二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

キミの喪失感は強大で—REBORN—
日時: 2010/05/26 21:27
名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)

—十代目ッ・・・—

—なんで、何でだよッ・・・—

—・・・綱吉・・・—

—沢田綱吉・・・—

—なんで、彼方は/キミは/お前は/勝手に死んだんだ—


クリック有難うございます!

今回はツナが未来で死んだ後。
主人公と守護者の話を書きます!
主人公は訳ありヒロイン。

ツナと何か関係を持っています。





・目次
第零話
第一話 再会=出会い
第二話
第三話
第四話

Page:1



Re: キミの喪失感は強大で—REBORN— ( No.1 )
日時: 2010/05/26 21:14
名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)

第零話


—なんで勝手に死んだんだよ—

—十代目・・・彼方がいないと俺は・・・—

—ツナ、お前が居ないと・・・—

—沢田綱吉・・・—

—ボンゴレ・・・—

—・・・皮肉、ですね・・・—

—沢田・・・—

喪失感は大きい。
キミが居なければ、俺達はきっと壊れる・・・——。

          カサッ・・・

「・・・」

—約束だ、俺が、俺が死んだ時は・・・—

「・・・」
《俺》は、少し笑った。

Re: キミの喪失感は強大で—REBORN— ( No.2 )
日時: 2010/05/26 21:15
名前: 青霧 ◆wLSWAKdp4g (ID: tgMaGFHR)



更新ガンバです^^楽しみにしてまーす!

Re: キミの喪失感は強大で—REBORN— ( No.3 )
日時: 2010/05/26 21:27
名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)

第一話 再会=出会い


あれから数日。

守護者が十代目の居る棺桶に見舞いに来た。
花束をそれぞれ十代目の棺桶に置く。
「・・・」
全員が涙を流す。

           フワッ

風が吹き始めた。

    バササササッ

「・・・え」
黒いマントが風によって広がる。
その黒いマントを羽織っていたのは——・・・。

「十代目・・・?」

「ツナ・・・?」

全員が眼を見開く。
目の前の少年はフッと笑うと俺たちに手をさし伸ばした。

「俺の名前は・・・沢田綱吉。ボンゴレ十代目に頼まれてここに来た」

全く同じ表情で、
全く同じ声音で。
彼は笑った。
「お前は・・・」
全員が警戒した。
少年は口を開く。
「俺は沢田綱吉って言ったでしょ?簡単に言えば、十代目の・・・代わり」
そう言って俺達を見据えた。
髪で隠れていた瞳が見える。

「俺を信用してくれなくてもいい。只——・・・俺は十代目と約束したから」

そう言って笑いかける。
大空のような瞳で、只綺麗に。
「約束・・・?」

「《俺が居なくなった後、守護者達の面倒を見て欲しい》・・・ってね」

全員が眼を見開く。
十代目がそんな事を言っていたなんて。
俺達は唇をかみ締めた。

「宜しくね、皆」


(今なら彼の笑顔さえ)(十代目に思えた)


Page:1



この掲示板は過去ログ化されています。