二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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リボーン キャバッローネと魔法使い
日時: 2010/07/20 15:41
名前: 檸檬 (ID: QAv7imQ6)

キャバッローネの跳ね馬ディーノと、魔法使い姉妹の話です
魔法使い姉妹の妹、天才魔女ミューは、失踪した姉を探してほしいとディーノに頼む。
しかし、悪魔のデルマナの野望によってミューの怒りは爆発。
世界滅亡の危機!?

オリキャラ
・ミュー
魔法使い姉妹の妹。地球1つ粉々にできるほどの魔力を持つ。
・ルナシー
失踪した姉。ルナシーは、狂気の女神と言う意味。
・デルマナ
魔界でも有名な意地悪悪魔

キャバッローネファミリーとボンゴレファミリーもでます^^

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Re: リボーン キャバッローネと魔法使い ( No.1 )
日時: 2010/07/20 16:00
名前: 檸檬 (ID: QAv7imQ6)

ある朝、ディーノと部下のロマーリオが散歩をしていた時のことだった。
「ん?あそこのあれなんだ?」
ディーノが指差したのは、人形?にしては、少し大きいような・・・・
「お、おい、人間だぞ」
なんとそこには、幼稚園児ぐらいの少女だった。
「おい、大丈夫か?」
「むぅーん」
「寝てるのか?」
ロマーリオが少女の顔を覗き込む。
「とりあえず、つれてくぞ」
キャバッローネの屋敷
「で、そのルナシーとかいう姉ちゃんを探してたら、迷って倒れたってわけか?」
「うん、お姉ちゃん、いきなりどこかいっちゃったの・・・」
ミューは悲しそうにうつむく。
「よし、俺たちも一緒に探してやるよ」
「本当?」
「あぁ、どんな子なんだ?」
「うんとね・・・」
ミューは、肩に下げていたポーチのなかから、ダイヤの形をした緑色のセロハンのような紙を床にはった。
すると、そのうえに、ルナシーらしき少女の姿が現れた。
小学六年生くらいの背に、深い緑色の髪は、腰のあたりまで来ている。
肌は白く、長いまつ毛に大きな青色の目に真っ赤な唇
。うっとりしてしまうほどの美少女だ。
怪我はしていないが、顔には何か痛々しさを感じる。
服は、赤いブローチのついた黒いブラウスと、フワッと膨らんだ黒いスカートで、靴は黒。
「でも、姉ちゃんも魔女なんだろ?」
「うん。お姉ちゃんと私は、どこかのお屋敷の前に捨てられてたの。お屋敷の人が拾ってくれるまで、お姉ちゃん、雨や怖い動物から、私を守ってくれたの。
でも、突然いなくなっちゃったの」
「で、姉ちゃんは魔法使えたのか?」
「ううん、お姉ちゃん魔力は私よりずっとあるの。
でも、魔法を使わないんだって」
しかし、ミューの顔は明るくなった。
「でも、お姉ちゃん近くにいるわ。この魔法は、探してるものが近くにあるほどハッキリ見えるの」
「そんなら、探すのも楽そうだな」
その日から、ルナシー捜索が始まったのだった。

Re: リボーン キャバッローネと魔法使い ( No.2 )
日時: 2010/07/20 16:39
名前: 檸檬 (ID: QAv7imQ6)

街をあちこち探したが、ルナシーは見つからない。
「もうどこかいっちゃったのかな・・・」
「まだ分かんねーよ。二手に分かれようぜ」
「うん」
そして、ディーノは走り去って行った。
「ねぇ、君誰か探してるの?」
声をかけてきたのは、ルナシーと同い年くらいの少年だった。
「実は僕、魔界警察の特別捜査官なんだ。きみの探してる人を見つけられるかもしれない」
「本当?あのねっ私お姉ちゃんを探してるの」
「へぇ、そうなんだ。あ、僕はデルだよ。」
デルは、少し不気味に笑った。
「私はミュー!」
デル宅
「へぇ、この人が君のお姉さんか。じゃあ、どこにいるのか調べてくるから待っててね」
「はーい」
そして数分後、デルが走って戻ってきた。
「君のお姉さんは、キャバッローネの屋敷にいる!」
「えっ?」
じゃあ、なんでディーノが気付かないの?
しかしその言葉を口にする前に、デルに手首をつかまれて、気付くと外に出ていた。
そして、キャバッローネの屋敷の資料室
しかし、本当は資料で溢れかえっているはずの資料室が牢獄に変えられていた。
檻の中では、ルナシーが目をつぶったままぐったりしていた。
「お姉ちゃん!」
ミューは檻に駆け寄り叫んだが、ルナシーは目をつぶったままだ。
「ディーノは、もともとあなたを利用するつもりだったのですよ!」
ガチャッ
「おい、何やってんだ!」
ディーノが驚いた表情で叫んでいた。
しかし、ミューはディーノを睨みつけた。
「お姉ちゃんをこんな酷い目に遭わせて・・・」
「おい、俺はしらねーぞ!」
「じゃあ、これはなんなのよっ」
「だから、知らねーって」
「言い訳したって無駄!」
ミューが再び睨みつけると、ディーノの近くに雷が落ちた。
「うわっ、何すんだよっ」
しかし、ミューの怒りはおさまらなかった。
「ハハッ、もっとやってやりなさい」
デルが愉快そうに笑う。
「こんな世界いらない、地球なんてこわしてやるっ」
「な、なんだって?!」
「ハハッて、え?」
これにはさすがにデルも驚いたようだ。
しかし、ミューは周りの声に耳を貸すわけもなく、
呪文を唱えてしまった。
そして、部屋が光に包まれ全てが終わった——
と思いきや、何も起きない。失敗か?
「お姉ちゃん・・・・」
ディーノが目を開けると、そこにはあの、ミューの魔法で見たルナシーがいた。
しかも、あの牢獄ではなく、元の資料室に戻っていた。
「じゃあアレは・・」
ルナシーがぐったりとしているルナシーを踏みつぶすと、なんと偽物のルナシーは消えてなくなってしまった。
「あなたがミューを騙したのね」
ルナシーはデルを鋭く睨みつけた。
「くそっ、覚えていろ」
「え?魔界の特別捜査官じゃ・・・」
「そんなのうそに決まってるじゃない。あいつの名前はデルマナ。あの有名な意地悪悪魔よ」

Re: リボーン キャバッローネと魔法使い ( No.3 )
日時: 2010/07/20 16:54
名前: 檸檬 (ID: QAv7imQ6)

「なんか知んねーけど、助かったぜ!」
ディーノがルナシーの肩にポンと手を乗せると、ルナシーはその手を迷惑そうに払いのけた。
(感じ悪っ)
しかし、もう何もいわずにその場から立ち去ろうとした。
「待ってっ、私も行く」
「・・・ダメよ・・・あなたは、地球を滅ぼせるほどの魔力を持っている。これから、学べることはたくさんある。私なんかといるより、どこかで修行をして、立派な魔女になった方が良い」
「お姉ちゃんっ」
しかし、ルナシーは立ち止まることなく歩き続けて行った。
そのすぐ後
バタッ
「おいっ、しっかりしろ!」
いきなり、ミューが高熱を出して倒れたのだ。
「どうしたんですか?」
声の主は、ボンゴレファミリーとそののボス、ツナだった。
「あぁ、実はな」
ディーノは今までに起こったことを全部話した。
「じゃあ、そのルナシーって子を探してきます!」
ツナは、そういって資料室から出て行った」


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