二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ポケスペ 真白学園日誌[リレ小]
日時: 2010/07/13 22:25
名前: ポケスペ連合軍 (ID: Ait4UdaY)
参照: リレ小です

ポケスペ大好きなメンバーでポケスペの学パロをリレー小説で書こうと思います

メンバー紹介(順番)
1 天月
2 羽蛇瑠
3 羽月
4 ミニ
5 桜庭
6 あず

と,メンバーと順番はこの通りです

注意事項
荒らしはもちろん駄目
メンバー以外の方は小説を書かないでください
学パロ嫌いな人は戻るクリック
オリキャラ嫌いな人も戻るクリック
ポケスペ嫌いな人は出て逝ってください

以上です
では始まります!

◇OP 「その先にある、誰かの笑顔の為に」>>9

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Re: ポケスペ 真白学園日誌[リレ小] ( No.1 )
日時: 2010/07/05 22:19
名前: 天月 ◆MoYaKs53do (ID: Ait4UdaY)
参照: トップバッター:天月←

       —プロローグ—


春、ここ“真白学園”は二つの入学式が行われる
一つは“真白中学入学式”
一つは“真白高校入学式”
そう、この学園は中高一貫の学園なのだ
初々しい中学一年生
大人びた高校一年生


ここから始る、物語が始る
ソノ名も—————

        「真白学園日誌」



笑いあり、涙あり、恋もある
そんな、楽しい学園日誌
あなたも、覗いてみませんか?

Re: ポケスペ 真白学園日誌[リレ小] ( No.2 )
日時: 2010/07/05 19:43
名前: 天月 ◆MoYaKs53do (ID: Ait4UdaY)
参照: トップバッター:天月←

1ページ  大人びた?高校生

寮から出て、高校までの桜並木を歩く少女達がいた
…いや、正確には少女二人と少年一人だ
茶色と赤色と水色の髪という、珍しい髪色の3人だ


「あー、今日から高校生かー…」
「また一年生……か。後輩が居ないとつまらん」
「確かにそうだけど…。私は別にいいけどね」

と、茶色の髪の少女が言うと、二人は少女の顔を見て、微かににやつく

「あー…“ユウナ”ちゃんは寧ろ高校に行けるのが嬉しくてうれしくて仕方ないんだね?」
「そうだったな。なんたってお前は……」

ユウナ。茶色の髪、蒼と銀の混ざった瞳の少女は、ぼっ、と顔を赤くして反論する

「べ、別に、“ルリ”と“シルバー”が思ってるようなことじゃないんだからね!!!
わ、私はただ、後輩でも先輩でもどっちでもいいよーって言っただけ!!!」

しかし、ルリと呼ばれた長い水色の髪に瑠璃色の瞳の少女と
シルバーと呼ばれた深い赤の髪に銀の瞳の少年にはまったく効かなかった
というか、あーはいはい。と口を揃えて反論が流されている
その反応に、だからーっ!!と、ユウナは声を上げる。赤面は相変わらず治まっては居ないが

3人は、今日から真白高校の1年生となる
もちろん他にもいるのだが、この3人は特別早い
…何故かは、後に判るだろう



「あー。遅い…まだかよ!」
「落ち着きなさいよ、“レッド”。アンタが楽しみにしてるのはよーーーーく判るけど」
「そういう“ブルー”だって、楽しみにしてたじゃんか!」
「だって、やっとアタシの可愛い“弟”が来るんですもの♪」
「……五月蝿い奴らだ。なぁ“イエロー”」
「仕方ないですよ、“グリーン”先輩」

赤い瞳に黒い髪の少年、レッド
青い瞳に栗色の髪の少女、ブルー
緑の瞳に茶色の髪の少年、グリーン
深緑の瞳に黄色の髪の少女、イエロー
高校3、2年生の4人は校門前で誰かを待っていた

突然、イエローがあ!と声を上げる
その先には、3つの影
レッドはその1つの影に瞳を輝かせる。子供のように
そして、タッと走り出す。周りの制止も聞かずに

「ユウナーーーーーッ!!!」

と叫んで。校門に残った3人は笑ったり、呆れたり、困り顔をしていた


「あ。ほらユウナ、お前の“王子様”がお迎えに来たぞ?」
「っ、五月蝿いよシルバー!?」
「王子様……私の王子様はシルバーだけどねー。ユウナの王子様は…」
「ルリも!!!私は、別に、王子とかじゃなくて……」
「「とかじゃなくて?」」

意地悪に、二人は聞き返す
ッ〜〜!!!とユウナの顔が先ほどより赤くなる
こんな会話は3人の中では日常茶飯事だ

そんな時、ユウナは目の前が真っ暗になる
もちろん、倒れたとかそういうわけではない
率直に言うと、抱きしめられた。というわけだ
判ってるとは思うが、レッドにだ
ユウナは急な出来事に驚いているが、レッドは構わず喜んでいる
そんな二人を見て、ルリとシルバーは…

「あーあ、朝からあっついねー」
「俺らは涼しいけどな」
「……。なら今から暑くする?」
「入学式終わったらな」
「むー……。まぁいっか」
「ってことで。そこのお二人さん、学校行きますよー」
「おう、ユウナ、行くぞ!」
「ソノ前に放せバカッ!!!!!」

ドガッ、とユウナはレッドの足のすねを蹴る
突然の痛みに、レッドは悶える
ユウナはハーハー…と息が荒れ、顔が赤くなっている

「痛って……入学初日からやってくれるねぇ」
「だ、だってだって!!!レッ…ド先輩がいきなりっ……!」
「はは、悪い。だから立たせて、な?」

むぅ……とユウナは一瞬レッドを軽く睨んで、手を差し伸べる
レッドはサンキュ、と言って手を取り立ち上がる
その取った手を握って、4人は校門へと向かう

「ちょ、ちょっとレッド!?」
「はっはっはー」
「ッ、あとで、覚えておきなさいよ!?」

そう言いながら、嬉しそうに笑みを零すユウナであった

「やっぱ、お暑いカップルで……」
「だな。ユウナも素直じゃないんだから…」

ま、だからいいんだけど。とルリとシルバーは思いながら、校門へ向かった
さり気無くルリがシルバーの手を握っていることは、ここで教えておこう


続く

Re: ポケスペ 真白学園日誌[リレ小] ( No.3 )
日時: 2010/07/05 20:56
名前: 羽蛇瑠 (ID: Ait4UdaY)
参照: 羽蛇瑠です。あ,パープル視点ですよ

2ページ 最後の中学生活


『あああああぁぁぁぁぁ!!!』

朝目覚めた俺は叫んだ
今日は真白学園の入学式かつ始業式が始まる大切な日!!
なのに俺は目覚めて時計を見てみると8時過ぎと言う大ピンチに立たされていた
ちなみに俺はピンクの家で暮らしている。決して入籍していない。何度もされ掛けたの事実だが…
まぁただ泊めて貰ってると言うだけだ
そのピンクはまだべットの上でグ〜グ〜ダ〜ダ〜と寝ていた
その間俺は制服に着替えて持ち物をチェックし,家を出た

え?「ピンクは?」だって?
ははは,知るか

とにかく俺はピンチだった!!
通学路を走っても間に合わないぐらい時間が惜しかった
だから俺は最終手段を取る

『仕方ねぇなぁ…ごめんよぉ!!』

俺は高く飛び上がって建物の屋根に乗り,それを飛び越えて行った
ジャンプしてはまたジャンプ,俺は人の家の屋根を飛び越えて学校に行ってる訳だ…

ごめん

これしか言えん…

まぁこんな方法で通学してるのはきっとこの俺ぐらい…
『おはよーたいパープル!』
『おわあぁぁ!!!』
俺はいきなり隣に表れたサファイアに腰を抜かした

『人が挨拶しに来たと言うのに,なんばしょっとね!』
『いや,お前が急に表れたから…て言うか…

お前も屋根乗りな訳?』
『そうったい!学校へはいつもこうして移動してるったいよ!』

……同士がいました……

すると俺の顔を見てるサファイアは笑いだした

『どした?面白い事でもあったか?』

俺がそっけなく聞くとまた笑顔で俺に言って来た

『ううん。これから面白い事が起こるったい!!』

俺は一瞬無言になった
でも俺は……

『そうだな…』

そう返した
今日から…中学最後の生活…俺達は…3年なんだ!!





『ところでピンクは?』
『知るか』

続く

Re: ポケスペ 真白学園日誌[リレ小] ( No.4 )
日時: 2010/07/06 20:23
名前: 羽月 ◆1QN30noOA. (ID: tQGVa0No)
参照: こがねって名前でも活動してるよん(一応

3ページ  入学式直前の朝


「ごーるど!大変!遅刻しそうだよぅ!!」
「見たら分かるっつーの。コウもアヤも行っちゃったぜ?」

どたばたと焦っているマイに、呆れているゴールド。
イチゴジャムが塗ってある食パンを一口だけ齧り、コップに入ってあったオレンジジュースを一気に飲み干した。

「……マイ、パジャマの儘行くつもりか?」
「はうっ!」

マイはパジャマのまま靴を履こうとしていた。急いで自分の部屋に戻ったマイ。
ゴールドは腕時計を眺めた。時刻はもうすぐ8時を過ぎる。

数分後、寝癖ではねた儘で息の荒いのマイが戻ってきた。

「早くしないと遅刻するぞ」
「うん!」

ゴールドは、マイの頭を撫でる様に寝癖を直した。マイは小さく「えへっ」と呟き、照れ笑いをした。

「急げ!」
「あうぅ……待ってよぉ、ごぉるど!」



                 *



「着いたな」
「うんっ!」
「早く行こうぜ!」

ふと、ゴールドはマイの手を握った。
マイはそれが嬉しかったのか、ゴールドに笑顔で「うん!」と答えた。



                 *

「ええっと……」

中3の教室の前に立っていた金髪の少女、キキは不安げな表情だった。

「ハイリタクナイワ……」

教室内からは笑い声が聞こえる。キキは友達が少ない、そしてこの金髪が目立つという理由からあまり入りたくなかったのだ。

「困ったわねえ」

すると近くの階段から何人かの笑い声が聞こえた。
焦ったキキは急いでトイレに隠れた。

「もうやだあああああ」

個室の中に入り、鍵を閉めた。そして叫んだ。

「初日からこんなに鬱だとは……まあいいわ。叫んだら楽になったしね」


続く
____________
おーちゃんごめん……
心から反省してます;

Re: ポケスペ 真白学園日誌[リレ小] ( No.5 )
日時: 2010/07/07 22:27
名前: ミニ ◆u18KxpvIdg (ID: w5/O.XtY)
参照: ハハハ……;

4ページ 期待と不安と……?

「お嬢様〜、お腹すいてない〜?」
「朝はしっかりと食べましたので大丈夫です」
「ダイヤさんが食べすぎな気が……」
「あっはっはー」
「何笑ってんだよ!」

真白学園の春には、当然新入生もやってくる。 特に新中学生として入ってきた者たちは、制服の白が綺麗に映え、頭上から舞い降りてくる桜の花びらがよく似合う。
さて、この学園には正門から校舎まで続く、長い桜並木がある。 当然何百人もの生徒たちが歩いているわけなのだが、ひときわ目立つ4人組がそこには存在していた。

「パール、僕らなんか目立っちゃってるよね〜?」
「そりゃ当り前だ! お前はおにぎり喰ってるし、お嬢様はギャロップに乗ってるし!!」


一人は、おにぎりを両手に持ち、交代交代にかぶりついている。 水色のネクタイの、ダイヤモンド。
一人は、何処から持ってきたかわからないハリセンを持ち、ダイヤモンドの頭やら頬をバシバシと突っ込んでいる、同じく水色のネクタイのパール。
一人は、ギャロップに優雅に乗り、これから始まる学園生活に期待で不安が入り混じったような表情の、水色のリボン、プラチナ。
一人は、同じく水色のリボンを身につけ、ダイヤモンドとパールを困ったように見るブラウン。


この学園では、ひと目で学年が分かるように、リボンまたはリボンタイ、ネクタイの色が学年により変わる。
1学年は水色。 2学年は紫、3学年は青。 4学年は緑で、5学年はピンク。 そして、6学年はオレンジ、というように。


校舎に辿り着いたプラチナ達。 ブラウンは用事があると言い、先に行くこととなった。
当然、プラチナはギャロップをとっくにボールにしまっていた。

「今日から6年間、私たちはここでたくさんのことを学ぶのですね……」
「お嬢さん、お嬢さん! クラス分けの紙、貼ってあるぜ!!」

靴に履き替え、既に受付事項を済ませたパールは、階段前の広いコモンスペースのほうを指差す。

「パール〜、早いよ〜」

ダイヤモンドは、いそいそと靴を履き替え、受付事項を済ませ、パールの方へと駆け寄る。 プラチナはいつの間にか、コモンスペースの壁に張り出されているクラス別個人名表を見上げていた。

「私たちとブラウンの4人は、同じクラスのようですね」
「わ〜、よかったね〜!」
「だな!!」

期待と不安で胸を躍らせ、3人は教室へと向かっていった。




プラチナ達と別れたブラウンは、自分のクラスを確認した後すぐ、自分のクラスには向かわず、3学年の教室へと向かった。

「あ、ブラウン!」
「サラ!!」

3学年のとある教室をのぞくと、ブラウンにとって知っている顔は多くは無かった。 だからこそ、知っている顔はすぐに視界に入り、相手もブラウンの存在に気付いた。

「久しぶり! 新しい制服、よく似合ってるじゃない」
「ありがとう」

サラは、ブラウンの幼馴染であり、親友でもある。

「そういえばインのところにはもう行ったの? 一緒に行く?」
「あー、うん。 行く! でも、もう時間無いから後でで良い?」

そう言ってブラウンは、自分の教室へと向かっていった。

「まぁ、時間無いのはしょうがないか……。 でも、イン、寂しがらないかな……?」


その頃のインは一人、教室の隅の方でため息をついていた。

「ブラウン来ねーのかなぁ?」

そのことばかりが気になって、始業式兼入学式では集中できず、先生にひどく叱られたのはまた別の話である。



To Be Continued......


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