二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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バカとテストと短編集
日時: 2010/07/31 09:15
名前: 図書袋 (ID: QKK1E4WD)

皆さんこんにちは。
最近通知表にマニアックと書かれ、ムッツリーニが物凄く好きな図書袋です。
前回書いていた楽園の少女が無事完結(?)しましたので今回はバカテスを書こうと思います!
前作は——まぁペドフィリアさん達と幼女のお話といえば良いでしょうか。
これでも一応ダークな話だったんですけどね……

さてさて、今回の短編集は基本的に明るく&楽しくいきます。
ちなみにバカテスのラノベ(原作)はまだ続いてるし設定とか変わっていくかもしれませんがそこは許容範囲でお願いします。
あと、キャラ説明とかする気ないので、原作を知っていたほうが良いかもしれません。

では、楽しい(?)楽しい(?)バカとテストと短編集の始まりです!

〜目次〜
1.僕と皆と勉強会
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Re: バカとテストと短編集 ( No.1 )
日時: 2010/07/27 10:00
名前: 図書袋 (ID: QKK1E4WD)

1.僕と皆と勉強会

海から帰ってきて数日経ったある日。
外から聞こえる虫の大合唱と蒸し暑さが夏を感じさせてくれる。この日は皆と近くの図書館前の公園集合という事になっていた。
この日姉さんは朝早くから仕事だったし、家を抜け出すのは簡単だった。
姉さんには『皆で勉強する』と伝えてあるし第一、今日は勉強目当てで集まるのだから。
実は勉強も少しはするけど勉強目当てなわけじゃなく、単に暇だから皆で遊ぼうとなっただけだ。
家に居ても暑いだけだし、たまには皆で遊ばなきゃね!
「行って来ます!」

公園にて。
「遅いぞ明久」
雄二の声がしたので駆け寄ってみる。
公園に居たのは、雄二、霧島さん、秀吉、姫路さん、美波……と、
「あれ? ムッツリーニは?」
「理由は解らんが遅れとるのう……多分、もうそろそろ来るじゃろ」
秀吉がいつもの調子で言う。
「でもこういう時ってムッツリーニは遅れないのにないよね?」
「あ、美波おはよう。今日も胸がペッタン——ちょ、関節はそっちに曲がらなっ——ぎゃあああああっっ」
「なんですって?」
痛いっ! とにかく痛いっ! 
でも美波の言っている事は正しい。確かにムッツリーニは普段遅れない。何かあったんだろうか?
その時、僕の背中の方から声がした。
「ははっ、海の時以来だね、みんなっ♪」
「…………遅れた」
紛れも無く、工藤さんとムッツリーニの声だった。
「さっきムッツリーニ君を見かけたから一緒についてきたよ」
工藤さんが笑顔で言う。
「なるほど。だから遅れたんだ」
確かに工藤さんはメンバーに入れてなかったけどたまには良いよね。


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