二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

猫の少女と冷めた少年物語—REBORN—
日時: 2010/05/25 21:27
名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)

クリック有難うございます。

今回は主人公設定が猫。
冷めたツナと雲雀さんがメインです。

ツナがメインだと思いますたぶん。←

Page:1



Re: 猫の少女と冷めた少年物語—REBORN— ( No.1 )
日時: 2010/05/25 21:30
名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)

第零話


ザァァァアァァアァ・・・

雨の日。
俺は傘を指しながら帰っていたとき。

「ニャー・・・」
「・・・」

ダンボールに入った金髪の猫が鳴いていた。
寒そうに震えながら、悲しそうな眼で。
俺は猫に近づいて。そっと猫を抱き上げた。
眠そうに俺の腕の中で頬をこする猫。

いつもなら。
何時もなら他人事だと思って通り過ぎるのに。

今日だけは、何故か違う気がした。

Re: 猫の少女と冷めた少年物語—REBORN— ( No.2 )
日時: 2010/05/25 21:38
名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)

第一話 金猫


「ただいま」
「お帰りツー君、あら、その猫は?」
「拾った」

それだけ言うと俺は腕の中の猫を廊下の床にソッと置いた。
寒そうに震える猫。
頭を撫でてやる。
「(あら、珍しいわね・・・)ちょっと待ってて、今タオル持って来るから」
母さんが奥へと消えた。
するとリボーンが俺の前に現れた。

「お前にしちゃ珍しいな」
「・・・別に」

ただの気まぐれだよ。

すると母さんが奥から現れて、タオルで猫の体を拭いてやった。
気持ちよさそうにこする猫。

「・・・ニャー・・・」

すると俺の腕にポン、と座って眼を閉じた。
「あらあら、ツー君のこと気に入ったみたいね」
「・・・」
「こうなった以上お前が面倒見ろよ」
リボーンは笑いながらそういった。
飼う事は、決定事項らしかった。
「・・・寝る」
「あら、もう?」
「眠い」

俺は短くそう言って猫を連れて部屋に入った。



「ジャンニー二、例の薬、届いたぞ」

リボーンはジャンニー二に電話をかけていた。
電話の向こうのジャンニー二は嬉しそうに答えた。

「そうか、判った」

リボーンは携帯を閉じた。

そして、不適に笑った。


Page:1



この掲示板は過去ログ化されています。