではあまりそぐわないですね。つまり、あなたも潜在力と観察力は磨けたのでは? ないでしょうか、」

どうやら、変わってたのは俺も同じだった。
多分入団初め位の俺なら、原稿用紙一枚分もいかない
ような感想を述べてただろう。
あいつは変だとか、俺はまた重要視されるのか……?
などと、半ば消極的(今も)だが、今の俺なら、この
一年俺の身に降りかかった、非現実の出来事は、
多分本にできるだろう、ましてや今も、俺はこんなに
ハルヒの事を話してるじゃないか? 長門や朝比奈さん、古泉とか……。
——俺の周りの面白かったことを、今、人に話せてる事が——

「へっ、俺も成長したもんだ……。上出来だ」
俺と古泉で会話してる間ハルヒは帰ってしまったようだ。
俺と、長門と、朝比奈さんと、古泉。好都合だ——。
「長門」
俺は長門に話しかける、長門は自分が呼ばれるのを推測したかの如くすばやく顔を上げた。
「俺も、やる事はやる。長門、朝比奈さん、そして古泉」

「ハルヒを元に戻そう、そして、もう一回、元の世界に……!」

Re: 涼宮ハルヒの願望<復活初仕事> ( No.18 )
日時: 2010/04/27 22:02
名前: みやっさん ◆E53IZBWzfE (ID: bSF/F1B1)


丸丸こぴー中w

修正はまた後日。
ちょっとスカスカして読みにくい(´Д`)

Re: 涼宮ハルヒの願望<復活初仕事> ( No.19 )
日時: 2010/05/02 15:53
名前: みやっさん ◆E53IZBWzfE (ID: jKdoc0Od)
参照: 間欠、簡潔、完結に!3K!!!

第七話

「ハルヒを元に戻そう、そしてもう一回、元の世界に……!」

長門はミリ単位の承諾の頷き。朝比奈さんは明るい顔になって
「はいっ!」と返事。
古泉は微笑み、
「じゃあ、手始めに策を練りましょう。まずはそこから、ですね」
「ああ……」
「キョン君……」
すると控えめそうに朝比奈さんは何かを持って俺を呼ぶ。
「あのぅ、これはどうでしょう、キョン君と古泉君が記録してた……」
SOS団記録集だった。
「これなら、少しの策は練りそうですね」
と、古泉は言う。
「随分とタイミングがいい時にきたもんだ——やっぱりお前らは、超能力者だな」
と俺は上から言うように褒める。
「いいえ、全く予測はしてないですよ。期待もしてないですし、」
「その割に、楽しそうに書いてたよな。お前、」
「ええ、まぁ……」
と古泉は訝しげに記録ノートを見つめる。
「まだ、この記録集はあんまり日数が足りないでね。一ヶ月位あれば……」
と、よーく見てみると、始めたのは四週間前、つまり
そろそろ一ヶ月だ。しかし、俺の性格でもあって、俺が本格的に記録を始めたのは、ハルヒにごたごた言われた後だから……述べ二週間くらい前か?
「人を、改心させる事、つまりその人にとって、一番
大切な人に改心させてもらえるのがベストって言われてます」
「どういう事だ?」
「つまり、涼宮さんにとって一番大切な人はあなたです」
何だ? いきなり恋の悩みに答える女子高生のような返答は。
「ええ、だから、そうなんです。言い換えると、「好きな人に言ってもらいたい」、と一緒です」
やめろ。男に言われたくないや。お前はたまにそういうことをサラッと言うな。女子が二人もいるのに、そういう事は朝比奈さんに言われたいよ。
と、古泉は「すいません」、と謝罪。しかし、
「だけど、こうなってしまったら、あなたはあと、二週間、記録を頑張ってもらわないといけません」
「ん……そうだな、」
と俺が言おうとした時、
「それは難しい」
と、今日はじめて聞く長門の声だ。
「何でだ? 長門」
「……二週間ではいつ情報爆発が起きる可能性が高い
こうなると、いつ世界が変わってもおかしくない」
「なっ……情報……爆発?」
「いつぞやの「閉鎖空間」です。あの時涼宮さんと二人っきりになったあの」
思い出すとトラウマになる、いつぞやの「閉鎖空間」。
あの灰色空間暴れまくる『神人』ハルヒの生理的なストレスから生まれたもの。それの具象となったのが『神人』だ。
今でも、どうやって俺は助かったんだろうと思ったし、ハルヒの隙の心を見つけだせて脱出することができた。方法は言わんがな。

「じゃあ、どうすれば!!」
気が付いてたら、俺は焦っていた。焦っていても何も
始まらないのは分かってるのに。
「現代では二週間がタイムリミット。しかもこの時間平面の二週間の展開では「涼宮ハルヒを観察」する部類には入らない」
長門が口にする。
「過去の二週間で時を展開させる」

「…………」
「ちょい待ち」
ここで俺が制止。
「つまり、……もうこの現代で記録集をどうこうするっというのは、」
「不可能」
長門が即答した。
「で、でもな? 過去を展開させるって、時間は現在進行形で進んでいるのに……、」
これは常識の筈。
一度辿った世界は何もしても行けない、当たり前だ。
「本当に無理だと思いますか?」
ここで古泉が発言に入る。
「涼宮さんは全てを現実には変えてないのです」
「だから?」
「朝比奈さん、ちょっと、宜しいですか?」
「え……あ、はい」
古泉は朝比奈さんを呼び出し耳打ちをしている。俺の
前で耳打ちっというのはさぞかし不愉快だが、結構真剣そう密談を行っている。
そこで気になるのが言葉のあちこちに朝比奈さんの驚き声、「無理ですぅ」、の否定語。俺を不安そうに見つめる。? 何なんだ?
そして、
「ちょっと……聞いてみます……」
と、朝比奈さんは言い、部室を出る。
………
……

「お前、朝比奈さんに何を話したんだ? 随分と困ってたぞ」
「ええ、僕はかなり無理難題を言ってしまいました。でも、きっと行ける筈です」
だから何を……。
と、思いかけた刹那——。
朝比奈さんが帰ってきた。
疲れた顔つきでだがかなり明るいかを立ちになった。

「古泉君……凄いです……通じました……」
「それは、さすが涼宮さんに選ばれし者です」
「何だよ、さっきから……、」
ずっと二人のターンに飽き飽きしてた俺の目の前に、
「キョン君、今から言う「とても大切な事」、を良く聞いてください」
とても真剣な顔で、朝比奈さんは俺に言う。
「……はい。分かりました」


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