二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- Reslution《覚悟》—REBORN—
- 日時: 2010/05/04 11:24
- 名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)
—世界がやみに包まれたとき—
—僕は、何もしてあげられなかった—
登場人物設定
—俺はキミの遺伝子で作られた人間兵器—
・沢田 夜
人間兵器として育てられていた少女。
ある一定の年齢で作られたらしいが・・・。
容姿:ツナソックリの容姿。左目は眼帯で隠していて、外すと黒眼。右目は
武器:体中に隠している拳銃。足に隠された拳銃・ナイフ。
主に腰に下げたリボルバー・背中に携えている銀色の銃剣。
属性:夜空《特徴・支配》
年齢:14歳《5/4変更》
・サンプルボイス
『信じる覚悟は必要な物だよ、沢田綱吉』
『決別する覚悟など必要ではない』
『・・・宜しく』
・他にもオリキャラ出すと思います!
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- Re: Reslution《覚悟》—REBORN— ( No.3 )
- 日時: 2010/05/04 10:32
- 名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)
第二話
「・・・」
「ここがお前の部屋だ。自由に使っていいゾ。・・・何かあったら、言えよ」
そう言ってリボーンは部屋から出ようとした、が。
「・・・」
少女は、いまだに硬く口を閉ざしたまま、リボーンの腕を引っ張った。
リボーンはそこで立ち止った。
「何だ?」
「・・・《オリジナル》の俺は」
《俺》。
一人称が俺という事に驚きは感じなかったが。
《オリジナル》の所で、リボーンは反応した。
「・・・オリジナル?」
「・・・沢田綱吉は、可笑しい」
そう言って、少女は扉を閉めた。
◆
「・・・オリジナル・・・」
リボーンは少女の口から出たその言葉を繰り返して呟いていた。
沢田綱吉——ツナの事を、オリジナルと呼んだ。
しかも、《自分》とも。
「お、小僧、どうしたんだ?」
「——山本」
そこに、雨の守護者、山本武が袴姿で現れた。
手には時雨金時が握られている。
「・・・いや、少し、な」
「そうか。それよりツナから聞いたぜ。あのファミリーの生き残りを保護したんだって?」
「・・・——ああ」
あの少女の事だった。
山本はははっと笑ってリボーンを見た。
「俺、あいにいってもいいか?」
「ああ。だが———」
「何だ?」
「アイツは、自分の名前すら口にださねぇ。何もしゃべらねぇんだ」
—会話になるかどうかすら、わからねぇほどだ。
「それでもいいぜ。俺、行って来るのな」
そう言って山本武は、少女の部屋に向かって歩き出した。
「・・・精神異常・・・か」
リボーンは、そう独り言を呟いた。
- Re: Reslution《覚悟》—REBORN— ( No.4 )
- 日時: 2010/05/04 10:42
- 名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)
第三話
「お、ここか」
山本武は、少女の部屋にたどりついていた。
山本武はドアノブを捻って扉を開けた。
そこに、少女がチョコン、と部屋のソファに座っていた。
「・・・」
少女はゆっくり山本武の表情を見つめた。
「・・・」
「お、俺、山本武なのな。本当ツナソックリなのな!」
そう言って山本武は頭をポン、と撫でた。
少女は何も感じないような無機質な表情で山本武の顔を見つめた。
「なぁ、お前の名前は?」
少女は何も言わず、眼帯をつけた左目を山本武に見せた。
「・・・沢田」
苗字だけを言うと少女は黙ったままだった。
「・・・沢田、か・・・」
沢田綱吉と同じ苗字。
そこが引っかかった山本だが、気にかけないようにした。
それが山本武だ。
「じゃあまた来るな」
そう言って、山本武は部屋を出て行った。
・・・一人、部屋に残った少女は何も言わなかった。
《いい加減、言わないのか?》
何も無い空間で、そんな声が響いた。
「・・・まだ」
—その時ではない。
そう少女は呟いて、何も無い空間へ眼を向けた。
《・・・そうか》
何も無い空間はそういった。
少女は無表情で鎖につながれた時計を見つめた。
「・・・」
虚ろな眼で、無の空間を見つめた。
- Re: Reslution《覚悟》—REBORN— ( No.5 )
- 日時: 2010/05/04 10:56
- 名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)
第四話
「・・・何だ、これは・・・!」
リボーンは、ある資料を見て驚愕に顔を染めていた。
そして、冷や汗が首筋を伝う。
「・・・アイツは・・・!」
何者何だ・・・!
◆
「・・・」
《気付いたらしいな》
何も無い空間に、半透明の一人の男が呟いた。
彼は、沢田家康。ジョット。
初代ボンゴレだった。
少女の隣で悲しそうな表情をしながら。
「・・・どうでもいい」
そう言って、少女は目を瞑った。
俺が、何者なのかなんて。
どうでもいい。
《・・・殺人者・・・か・・・》
その言葉に、彼女は反応した。
「・・・過去の事だ」
《・・・まだ、罪を背負うつもりか》
「・・・」
それ以来、少女は何も、喋らなかった。
—バァンッ
「・・・ッ・・・」
《来たぞ》
ジョットは、そう言って姿を消した。
扉を勢い良く開けて入ってきたのは——リボーン。
「お前は、何者なんだ・・・ッ!」
その質問に。
少女は、初めて本名を名乗った。
「沢田、夜」
それだけ、だった。
リボーンはある資料を見せた。
その資料には、個人情報が乗っていたが—。
「お前の個人情報、全てが不明だ・・・!お前は、・・・」
彼女は、夜は何も言わず、リボーンを見つめていた。
見据えていた。
「・・・」
「・・・判った・・・何も喋りたくねぇなら、それでいい。だが——」
何時か、本当の事を——。
教えてくれ。
「・・・」
その、質問に何も答えず、少女は無表情でリボーンが去って行った扉を見つめていた。
- Re: Reslution《覚悟》—REBORN— ( No.6 )
- 日時: 2010/05/04 11:15
- 名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)
第五話
「・・・」
沢田綱吉はデスクで仕事をしていた。
先ほどリボーンが連れてきた少女の事など、頭から消したつもりだ。
—ガチャッ
「・・・」
無表情で、何も感じないような虚空を見つめた瞳で彼女は現れた。
黒い服を纏った体を、こちらへ向かせている。
「・・・何?」
「・・・オリジナル」
再び、その言葉を口にした。
沢田綱吉は首をかしげる。
「オリジナルの、《俺》。お前は、何を見ている?」
そう、答えた。
「・・・何も、見ていない」
「嘘だな」
見据えたように答えを出した少女。
沢田綱吉は顔をしかめる。
「なんだと?」
「お前は、闇を見ている。見ていないのではなく、自分で拒絶している」
—お前は拒絶している。
仲間さえも、自分の、信じるものさえも。
「・・・そんな判った事を・・・」
「判っている。お前は、《俺》なのだから」
—共鳴するんだ。
お互いが。
「・・・お前は、」
何者なんだ、そういいかけたとき。
「沢田綱吉・・・いいかい?」
雲雀恭弥が部屋に入ってきた。
彼はボンゴレ最強の雲の守護者だ。
「・・・何、ソレ」
沢田綱吉と同じ反応だった。
「・・・リボーンが拾ってきたんですよ」
そう言ってソッポを向いた。
「・・・キミに、似てるね」
「・・・」
沢田綱吉と、沢田夜は何も言わず、同時に雲雀恭弥を見た。
「・・・まるで親子みたいだよキミ達」
「ありえません」
即答した沢田綱吉。
「・・・ある意味、そうなんだけどね・・・」
「「え?」」
雲雀恭弥と沢田綱吉は不思議そうに首をかしげた。
- Re: Reslution《覚悟》—REBORN— ( No.7 )
- 日時: 2010/05/04 11:23
- 名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)
らくーなアトガキ。
何か駄文でマジスイマセン・・・。
私に誰か文才を!←無理。
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