二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- Lie 《嘘》—REBORN—
- 日時: 2010/05/27 17:08
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
クリック有難うございます!
今回は主人公、嘘吐きです。
平気で嘘付きます。
まぁ戯言シリーズの戯言使い的感覚です。
ツナは何ていうか・・・——まぁ見れば判りますよ♪←うざっ
頑張ります!
・目次
第零話
第一話 転入
第二話
第三話
第四話
Page:1
- Re: Lie 《嘘》—REBORN— ( No.1 )
- 日時: 2010/05/27 16:50
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
第零話
「キミは平気で嘘をつくんだね」
「まぁね」
これさえ嘘だったら、キミはどうするだろうね。
「嘘つきだ。最低な奴だ、最悪な奴だ」
「・・・」
何も答えない。
その通りだからだ。
私は嘘つきで最悪で最低で残酷で残虐な奴だ。
否定しようが無い。
「何で、嘘をつくの?」
私は答える。
「人間は嘘つきだから」
- Re: Lie 《嘘》—REBORN— ( No.2 )
- 日時: 2010/05/27 17:07
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
第一話 転入
「・・・並盛高校・・・」
今日から私は、この高校に入学する事となった。
理由は、両親がこの学校の関係者と関係を持っているから。
そんな理由で私を入学させるとか、本当に勘弁して欲しい。
コレは嘘ではなく、本当に。
「・・・入るか」
私は一歩足を踏み入れた。
◆
校舎内では五月蝿く騒ぎ声が聞こえてきた。
今は授業中のはずなんだけど。
「・・・失礼します」
「おお、キミが転入生の蒼崎空ちゃんか」
何だこの校長。
頭はげてる←
「・・・ハイ、そうですけど」
「そうだ、先に教室言って自己紹介しておいてくれるか?教室は一年A組だから」
適当に言った校長。
私は呟く。
「・・・エイプリルフール・・・判りました」
「そうか」
嘘、だけどね。
◆
その後私はウロウロしていた。
コレは本当。
つまらなかったので何処もかしこも行っていた。
「・・・」
するといかにも不良っぽい少年が私の前に立った。
「何だよ」
「・・・何でもないよ」
私はそれだけ言うと、彼の横を通り過ぎた。
「ッて言うのは嘘だよ・・・」
「!?」
私は彼の腕を掴んでいた。
「て、テメェ・・・」
「私は《名探偵》。キミ達は《犯人》。推理を始めるとするよ」
私はそれだけ言うと彼の前から去ろうとした。
「あぁ、ちなみに今日は四月1日・・・。エイプリルフールだから。覚えておきなよ」
それだけ、言い残して。
◆
しばらくして教室に向かった。
校舎めぐりも少し飽きたしね。
ガララッ
中に入れば全員が沈黙した。
担任だと思って油断をしていたのだろう。
私は教卓の前に立ち、声を上げる。
「蒼崎空です・・・今日から、この並盛高校二年A組に転入してきました・・・宜しく御願いします」
嘘だよ。
「席は・・・」
「・・・俺の隣」
事前に知らされていたらしく、少年が手を上げる。
私はスッと彼の隣に座り、窓の外を見た。
「・・・宜しく」
隣の少年が言った。
目が揺れ動いているのがわかるよ。
私は得意げに言った。
「嘘・・・だね」
「え・・・」
「宜しく」
「あ、うん・・・」
怯えてるよ、キミ。
私は笑わずに彼の手を握った。
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