二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【テニプリ】猫かぶり魔王様
日時: 2010/07/03 16:08
名前: オーロラ・・・とその姉ロラ (ID: fMPELWLk)

ごく普通?の中学生猫被亜夕美。

生徒会の副会長、鈴音輪花に(強制)テニス部の、
マネージャーにされてしまった。

おかげで平穏?な日常が壊されテニス日常が続く。

ギャグだったり、シリアスだったり、ほのぼのだったり、バトルだったりの色々編!

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Re: 【テニプリ】猫かぶり魔王様 ( No.14 )
日時: 2010/07/03 19:46
名前: オーロラ・・・とその姉ロラ (ID: fMPELWLk)

———第12話———

〜翌日、教室にて〜

宍「なぁ、亜夕美」

亜「何?宍戸」

宍「お前って今好きな奴とかいんのか?」

亜「この前話した白石・・・かな」

宍「へぇ、そういや、お前の家族構成ってどうなってるんだ?」

亜「おじいちゃんと、兄さんと、姉さんと、弟」

宍「結構、多いな」

亜「まぁね」

〜1年A組〜

先「今日は転校生を紹介する、入れ」

瑠「猫被亜瑠塗、よろしく」

女全員「かっこ可愛い///!」

瑠「・・・(ウザ)」

〜部活時間〜

跡「おい、亜夕美」

亜「何?今手が離せない」

跡「お前に会いたいって言う1年がいるぞ」

亜「?誰それ」

跡「いいから会ってこい」

亜「へーい」

瑠「まだかな・・・、あっ、姉さん!」

亜「あ、亜瑠塗・・・」

跡「誰だこいつ」

瑠「アンタ、絵に書いたような性格してるね」

跡「アーン、何が言いたい?(怒」

瑠「丸見えの性格してるって意味」

跡「お前、亜夕美と同じ性格してるな(怒」

瑠「当たり前じゃん」

亜、瑠「兄弟だもん」

跡「・・・」

こいつ、兄弟なんていたのか?

それ以前にこいつ、生意気な性格してるな(怒

瑠「ねぇ、アンタ部長でしょ?」

跡「だったら何だよ」

瑠「俺と、試合しない?」

跡「フッ、そんな事か、どうでもいいな」

瑠「逃げんの?泣きボクロ」

跡「いい度胸じゃねーか、戦(や)ってやる」

瑠「よろしく、ついでに俺、ココの部だから」

榊「そういう事だ跡部、よろしく頼むぞ」

亜「何時からいたの?先生」

榊「さっきからだ」

亜「貴方いつかストーカーって言われますよ」

瑠「そうそう、さっさと堕ちれば?」

榊「・・・」

跡「(こいつら・・・、魔王コンビか?)」

次の日、この2人はブラザー魔王と言われるようになった。



Re: 【テニプリ】猫かぶり魔王様 ( No.15 )
日時: 2010/07/03 19:48
名前: オーロラ・・・とその姉ロラ (ID: fMPELWLk)

———第13話———

亜「頑張れ亜瑠塗」

瑠「うん」

忍「誰やこいつ」

瑠「アンタ、人に聞くならもっとましな言い方したら?」

忍「生意気な餓鬼やな」

瑠「あんたはウザい関西人だね」

忍「(この餓鬼・・・(怒)」

瑠「きたよ」

跡「フン、逃げなかった事をほめてやる、まぁ、俺様には勝てないだろうがな」

瑠「戯言は勝ってからいいなよ」

跡「生意気な餓鬼だな」

瑠「生意気で結構」

亜「ザ・ベスト・オブ1セットマッチ、跡部サービスプレイ」

跡「行くぜ!」

パアン!

瑠「まだまだ、P・Sショット」

ドン!

長「何ですか!あのショット!」

亜「あれはスピードとパワーを掛け合わせたショット、亜瑠塗オリジナル」

跡「フン、やるじゃねぇか」

瑠「さっさとくれば?」

跡「アーン、餓鬼が、行くぜ!」

忍「おっ、跡部のフロントフットホップやな」

亜「あんなの出来るんだ」

瑠「へぇ・・・、で?」

パコン!

亜「あっ、操り糸・・・」

跡「こんなの返せないとでも・・・!」

忍「なんやあれ、ボールが跡部の所に行かんで?」

亜「操り糸、気流を作ってボールを打たせないようにする、でもコツがわかるとすぐ打てちゃうんだよね。」

跡「餓鬼がよくやるじゃねえか、だがまだだな」

瑠「・・・一々セリフ言うのやめたら?」

パコン!

瑠「「あの技」、もらうよ」

パコン!

宍「あいつ、何で跡部の技が出来るんだ?」

亜「亜瑠塗のコピーアイが跡部の技をコピーした」

跡「だが、まだだ!」

パアン!

瑠「出来るじゃん、じゃあ・・・」

滋「皆何やってんのー?」

亜「勝負見てんの」

滋「あっ、跡部と試合してる奴がいるC−!」

忍「そういやジロー、今まで何やってたん?」

滋「寝てたんだC−!」

岳「お前なぁ・・・」

長「あっ、あの技は!」

瑠「ジャックナイフ」

パアン!

跡「バイキングホーン!」

瑠「ファストショット!」

〜試合終了後〜※亜瑠塗の勝ち

跡「やるじゃねーか」

瑠「アンタは・・・微妙」

跡「てめぇ(怒」

瑠「でも、技をくれてアリガト、とは言っておくよ」

跡「やった覚えはないがな」

亜「出来るようになったね、亜瑠塗」

瑠「見ててくれたんだ、ありがとっ♪」

亜「うん」

いつの間にか大きくなったなぁ、

でも、亜瑠塗がここにいるってことは・・・、

あの人もいる・・・よね。

メンドクセー人がきたなー。(棒読み


Re: 【テニプリ】猫かぶり魔王様 ( No.16 )
日時: 2010/07/03 18:00
名前: オーロラ・・・とその姉ロラ (ID: fMPELWLk)

———第14話———

〜帰り道〜

亜「ねぇ、亜瑠塗」

瑠「何?姉さん」

亜「今日、先帰ってて?」

瑠「分かった、そういえばその髪飾りどうしたの?」

亜「へっ?!も、もらい物だよ///!」

瑠「ふぅん(まさか姉さんに悪い「虫」が?)」

〜病院〜

トントン

幸「どうぞって、別にノックしなくていいのに」

亜「一応してた方がいいと思って」

幸「そう、よく気を使うね」

亜「まぁね、はいっ、これあげる」

幸「何だい?この包み」

亜「開けてみて」

幸「・・・焼き魚?」

亜「そう!(ニッ」

幸「有難う、食べてみてもいい?」

亜「うん!そのために作ってきたもん!」

幸「じゃあ、いただくよ」

パクッ

幸「亜夕美は料理がうまいね、凄く美味しいよ」

亜「よかったぁ、美味しくなかったらどうしようって思ってたの」

幸「じゃあ、僕は実験台かい?」

亜「いや、そんなつもりじゃありませんから!ただまずかったらどうしようとか・・・(汗」

幸「フフッ、冗談だよ」

亜「!///(引っかかってしまった!///)」

幸「また顔が赤くなっている、林檎の様だね(微笑」

亜「///もうっ!///」

幸「本当の事だよ、林檎姫」

亜「へっ、何で!///」

幸「林檎のように赤くて、お姫様の様だから・・・かな」

亜「〜〜〜〜〜〜〜//////!」

タタタッ

幸「フフッ、とんだ林檎姫だ(微笑」

亜「恥ずかしいよ/////」


ドン!

亜「あたた//////」

?「大丈夫かい?」

亜「はい、こちらこそごめんなさい//////」

?「顔が真っ赤じゃないか、風邪かい?」

亜「いえ、違うんです///」

?「家を教えて、送って行くから」

亜「えっ、でも/////」

?「いいから、ね?」

亜「はい・・・//////」

〜亜夕美の家〜

?「結構大きいんだね、そういえば名前は?」

亜「亜夕美、貴方は?」

不「不二周助、その服、氷帝?」

亜「うん、貴方は・・・青学?」

不「そうだよ」

瑠「ねぇ、うちの前でラブラブムード出すのやめてくれる?しかも姉さんと(怒&黒」

不「あぁ、ごめん、じゃあまたね」

亜「バイバイ/////」


瑠「お帰り、姉さん」

亜「ただいま///」

逗「お帰り、我が天使、女神、マイ妹よ!」

亜「兄さん・・・(呆」

逗「さぁご飯を作って!妹の味を!」

亜「兄さん、変態発言・・・」

瑠「さすがに久しぶりだからなれないね」

亜「うん・・・(呆」

〜料理中〜

亜「・・・(呆&怒」

逗「可愛いよ!マイエンジェルのエプロン姿!」

亜「邪魔だクソ兄貴————!!!(怒」

〜夕食中〜

亜「・・・(怒怒怒」

逗「可愛い///!」

亜「いい加減にしやがれ—————!!!(怒怒怒」

〜お風呂中〜

亜「ふぅ、気持ち〜」

逗「フフフ、この僕が諦めないとでも・・・!」

亜「そうだと思ってたわこのスト—カ———!!!(怒怒怒」

〜亜夕美の部屋〜

亜「まったく、このままじゃ「あの性格」が復活しちゃうじゃん」

瑠「そうしたら、転校できるのにね」

亜「何時からいたの?亜瑠塗」

瑠「ほら、感覚が鈍くなってる、ぬるま湯に浸かりすぎた結果じゃん」

亜「私は戦士でも何でもないよ」

瑠「でも昔は、まさに死神だったじゃん、冷徹な」

亜「そっちの方が・・・いいの?」

瑠「うぅん、どっちも好き、ただそっちの方が強いから」

亜「そう・・・」




Re: 【テニプリ】猫かぶり魔王様 ( No.17 )
日時: 2010/07/03 19:53
名前: オーロラ・・・とその姉ロラ (ID: fMPELWLk)

———第15話———

〜翌日〜

亜「だ、だるい・・・(がっくし」

宍「どうしたんだよ」

輪「ホント、どうしたの?」

亜「兄さんが・・・き・・・・た(ガクッ」

輪「えっ、あのシスメンが!?」

亜「うん・・・・・」

宍「何だよ、それ(呆」

亜「シスコンイケメン」

宍「はっ?」

輪「いつかわかるよ」

〜昼休み〜

忍「ん?亜夕美はどうしたん?」

宍「あぁ、忍足か、あいつなら女子3人と一緒にドッか行ったぜ」

忍「?あいつにそんな友達おるんか?」

宍「忍足、それある意味ひどいぞ」

〜屋上〜

亜「で、何の用?」

女1「貴方、テニス部に馴れ馴れしいのよ!」

女2「そうよ!」

女3「つけ上がらないでよ!」

亜「・・・(フルフル」

女1「何か言ったらどうなの!」

亜「(やばい、笑いそう、また・・・、狂っちゃう!)」

女3「貴方、一体跡部様達の何なの!」

亜「(もっ、無理・・・)ハハハ、アハハハハハハハハ!!!」

女2「いっ、いきなり何なのよ!」

亜「跡部様の何なの?つけ上がらないで?テニス部に馴れ馴れしい?笑わせないでよ」

女1「笑わせないで?そんな笑わせるために言ったんじゃないわ!」

女3「怒ってるのよ!分かんないの?!」

亜「分かんな〜い、バッカみたいだもん」

亜由美は、♪が付きそうなくらい楽しそうに言っていた。

女「ふっ、ふざけないでよ!」

亜「【死にたくなければ今すぐ失せろ】」

女全員「ひっ!(怯」

タタタッ

亜「・・・(カクッ」

まただ、もう、嫌だよ、こんなの。

さっきまでのの楽しい日常が台無しじゃん。

亜「なんで、こうなっちゃうの?」

輪「亜夕美っ!」

亜「あっ、輪花・・・」

輪「大丈夫?!足震えてるよ?!」

亜「あぁ、大丈夫、もう、大丈夫」

輪「・・・(亜夕美・・・)」

鳳「あっ、亜夕美さんと副会長さん、どうしたんですか?」

輪「君は・・・、テニス部の鳳君ね」

鳳「知ってたんですか、ってどうしたんですか亜由美さん?!」

亜「何でもない、何でも・・・ないの!」

タタタッ

輪「・・・亜夕美・・・」

鳳「一体、どうしたんですか?」

輪「まだ分からない、でも・・・、1つ言える事は・・・」

亜由美のお姉さんがこの事を知ったら、転校してしまうという事だけ。

Re: 【テニプリ】猫かぶり魔王様 ( No.18 )
日時: 2010/07/03 23:33
名前: オーロラ・・・とその姉ロラ (ID: fMPELWLk)

———第16話———

私、昔は恋なんて、

恋愛なんて興味なかった。

そんな事すれば自分が弱くなっていく一方だと思ってた。

なのに、どうして今になって、

こんなに、人を好きになって、弱くなってしまったんだろ。

必死に演技して、本当の自分に気付かれないように・・・。

でも、今日で終わりだ。

もう・・・、見られちゃった。

亜「バッカみたい」

輪「何が?」

亜「弱くなった自分が」

輪「今でも強いじゃん(逆に怖いし)」

亜「だってさ、いくら怖くても、力が弱かったら結局なめられるもん。」

輪「そんな事ないないと思うけど・・・」

亜「私さ、何時からこんなに強くなりたいって思ったんだろ」

輪「憧れ・・・からじゃないの?」

亜「うん、でもそれ以上に、何か・・・ある気がするんだよね」

輪「ふぅ、それはきっと、人を寄せ付けないためじゃないの?」

亜「寄せ付けない?」

輪「だって、亜夕美って友達が欲しくてたまらない他に怖がってるじゃん」

亜「・・・」

輪「せっかく男嫌い治そうとテニス部入れたんだし、それに、友達を作れバいいじゃん、男だけど」

亜「・・・そんな事すれば、私いじめられるんですけど」

輪「だ〜か〜ら〜、そこを助けてもらったのが亜夕美でしょ!まったく、自分1人でしょい込むんじゃないわよ」

亜「でも・・・」

鳳「亜由美さん、そんな事言わない下さい、マネージャー何ですから、俺達部員に頼ってもいいんですよ」

亜「長太郎・・・、何時からいたの?」

輪「いや、そこつっこまなくてもいいでしょ(汗」

日「まぁ、そういうことですし、日頃の感謝?も込めて助けてあげますよ」

岳「そうだぜ、お前がマネージャーになってから前よりかは結構スムーズにいってるし、それって仕事はしてるってことだろ?」

滋「そうだCー!仕事してる事と引き換えに俺達がアーミンの友達になればおあいこだCー!」

亜「(アーミン?)はぁ」

宍「ったく、友達って言ったって、もう俺の場合友達じゃねえか、お前の好きな奴も聞いたしよ」

忍「どういう事や宍戸、何時からそんな仲になった?」

跡「フン、お前はとんだ世話のかかるマネージャーだな」

輪「ねっ、こう言ってる事だし、「恋」はしなくても「友達」は出来るでしょ?私以外に」

跡「という事だ、まぁ、どうしてもって言うならなってやらない事もないがな」

樺「ウス」

亜「・・・プッ」

全員「?」

亜「アハハハハハッ、アハハハハハハハッ!(爆笑」

忍「そこ笑うとこかいな!(ツッコミ」

岳「そうだぜ!せっかく心配してやってんのに!」

滋「アーミン酷いんだCー!」

鳳「そうですよ亜夕美さん!」

亜「ご、ごめん、予想もしてなかった言葉が返ってきたからつい・・・(笑」

宍「いや、そんな事で笑えんのか?」

亜「まぁね、でも・・・、うん、アリガト」

輪「てことは・・・、友達OKね!」

亜「うん!」

岳「そーいう事でメアド教えてくれよ!」

亜「えー、何でー」

滋「そうだCー!俺にも教えてアーミン!」

忍「じゃ、俺も」

鳳「じゃあ俺も」

日「俺は・・・、いい」

岳「遠慮すんなって日吉!」

日「そんな事ない!」

跡「俺様は遠慮しとくぜ」

亜「その方がいい」

跡「何だと!(怒」


瑠「・・・姉さん」

変わったな、やっぱり。

1番の原因は・・・、あいつらだろ。

瑠「このまま戻ってほしかったな」

あの頃の、死に送りの死神に・・・。


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