二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 無関心な大空の日常風景−REBORN−
- 日時: 2010/08/05 15:21
- 名前: 保持者 (ID: uT5MQLCg)
がんばって書きたいと思います!(ほかの作品もちょくちょく更新しながら)
原作通りです!
ちょくちょくゆっくり更新←
・進行状況
—Data,00—
—Data,01— 記憶回路
—Data,02— 雲猫
—Data,03— 覚悟と言う嘘
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- Re: 無関心な大空の日常風景−REBORN− ( No.1 )
- 日時: 2010/08/05 14:33
- 名前: 保持者 (ID: uT5MQLCg)
—Data,00—
冷たい冷たい空気が俺の頬を撫でた。
俺は記憶を辿る。
だめだ、良く思い出せない。
だけど、俺は記憶があって——。
前世という名前を知っている。
俺は前世の名前も判らないが——コレだけはいえた。
「俺は、生まれ変わった・・・?」
そして、周りを見る。
だが、目は開かなかった。
感覚だけで考える。
「腹の中・・・」
そうか、俺は生まれる最中なのか。
俺は睡魔が唐突に襲い、俺は目をゆっくりと閉じた。
そして、聞こえる声に、俺は泣いた。
(元気な男の子ですよ!)
- Re: 無関心な大空の日常風景−REBORN− ( No.2 )
- 日時: 2010/08/05 14:26
- 名前: 保持者 (ID: uT5MQLCg)
ゆっくりと、目を開ける。
もう水の音は聞こえず、真っ暗でもなく、嗅覚も感覚もしっかりして来た。
周りを見ればどうやら病室らしい。
「あー」
ろれつがしっかりせず、俺の声は母音しか出なかった。
しょうがないだろう。
俺はあきらめて声をとどめた。
「ツッ君がおきたわぁ」
「お、ツナ。起きたか」
俺はまだ視界がしっかりしない目で、両親となる二人を見た。
結構美人だし、若かった。
俺は記憶回路をめぐらせる。
だが、俺は生まれ変わったという事実だけを覚えており、前世の記憶が全く思い出せなかった。
すると両親は、にっこり微笑んで、俺の名前を言った。
「お前の名前は、沢田綱吉だ!」
—ザザ、ザ・・・
ノイズの掛かった記憶が、はっきりしてきた。
(俺は確か——本屋で——)
という事は、此処は漫画の世界、か?
俺はそんな思考をめぐらしたが、直ぐにあきらめた。
どっちにしろ、俺には前世の記憶がない。
この人生を、平和に平凡に過ごそうと思った。
(まだ小さな大空は、微笑んだ)
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