二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
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- Ｄｅａｒギー太 けいおん！
- 日時： 2010/07/01 02:00
- 名前： くじら ◆u8da6hjvyw （ID: t18iQb5n）
Vol.1
ある朝、いつもと変わらないように見える平沢家で事件は起きた。
謎の男「おい、唯起きろ。おい」
唯「うう・・ムギちゃんのたくあんはやっぱり最高だね〜」
謎の男「おい、いい加減起きろ」
唯「んん・・・！？」
寝ぼけていた唯は一瞬で目を覚ました。見知らぬ男が部屋にいたのだから当然だ。
唯「ど、どちらさま〜！」
憂「お姉ちゃん、どうしたの・・・ってご、強盗ーーー！」
謎の男「違ーーう！落ち着いて聞けよ、俺は『ギー太』だ！」
唯＆憂「へ？」
ギー太「だからぁ、唯、お前のギターである『ギー太』だよ」
憂「そんな嘘が通じるわけないでしょ！今すぐ110番を・・・」
謎の男改めギー太「うあー待て待て。俺は10ＧＩＡで唯に5万円で買われた正真正銘のギー太だよ〜」
唯「なんで10ＧＩＡでギー太を買ったこと知ってるの〜？しかも金額まで。っていうか添い寝してたギー太がない。もしかしてあんた本当にギー太なの？」
ギー太「だからさっきからそう言ってんじゃねーか！」
唯＆憂「えええええぇー！」
ようやく二人は事実を受け入れることができた。
憂「で、でも何で人間の姿に・・？」
ギー太「俺もわかんねえ。気が付いたらこんな姿になってたんだ」
ギー太の見た目は唯より少し年上といった感じである。18歳〜20歳くらいだろうか。容姿もそれなりによい。
ギー太「それで俺もびっくりして唯を起こしたわけだ。ああ、服はお前らの親父さんの奴を適当に借りてるよ」
憂「こんなことが起きるなんて・・・」
憂は不思議そうにギー太を見ている。
一方、唯は人間の姿になったギー太を見て喜んでいる。
唯「ギー太が人間になったぁ〜！」
続く
- Re: Ｄｅａｒギー太 けいおん！ ( No.2 )
- 日時： 2010/07/03 22:15
- 名前： くじら ◆u8da6hjvyw （ID: t18iQb5n）
Vol.3
唯「み、みんなー、先に部室へ行ってて。私、忘れ物取りにいったん家に帰るから」
梓「忘れ物ってギターでしょう？そんなの忘れないで下さいよ」
唯「えへへ〜。ごめん。じゃあね」
澪「唯の奴、朝から変なんだ」
梓「そうなんですか？」
走っていく唯の後ろ姿を見ながら梓は心配そうにしている。
律「心配だよなぁ、唯のこと」
梓「にゃっ！なんで私に言うんですか！唯先輩の調子が変だと私も調子狂っちゃうんから心配してるんです！」
紬「ふふふ。梓ちゃんたら」
ガチャッ！
自宅に着いた唯は玄関のドアを勢いよく開けた。憂はまだ帰宅していないようだ。
ギー太「お、唯。お菓子は食べてこなかったのか〜？」
唯「ギー太、やっぱりみんなに隠すのは無理だよ。今から部室に行こう。私がみんなに事情を説明するから」
ギー太「だよな。何日も隠し通せないよな。行こう」
ずいぶん素直なギー太の返事に唯は少し戸惑っていた。
唯「あ、あれ・・。すんなりと・・・」
ギー太「ここにいても退屈だしな。それに部室に行けばエリザベスに会えるしな」
唯「エリザベスって澪ちゃんのベースのこと！？ギー太の浮気者〜！」
唯はポカポカとギー太を叩いている。
ギー太「じょ、冗談だって・・。だが問題は俺がどうやって学校に入るかだ」
桜が丘は女子高だ。外見は人間の男のギー太が校内をうろついていたら変質者扱いされるかもしれない。
唯「ギターケースに入っていくのはどうかな？」
ギー太「入れねえよ・・・」
続く
- Re: Ｄｅａｒギー太 けいおん！ ( No.3 )
- 日時： 2010/07/05 23:26
- 名前： くじら ◆u8da6hjvyw （ID: t18iQb5n）
Vol.4
律「んじゃ、唯が戻ってくるまでお茶にすっか」
紬「そうねぇ」
梓「(確かに、唯先輩がいないと合わせられないから今回は反対するのやめとこ」)
そして数十分後唯が帰って来た。
澪「あ、唯が帰って来た」
紬「ギターどうしたの？それに、その人どちら様？」
唯の隣にはジャージを着た美少女が立っていた。
梓「もしかして入部希望の子ですか！？」
唯「・・・。みんな、落ち着いてこれを見てね」
唯は美少女の長い髪をそっとつかむと、素早く引っ張った。すると髪が外れ美少女は正体を現した。
四人「ウ、ウィッグ！？」
澪「男子だったのかーー！」
紬「そ、そんなまさか」
律「マジかよーー！」
梓「えぇぇぇぇ！」
そう。美少女の正体はギー太だったのだ。
続く
- Re: Ｄｅａｒギー太 けいおん！ ( No.4 )
- 日時： 2010/07/06 23:00
- 名前： くじら ◆u8da6hjvyw （ID: t18iQb5n）
Vol.5
律「おい、唯！誰だよそいつ！ま、まさか彼氏か！？」
律が問い詰める。他の皆は開いた口が閉まらない状態だ。
唯「じ、実はね、この子がギー太なんだ・・」
四人「！！！！」
ギー太はこの重苦しい空気に耐え切れず下を向いて黙りこんでいる。
唯「かくかくしかじかで・・・・」
澪「まだ完全に信じられないけどどうやら本当のことみたいだな・・・」
紬「朝から唯ちゃんの様子が変だったのはこの件のせいだったのね」
梓「ギターを持ってこられなかったのもこういう理由だったんですね」
皆は少しずつ落ち着きを取り戻してきた。
律「不思議なこともあるもんだなぁ・・。なんか姿が変わった理由に心当たりでもあるのか？」
ギー太「いや、全く分からねえ。今朝突然こうなってたんだ」
そのとき、カツンカツンと階段を上る音がした。
澪「おい、誰か部室に近づいてるぞ！」
律「早く奥に隠れろ！」
唯「さわちゃんかなあ？」
コンコンとノック音がした。
律「はーい」
和「あ、邪魔してごめんね。部費のことで連絡事項があるから」
唯「和ちゃん！」
続く
- Re: Ｄｅａｒギー太 けいおん！ ( No.5 )
- 日時： 2010/07/07 16:03
- 名前： クレイア ◆PT5MXLpFOU （ID: CkThpPJM）
- 参照： http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?378594
こんにちは！私もけいおん好きです！
ギー太かっこいいかっこいい((殴
読んでて不覚にもギー太にときめいてしまいました←
続き楽しみです！頑張ってください！
- Re: Ｄｅａｒギー太 けいおん！ ( No.6 )
- 日時： 2010/07/08 02:01
- 名前： くじら ◆u8da6hjvyw （ID: t18iQb5n）
クレイアさん、ありがとう！
がんばって最後まで書いてみます。
思いつくままに書いていますから、今後の展開に困ることがあるかも。(←おい！)
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