二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夜空のパンドラの箱—REBORN—
日時: 2010/06/15 13:15
名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)

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《決して開けてはいけない箱》【パンドラ】


—皆、ゴメンな・・・。

—白に殺された橙は、前世の記憶を持ち、唯一希望のある世界へと生まれ変わる。

—そこに居たのは、自分の運命を背負う一人の少女だった。



・・・——パラレルワールドで、未来の《白》に殺された《沢田綱吉》は原作通りの世界へと生まれ変わる。

そこに居たのは、パラレル・ワールドの《自分》のなり代わり。(説明難しいな)

主人公は成り代わり主、《沢田家康》(一応女です)。
《沢田綱吉》はそんな彼女の双子の兄。

ギャグ&シリアス・甘かったりなんだり。






・目次
第零章
第一章 過去の覚悟
第二章
第三章
第四章
第五章

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Re: 夜空のパンドラの箱—REBORN— ( No.1 )
日時: 2010/06/15 11:50
名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)

第零章 


—みんな、ごめん・・・。

俺、約束守れなかった。
みんなを守って、勝つって言う、約束が。

—ジャキッ

「バイバイ、綱吉君」

「・・・ゴメンな・・・」

—バンッ

俺は、意識が飛ぶ中で、後悔をした。
皆を守れなかった事、覚悟が足りなかった事を。
物凄く、今更遅い後悔。
絶望の中へ、俺は堕ちて行った。

最後に見たのは、《白い悪魔》の笑顔だった。



—サヨナラ、

—これから開けるのは、《パンドラの箱》だった。

Re: 夜空のパンドラの箱—REBORN— ( No.2 )
日時: 2010/06/15 13:15
名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)

第一章 過去の覚悟


「つな!」

眼を覚ます。

俺はゆっくりと顔だけを動かし、隣に居る妹を見た。
双子の俺の妹。

俺は体を起こしてキャっきゃと楽しげに笑う妹の頭を撫でた。
身長差や年齢も同じだけど、俺の方が精神年齢が高い。

だから何時もこんな感じで接している。

「・・・おはよう、いえやす」
「おはよう!つな!」

幼い笑顔を素直に表し、俺の膝の上に乗ってくる我が妹は沢田家康と言う男の様な名前。

凛々しいと言えば凛々しい顔立ちをしている。

「・・・つな、ないてたよ?」
「・・・あぁ、」

俺は頬をなぞる。

涙の後がついていた。
昔の記憶を、見てたんだ。

俺には前世の記憶がある。

一種の生まれ変わりと言う奴だ。
俺の前世は、妹と同じ運命を持っていた。

俺は——・・・もう二度と、あんな事を起こすまいと、覚悟を決めて生きている。

俺は、妹を絶対に守る。
「つな?だいじょうぶ、かなしそうだよ?」

俺は妹の顔を見る。

あぁ、もうこのときから、彼女はブラッドオブボンゴレ・・・——ボンゴレの血に目覚め始めているのか。

只、覚醒が遅いだけで。

「つな、いっしょにあそぼ!」
「・・・うん」
俺は、妹の手を握った。

「つな、」
「ん?」

家康は悲しそうな表情を表した。

何故か、その笑顔は——・・・。


—ツナ・・・俺は・・・・・・——。


「・・・ッ」

アイツに、似ている。

「つな?」
「あ、なんでもないよ、何する?」
「つなととらんぷ!」

俺は、絶対に妹を守るんだ。


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