二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ご主人様は・・・
日時: 2010/07/09 18:27
名前: 金龍 (ID: RjGXEztJ)

テニプリの氷帝夢です

主人公設定

月神白狐
tukikami byakko

氷帝学園3年H組

容姿 人間時→銀髪のロングヘアーに透き通るようなアイスブルーの瞳(跡部とは全く関係ないです)の美形
   本来→銀狼だが見た目が猫に似ている

性格 クール&ビューティー

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Re: ご主人様は・・・ ( No.2 )
日時: 2010/07/24 20:33
名前: 金龍 (ID: RjGXEztJ)

向日「侑士の知り合いか?」
忍足「俺の隣の席の子や・・なんで居るん?」
「お前こそなんで居るの?」
跡部「あーん?」
「ってか何で真夜中に氷帝に居るの?」
跡部「それはテメ—も同じだろうが」
「クックック真夜中の氷帝は私の物なの・・・邪魔をする奴は容赦はしないよ」

ヘラっとした表情が一瞬で無表情になる

レギュ「!?」
「クックック死にたくなければ逃げなよ」

Re: ご主人様は・・・ ( No.3 )
日時: 2010/08/25 22:46
名前: 金龍 (ID: RjGXEztJ)

忍足「なんでや?」

「夜は私の領域(テリトリー)だからね・・・命のy保証はしないよ^^」

跡部「正気か?」

「正気よ?今日は綺麗な満月だからね〜私の力が倍増する日だもの〜」

宍戸「お前は何がしたいんだ?」

「何がしたい?そんなの決まってる・・・私の領域(テリトリー)でこそこそしてる奴を排除するだけよ^^」
鳳「貴方は一体何者なんですか?」
「私?私は私よ・・・」

アイスブルーの瞳が野生の金色に染まって行く

「クスクス貴方達はもう逃げられない・・・」

嘲笑いながら白狐が牙を剥く

跡部「獣?」

「貴様には分からぬ・・・獣の気持ちがな」

一瞬で空気が変わった

忍足「!なんや・・・この異様な空気は」
鳳「猛獣?」
「クックック」

ガブリ

鳳「っ!」

白狐が鳳の左腕に嚙み付いた

宍戸「長太郎!!離せ!!猛獣!!」

白狐に殴りかかる宍戸

白狐は既に銀狼になっているためひらりとかわす

宍戸「大丈夫か!?長太郎」
鳳「・・・はい」
忍足「結構、出血しとる・・・利き腕やったら選手生命を脅かすでぇ?」

忍足がそっと鳳の左腕に触る

鳳「痛っ・・・」
忍足「すまん・・・」
宍戸「この野郎!!」

ついにキレた宍戸が白狐に飛びかかる

忍足「アカン!!相手は獣や!!人間がかなうはず無い!!」
跡部「ふっ・・・」

跡部は鼻で笑うと白狐をロープで縛った

「ガルルル」
跡部「綺麗な毛並みしてんじゃねぇーの」

ロープを噛み切ろうと暴れる白狐の毛並みに触る

「ガルルル(触るな!!)」

更に暴れる白狐

Re: ご主人様は・・・ ( No.4 )
日時: 2010/08/25 23:00
名前: 金龍 (ID: RjGXEztJ)

跡部「せいぜい足掻くんだな・・・」

しばらく暴れると白狐は死んだかの様に動かなくなった

宍戸「死んだのか?」

跡部に恐る恐る聞く宍戸

跡部「俺様に聞くな・・・」

口から血を流す銀狼は少女の姿に戻る

銀狼の時と同様、口から血を流して・・・

向日「こいつ・・・」
日吉「死んだんですかね・・・」
忍足「かろうじて生きとる・・・」

少女の頸動脈に触りながら忍足が言う

鳳「っ!?」

急に左腕を抱えながらしゃがみこむ

宍戸「長太郎!!」

宍戸が慌てて鳳に駆け付ける

宍戸「痛いのか?長太郎」
鳳「少し・・だけ・・」

心配そうに見る宍戸

「ゲホッゲホッ・・・」

白狐がむくりと起き上がる

そしてフラフラとした足取りで鳳に近づく

宍戸「何する気だ!?」

キャンキャン叫ぶ宍戸をスル—して鳳の前に来る

「先程はすまない・・・」

鳳の左腕に優しく触れた

すると左腕の噛み傷がミルミルと治って行く

「ハアハアハアハア・・・」

フラフラとした足取りで来た道を引き返す

「夜の・・氷帝・・には・・二度と・・近づくな・・」
忍足「そんな傷だらけの身体で何処行くん!?」
「これ以上・・お前等の・・傍に・・居ると・・傷つけて・・しまう・・」

忍足が白狐の元へ行く

忍足「無理するんやない・・・」

白狐の身体がずるりと崩れ落ちる

忍足はそれを知っていたかの様に抱きしめる

白狐をお姫様だっこする

跡部「とりあえず部室へ行くぞ」

Re: ご主人様は・・・ ( No.5 )
日時: 2010/08/26 22:34
名前: 金龍 (ID: RjGXEztJ)

部室に着いた

忍足はソファーに白狐を寝かせた

宍戸「こいつは人間なのか?」
鳳「それとも・・・」
跡部「俺様に聞くな」

白狐の眠るソファーに腰掛けてる忍足が言う

忍足「なんも言えへんけどただ1つ言えんのは・・月神さん、そうとう無理しとったでぇ?」
跡部「あーん?」
日吉「何故分かるんですか?」

日吉の質問に誰もがうなずく

忍足「この姫さんの左腕・右腕・・・よぅ見てみぃや


レギュラー達は白狐の腕を見る

白狐の白く透き通った肌には無数の傷跡と切り傷や色々な傷が付いている

日吉「・・・」

再びレギュラー達が沈黙する

向日「なぁ・・・」
跡部「どうした・・向日」
向日「こいつは居場所が無かったから夜の氷帝に居たんじゃねぇのか?」
宍戸「まさか・・・虐待・・・」
芥川「それはありえないC〜」
宍戸「どうしてだ?ジロー」

珍しく覚醒しているジロー

芥川「あの子は居場所が無いんだC〜」
忍足「居場所?」
芥川「よく屋上に来てるんだけどね〜来る度に寂しそうに空を見てたC〜」
鳳「一匹狼・・・」
日吉「まるで孤独ですね・・・」
「同情は要らない・・・」
忍足「月神さん!?」

Re: ご主人様は・・・ ( No.6 )
日時: 2010/09/05 18:58
名前: 金龍 (ID: RjGXEztJ)

「ゲホッゲホッゲホッ」

ゆらりと部室から出て行く

忍足「アカン!!姫さん!!」
「近づくな!!」

近寄る忍足を明らかに拒絶する白狐

跡部「おぃ・・・」

白狐の肩を掴む

「!」

白狐は震えながらその場に崩れ落ちた

跡部「お前に何があったんだ?」
「触るな・・・」

声が震えている

鳳「貴女は人間が怖いんですか?」
「当たり前よ・・・」
日吉「何故?」
「あんなの・・・恐怖でしか・・ない・・」
宍戸「あんなの?ってなんだ?」
「アイツ等は・・・アイツ等は私を道具としか見ていない・・・」

部室から逃げるように立ち去る

跡部「忍足・・・」
忍足「なんや?」
跡部「アイツは「月神白狐」か?」
忍足「おん・・・」
跡部「やはりな・・・」
鳳「何がやはりなんですか?」

跡部に疑問をぶつける鳳

跡部「アイツは・・・」


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