二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【日和】Anxiety and frustration
- 日時: 2010/11/08 16:34
- 名前: 裂谷 (ID: A9wxTbZM)
こんばんはですっ!
ヒヨラーの裂谷です!
注意
・学園モノ
・なのになぜかシリアス要素、グロ要素アリ
・そして恋愛要素もぐちゃごちゃッ
・キャラ崩壊ひどすぐる。
・荒らしはUターンを所望します。
・オリキャラも入るのだよ(殴
・ふざけています。
・作者は吹奏楽部なので更新日程は不規則&遅い
以上が嫌な人は戻って下さい!
目次
主要人物>>1
第零章
其の壱>>4
其の弐>>5
お客様
黒雲様
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- Re: 【日和】Anxiety and frustration ( No.4 )
- 日時: 2010/11/08 16:27
- 名前: 裂谷 (ID: A9wxTbZM)
第零章 其の壱 夢か、悪夢か。
—何処だろう、此処。
目を開けて、思った。
—誰?
僕の上に、着物を着た女の子が乗っている。
左手で僕の胸倉を掴み、右手に短刀を持っている。
「—分かってないくせに」
—え?
「私の事なんて、何も分かってないくせにッ!!」
短刀が、振り上げられた。
「うわぁぁッ!!」
叫んで起き上がる。
嫌な汗が背中に伝う。
「ゆ…夢?」
くしゃ、と前髪を掴む。
—あの子に、何かあったのだろうか。
「…着替えるか。」
すっと立ち上がり、制服をハンガーから外した。
着替え終わって、ふと時計を見る。
「嘘ッ!?もうこんな時間!?」
時計の針は、自分が登校しようとしていた時間をとっくに過ぎていた。
鞄を乱暴に取り、部屋を飛び出した。
その時は、あの夢の事など忘れていた。
其の壱、終。
アトガキ。
ハイッ、駄文。
実は頭の中にネタがいっぱい入ってます。
明日も絶対更新!!(多分
- Re: 【日和】Anxiety and frustration ( No.5 )
- 日時: 2010/11/08 16:28
- 名前: 裂谷 (ID: A9wxTbZM)
第零章 其の弐 出会い、再会
(うぅ…先生の話してる内容が頭に入らない…。)
あの夢の所為で、何を言ってるかも分からない。
(でも、変だな…。)
あの夢だけは、今も鏡を見るようにはっきりと思い出せる。
(入学式の日からあんな夢見るなんて嫌だ…)
ふと横を見ると、ある女の子が視界に入る。
藍色の髪、青色の目。
その目は虚ろで、今にも寝入りそうだった。
(…この子、何処かで見たことある。)
胡乱な頭で考えるけど、肩に何か乗った衝撃で忘れる。
「え?」
見ると、さっきの女の子がすやすやと眠っている。
(わっ、わわわっ、起こさないとっ)
顔が何故か赤くなる。
躊躇しながらその子を起こそうとすると、女の子が目を開く。
(起きちゃった…)
「…ぅあ、すいません」
女の子はそう謝ると、姿勢を正して前を向く。
(なんだろう、この懐かしい感じ)
思い出そうとしても、思い出せない。
そうこうしている内に入学式は終わった。
教室に戻る途中、遠くから声が聞こえた。
「おーいっ、妹子ーっ!」
「…太子?」
その人は僕の前で立ち止まり、笑顔を向けた。
「お前、変わらないな!この女顔ぉ!」
「うるさいです。アンタだってそのマヌケ面、変わってないですね。」
「うっ、辛辣だな…。」
ひるむその人—神宮太子がしょぼくれる。
「まぁ、元気そうで何よりですよ。」
「おうっ!それより、妹子。」
「はい?」
「お前、生徒会入る気ない?」
………………………………………………。
「はぁ!?」
長い沈黙の後、僕が怒鳴った。
アトガキ。
太子は気がはえーよ。
ていうかおまいら教室入んないで大丈夫なのか?
文字数オーバーじゃない事を願う(泣)
- Re: 【日和】Anxiety and frustration ( No.6 )
- 日時: 2010/11/08 17:00
- 名前: 裂谷 (ID: A9wxTbZM)
第零章 其の参 第一印象
「いきなり言われても困りますって!」
「ん〜、そうか…。でも私生徒会長になりたいしなぁ。」
「はぁ!?アンタみたいなちゃらんぽらんが出来るわけないでしょう!?」
「やっぱり辛辣だぁ!!もういい!」
たっ、と太子が走って行こうとする。
「…ぁ、そうだ。」
「太子?」
「質問。私の名前はなんでしょう?①、神宮太子、②、神宮太子、③、神宮太子」
「…デュ●ララ!!の紀●正臣かぁぁぁ!!」
僕のつっこみが廊下に響いた。
「初めましてっ、担任の松尾芭蕉でーすっ♪」
担任の先生は、なかなかに優しそうな人だった。
(いや、それより。)
(教卓の上のぬいぐるみなんだ!?)
なんかぐったりしてるし、変な顔だし…。
そんな疑問を考えてると、自己紹介はあっという間に自分の番に。
「次の子はー…と、小野君いる?」
「は、はいっ」
吃驚して立ち上がる。
「え、えーと、小野妹子ですっ、これからよろしくお願いしますっ!」
(うわぁぁぁ、恥ずかしいぃぃ…)
真っ赤になりながら座る。
「えっと、次は…」
先生が言い終わる前にその人は立っていた。後ろを向いてみる。
「河合曽良です。以後お見知りおきを。」
そう男子生徒は言って、座る。
(冷静系か…。)
女子の最後ぐらいになって、気になった子がいた。
好き、というわけでもない。興味があっただけ。
「姫義葵です…。よろしく、お願いします…。」
入学式の時、隣だった女の子。
(この子は、引っ込み思案か…。)
第一印象は、コレ。だが、この考えはすぐに覆された。
アトガキ
あぅ、早く二年生編とか書きたい…。
デュラララ!!ネタはやりたかっただけです。
すいません。もう一度謝ります。すいません。
もっと更新できたらするつもり。
- Re: 【日和】Anxiety and frustration ( No.7 )
- 日時: 2010/11/08 21:46
- 名前: 裂谷 (ID: A9wxTbZM)
- 参照: http://plaza.rakuten.co.jp/k2naduki0623/
URLは緩月様が描いてくださった神絵ですよ!!
この絵が関連してる話が早く書きたい!
絵の女の子は(※ネタバレするので書きません)
まぁ分かりますよね。
第零章の其の壱と其の弐見りゃ。
11月8日の着物着てる女の子ですw
- Re: 【日和】Anxiety and frustration ( No.8 )
- 日時: 2010/11/27 22:27
- 名前: 裂谷 (ID: A9wxTbZM)
第零章其の四 逆転
「さて、と…帰るか。」
鞄に手をかけて呟く。
その前に、くるりと後ろ側を向いて思う。
(姫義さん…もういないのか。)
そして、廊下に出て歩き出そうとしたのだが、ふと足が止まった。
「…この……に…」
その足が止まった場所の方から、声が聞こえた。
「貴方達に……ないでしょう?」
その場所は—屋上へと続く階段。
(この声…姫義さん?)
階段を駆け上がる。
「だから、アタシらはなんでテメーがここにいるのかって聞いてんだよ!」
「頭おかしいんじゃないのー?殴っちゃいなよ?」
「だから…」
「黙れ!」
僕が屋上のドアを開け放したその時、姫義さんは女子生徒に殴られていた。
「…ッ!」
「さて…、え?」
女子生徒が彼女を殴った右手をぶらつかせる。そして同時に驚愕の声を上げる。
「……!?」
僕もその光景を見て、自分の目を疑った。
さっきまでフェンスに寄りかかっていた彼女が、スッと立ち上がる。
その目には、先程の静かな雰囲気は残っていなかった。その代わりに、彼女の目の中に見えたモノ。
思いっきりの、怒り。
ゆらり、と背後に黒いオーラが見えてもおかしくないほどの怒り。
「…あのさぁー?あたし、っつーか、俺ね?テメーらになんかしたァ?」
「ひッ…!!」
「俺は穏便に済ませたかっただけなのにさぁ、何?なんでワケもなく殴る?ホントさぁ…」
「こっちが黙っててよ、って言いたいくらいなんだよね」
その言葉の後、女子生徒たちが尻餅をついた。
「ぅあ…!ご、ごめんなさいぃ…!!」
「いや…!お願い、殴らないでぇ!!」
涙目でそうすがる女子生徒たちを見下し、一言。
「じゃぁ、消えてよ。こっからさ?そして、誰にも言わない、いいかィ?」
僕は立ちすくんでいた。
その、恐怖に。
そして、同時に—
心の奥で、キレイだと思った。
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