二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 零崎人識の人間転生—REBORN×戯言—
- 日時: 2010/04/24 10:04
- 名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)
消失です!
今回は零崎人識《人間失格》が転生する物語です。
沢田綱吉の兄として転生します!
登場人物設定
・沢田人吉
《零》零崎人識
いきなり転生してツナの実兄になってしまった。
零崎人識。
容姿:転生後はツナと瓜二つの容姿だが、やはりというべきか耳にピアスを付ける。
また、顔面刺繍は無い。
武器:ナイフ・曲絃糸・グローブ。
属性:大空・夜空
詳細:特に無し。
・目次
プロローグ 『因果な人生』
第一幕 『零崎人識』
第二幕 『九代目』
Page:1
- Re: 零崎人識の人間転生—REBORN×戯言— ( No.1 )
- 日時: 2010/04/24 09:28
- 名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)
プロローグ
俺は命を絶ったはず。だった。
なのに、何故目が開く?
ゆっくりと。
周りを見れば病室のようだった。
気が付けば赤ん坊・・・ハッ、ありえねぇ。
コレが転生って奴なのか。
そう想いながら。
俺は眼をゆっくりと閉じた。
俺の名前は、今日から沢田人吉、らしい。
これから、俺、どーすんだろうなぁ・・・。
欠落製品。本当に因果な人生だぜ。
《ああ、本当に因果な人生だ》
何故か、そう聞こえたような気がした。
- Re: 零崎人識の人間転生—REBORN×戯言— ( No.2 )
- 日時: 2010/04/24 09:44
- 名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)
第一幕 《零崎人識》
「ひとよしにい!」
「どうした、綱吉」
《弟》の綱吉が近寄ってきた。
今の俺は、曲絃糸程度なら使えるようになった。
だが人殺しをすれば直ぐに綱吉にバレル。
アイツは何故か血の匂いには敏感だからな・・・。
あまり、殺しはしてない。
・・・最近マンネリだぜ、かはは。
「いっしょにあそぼ!」
「かはは。綱吉、わりぃな。俺、行くとこあるんだ。先行っててくれねぇか?」
「わかった!」
可愛く返事をしたかと思うと綱吉は遊びに行った。
俺は馴れ馴れしくするのが苦手なんだよ。
特に集団行動っていうのが。
「早く兄貴達にあわねぇとなぁ・・・」
この世界はリボーンの世界だが、あることがわかった。
裏世界全員がこの世界に転生とトリップをしている。
何故判ったかというと。
「零崎、また弟を置いてきたの」
「うるせぇ。」
欠落製品が転生をしているからだ。
何でも零崎一賊全員、また、赤色の奴が転生をもくろんだからだという。
・・・正直大迷惑だが。
逆らえる事は出来ない。
「俺はああいう馴れ合うのが嫌いなんだよ苦手なんだ。」
「まぁ、僕もだけどね。」
欠落製品の今の名は、雲雀竜弥。
だが、今でもいーちゃんやらいー君と呼ばれている。
「傑作だな」
「戯言だ」
「戯言か?」
すると急に体の動きが鈍くなった。
それは俺だけのようで欠落製品はなんとも感じていない。
「コレは・・・まさか」
「久しぶりだな、人識」
「やっぱあんたかよ・・・曲識の兄ちゃん」
後ろを見れば手に黒いマラカスを持った曲識が居た。
こちらは転生ではなく、トリップのようだ。
「零崎、知合い?」
「零崎一賊三天王だ」
「・・・お前がいーちゃんか・・・悪くない」
何が悪くないのか判らないが。
「という事は「人識君!」・・・兄貴・・・」
「久しぶりっちゃ、人識」
零崎一賊三天王集結。
俺は深い溜息を付く。
「だが、変わったな、人識」
「転生したからだろ。しかも主人公の兄に。」
容姿の事を細かく言われても仕方ねェダろ、とか想いながら更に嫌な予感がした。
「久しぶりです、人識君!」
「・・・伊織ちゃん・・・」
トリップしてきた零崎一賊。
俺はこれから、本当にどうなるんだ・・・。
「因果な人生だな・・・」
「ああ。全く同意見だ」
俺は笑い、
欠落製品は笑わなかった。
- Re: 零崎人識の人間転生—REBORN×戯言— ( No.3 )
- 日時: 2010/04/24 09:51
- 名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)
2
「帰るぞ、綱吉」
「うん!」
あれから、零崎一賊全員に会った俺は色々話しこんですっかり遅くなっちまった。
ちなみに言うとナイフやらは全部一賊が持ってきたらしく、全部貰った。
主に使うのは777だけだが。
「ただいま、母さん」
「お帰り、ツッ君にひー君」
そのひー君って言うのは止めて欲しい。
「そうだ、明日お父さんの会社の社長さんが来るらしいから、二人とも準備しとくのよ?」
「うん!」
会社の社長?
おいおいおい、それって、九代目の事じゃねぇか。
て言うことは原作か・・・。
ハァ・・・これからどうなるんだろうなぁ・・・。
「人吉兄!一緒に寝よう?」
「ああ。」
明日を、明日を待たずに、俺たちは眼を瞑った。
「因果な人生だな・・・」
そう、呟いて。
- Re: 零崎人識の人間転生—REBORN×戯言— ( No.4 )
- 日時: 2010/04/24 10:03
- 名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)
第二幕 九代目
次の朝。
九代目が家にやってきた。
目の前に居るのが九代目らしい。
リアルで見ると少し引くな・・・。
「おや、この子達が人吉君と綱吉君か。」
「ええ、可愛いでしょ?」
「ああ。奈々さんに似て可愛らしい」
可愛らしいとか言われると凄いいやなんだが。
顔が引きつるのを感じながら俺は目の前に居る人物を見た。
「・・・人吉です・・・始めまして」
「ああ。始めまして」
すると超直感だろうか。
俺の事を不振がって居るみたいだ。
かはは、一応俺にも超直感があるしな、ソレくらい感じ取れるぜ。
「悪いが、人吉君。・・・キミは何者なんだい?」
急だな。
まぁ、ここで喋っても別にいいか。
「俺は転生してきたんだ。勿論この世界、この後の物語全部知ってるが——人類最強に口止めされてるんだ。行ったら殺されちまう」
「・・・そうか。・・・キミは、前の世界に射たとき、人を殺していたのかい?」
さすがだな、勘だけでここまでわかるとは。
「ああ、《殺人鬼》だったからな。」
「・・・そうか、有難う。・・・あと、綱吉君だけど・・・」
「ああ、力が強すぎるってんだろ?ソレくらい判ってる。」
俺が、あいつを守らねぇとクソ兄貴に殺されるからな。
「そうか、」
それで、話は終わった。
《零崎人識》という名前を、九代目に伝えて。
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