二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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《彼等》の日常日記—REBORN—
日時: 2010/06/14 13:33
名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)

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—沢田君、かぁ・・・何か、感じが違うな・・・。

—俺は、別にどうでもいい。

—・・・大嫌いだ、こんな世界。


トリップしてきて中一になったある日の出来事。
《原作》とは違う彼等を見ながらの生活を送っていた。
《未来》を、感じながら。

甘くて切なく、シリアスでほのぼの系なギャグ少々な物語。






・目次
№0 《零》
№1 沢田綱吉
№2 リボーン
№3
№4
№5

Page:1



Re: 《彼等》の日常日記—REBORN— ( No.1 )
日時: 2010/06/14 12:02
名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)

№0 《零》


「・・・本当、戯言だよ・・・」

きっかけは父親の死だった。

父さんが死んだとき、私は何かが弾けとぶこの世に無い感覚を味わった。
同時に吐き気も感じたが、涙は流さなかった。
同情なんていらないから。

「・・・」

瞬間、父親から受け継いだリングが光りだし、私をこの世界へ導いた、と言う訳だが。

「・・・困ったことになったよなぁ・・・」

原作とは全く違う感覚を味わう事になるかもしれない。

Re: 《彼等》の日常日記—REBORN— ( No.2 )
日時: 2010/06/14 12:57
名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)

№1 沢田綱吉


「・・・」

退屈すぎる日常の中に非日常が潜む。
私はそう思う。
現時点でもその可能性はあった。

「・・・」

私は視線を黒板から、《欠席》したと思われる、(実際は大方サボりだと思われる)沢田綱吉の席に移した。

彼は原作とは違い、サボり魔で不良。
いつもはダメツナキャラを持っているが、本性は物凄い喧嘩腰だったり。
私はそんな彼を見ている。

《全てを見透かし、大空の陰となる夜空》・・・。

私は、口の端を少し吊り上げた。



放課後。
私は屋上に足を運んだ。

そこで、


ミ ス っ た 。


何をミスったかって?

「・・・誰、お前」
「・・・おはよーございます」

沢田綱吉さんがいる事に気付けませんでした。

・・・傍観者の意味が無いじゃないか。

「・・・今夕方なんだけど」
「・・・」

今夕暮れ。

「・・・こんにちわ」
「・・・いまさらおせぇよ」
そうですね。
私達はそんな会話をしながら、私は屋上へ引きずり込まれた。

「・・・何するんですかダメツナ君」
「ダメツナ言うな。(確かに勉強はダメだけれども)」

やっぱ勉強はダメ何だな。
何となく読心術を遣って見せた私。

「・・・じゃあ喧嘩上等綱吉君」

「お前、殴られたいのか?」

「殴られる物なら」
「・・・」

殴ってきた。

マジで殴ってきた。
勿論横に避けたけど。

「・・・俺のパンチ、避けれるんだ」

「勿論です、そんなはちゃめちゃなパンチ」

私は何でもないように言ってソッポを向いた。
「私、彼方とは関われませんので」
「・・・何で?」

「関わらないのではなく、関われない。私は、そういう運命ですから」

すると沢田君がガッと腕を掴んできた、
少々痛い。

「・・・」

「《運命》なんて、俺は信じない」

私は、少しだけ楽しそうに口の端を吊り上げた。

「そうですか」

Re: 《彼等》の日常日記—REBORN— ( No.3 )
日時: 2010/06/14 13:32
名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)

№2 リボーン


放課後。

私は鞄を肩に担ぎ、出て行こうとしたとき。

「チャオッス」
「・・・チャオッス」
メンドクサイ奴が来た。
私は息を吐く。
「何?」
「お前、何者何だ?ツナから話を大体聞いたが・・・」

「・・・(沢田綱吉め・・・)別に、只の一般人ですよ」

それ以外あってたまるかっての。
「・・・そうか、」
絶対疑ってるなこいつ・・・。
私は鞄を持ち直し、フッと窓の外を見た。

「さっきから・・・ウザイんですよね・・・」
「?」

私は、腰から一丁の拳銃を取り出して、窓の外を撃つ。

同時に何かが落ちる音。
「・・・なんですか」
「・・・お前、」
何かを言おうとしてグッと飲み込むリボーン。
「・・・じゃあね」
私はフラッと帰り道を歩き始めた。

リボーンは只独り言のように、

「アイツ・・・ツナと似ている・・・?」

と言った戯言を呟いていた。



「何でアルコバレーノが来るんだ」

頭をかきむしりながら鬱陶しそうに私は呟く。
このままでは、《使命》を果たせる勇気が無い。

「・・・ちゃんとできるかなぁ・・・兄貴」

ギィッと、私はイスを後ろに倒した。


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