二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

桜空《サクラソラ》—REBORN—
日時: 2010/05/17 13:39
名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)

クリック有難うございます!


駄文になると思います・・・てかなります・・・。
ジャンルはシリアス・甘(?)
です。

頑張ります。




・目次
登場人物設定
第零話
第一話 入学
第二話 担任
第三話 家庭教師
第四話

Page:1



Re: 桜空《サクラソラ》—REBORN— ( No.1 )
日時: 2010/05/17 12:36
名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)

登場人物設定

—主人公否ヒロイン—
・六条 夏吉
年齢:13歳
身長:156センチ
体重:?
容姿:初代似。金色の髪に青い眼。
武器:グローブ
属性:大空・?
所属:多分ボンゴレファミリー。
参考:実は、ある人と決別をしている。超直感を持つ。
性格は結構なスレ。

Re: 桜空《サクラソラ》—REBORN— ( No.2 )
日時: 2010/05/17 12:42
名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)

第零話


—氷のような鋭き瞳。

キミは優しさを忘れた。

そんな彼が出会ったのは。

未来のボンゴレ11代目。

金色の髪を持つ大空に、氷の大空は自らの昔を空想する。

—桜の木の下で彼女は出会う。

だけど——。
キミは家庭教師として、私は生徒として。

動き出すんだ、物語は——。

Re: 桜空《サクラソラ》—REBORN— ( No.3 )
日時: 2010/05/17 12:59
名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)

第一話 入学


「遅刻ーするー・・・」
「にしては相変わらずダルそうに動くのね」

母さんが呆れながらそういう。
俺はボォッと体を動かす。

「今日くらいはちゃんと遅刻せずに通いなさいよー。今日は入学式なんだからー」

「へいへい」
「(聞いて無いわね・・・)」

ダルそうに制服を着た彼はダルそうに歩いていった。



「・・・ゲッ・・・風紀委員・・・」

最悪のタイミングで校門に風紀委員が立っていた。
完全に出遅れた。

俺は風紀委員を完全無視しながら歩いた。

「って待てェェェェェェェェェ!」

「んだよっせーな」
「イヤイヤ!お前何普通に通ろうとしてんだよ!」
「何でって・・・登校するから」
「ハイ、当たり前な答えキター!」

「キミ達・・・何してんの?」

そこに、風紀委員長が現れた。

手に血の着いたトンファーを携えて。(そこは無視しとこう何かめんどくさいから)

「よ、委員長」
「・・・キミ・・・確か小学校でも遅刻してたよね・・・」
「んー?そうだっけか」
忘れたと言わんばかりに六条はダルそうに答えた。

「それより・・・俺もう学校入りたいんだけど」
「・・・今度からはちゃんと登校しなよ」
「へいへい」

彼女はダルそうに答えて校舎に消えていった。



「ボンゴレ11代目・・・ねぇ・・・」

ⅩⅠ世となる彼女の資料を見ながら、俺は笑った。


冷たい、冷笑で。

Re: 桜空《サクラソラ》—REBORN— ( No.4 )
日時: 2010/05/17 13:16
名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)

第二話 担任


「————では、風紀委員長、雲雀竜牙様からお話しを・・・」

ガコンっと、マイクが揺れる音がした。

今は退屈な退屈な入学式。
すっげーめんどいけど出ないと竜牙が五月蝿い。
「群れたら咬み殺す。それと———」
チラッと俺のほうを向いて再度喋りだす。

「六条夏吉。遅刻した場合は咬み殺すから」

俺はバッと台に乗っている竜牙を見た。
笑ってやがるアイツ・・・!

「(テメェェェェェェ!)」
「(キミが遅刻ばかりするからだよ)」



「・・・」

友達三人できるかなー・・・無理だ。

あいつのせいで一人すら出来ないんじゃないのか・・・?
完全に孤立しちまうぜ・・・畜生・・・。
すると教室の扉が開いた。

・・・そこから現れたのは、俺ソックリな先生だった。

女子全員が黄色い声を上げる。
俺は呆然と前を見る。

「自己紹介するね、俺は沢田綱吉。今日からこのクラスの担任なんだ。宜しくね」

そう言ってにこりと笑った彼の表情は、

「・・・」

うそ臭かった。

Re: 桜空《サクラソラ》—REBORN— ( No.5 )
日時: 2010/05/17 13:39
名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)

第三話 家庭教師


「・・・何かイヤだあの教師」

「俺は別に・・・」

現在帰り道。
俺は親友である山本と一緒に帰っていた。
「何か・・・こう、偽善を張ってるよーな・・・」
「偽善?」
「あー・・・よくわかんねー・・・」
俺は頭をかきむしった。
「俺、もう行くな」
「あぁ、じゃあ明日な」
「応!」

—ガチャッ

「ただい、ま!?」

—ドスドスドスッ

「・・・何コレ・・・ナイフ・・・?」

咄嗟に避けて見た物は、銀色に鈍く光るナイフだった。
俺はソレに触れた。

(あー、扉がズタボロじゃん、母さんに怒られるー)

「よく避けれたな」
「・・・先生・・・」

担任教師が無表情で俺を見ていた。
と言うか何故に俺の家に?

「あら、帰って来たのね」
「・・・かーさん、何で先生が?」

「家庭教師として雇ったのよー。だってナツ、毎朝遅刻ばかりするんですもの」

だからって何でこんなデンジャラスな家庭教師つけるんだよ母さん。

ナイフ見えないのかよ。

「と言う訳なんだ、宜しくね」
「・・・ハハ、ハ・・・」

俺は苦笑いで担任教師を見つめた。



「・・・で、何で俺のところに家庭教師として来たんですか先生」

バタンっと自分の扉を閉めて真ん中にある机の座布団に座る先生。

すると一枚の紙を取り出した。
「・・・なんですかソレ」

「俺が来たのは、お前を《マフィア》のボスにする為だ。お前は裏社会最強、規模最大のボンゴレの11代目になるんだ」

「・・・ハイ?」
何言ってるんだろうこの先生は。
俺は頭が痛くなってきた。

「・・・イヤです」
「無理矢理にでもさせる」

無理矢理!?
「てか何で俺なんだよ!」

「お前にはボンゴレの血——《ブラッドオブボンゴレ》が流れている、ボスになるにはボンゴレの血が必要だからな」

ややこしい仕来りだな!
あーなんかなきそうになってきた。

「俺は絶対いやだからな!」

バンっと俺は窓ガラスを開けて飛び降りた。


「・・・逃げ切れないよ・・・」


一人、《家庭教師》は笑っていた。


Page:1



この掲示板は過去ログ化されています。